テーマ:スローライフ(924)
カテゴリ:里山・歳時記
「 竹八月」。
父から聞いた言葉です。 その時は、「ふーん」と聞いていたのですが 先日、調べ物をするために、図書館で借りた本を読んで驚いた。 七夕の日に竹を取って来て、着物を干す「衣竿(きんざお)=物干し竿」に使いよった。 昔の人は、着物は「元(根元)」から通すもんじゃいよりました。 ほら、竹にも「元末(もとうら)=根元と枝」があるでしょう。 されども、七夕竿なら「もと」からなり、「うら」からなりい、通しやすい方から通して良えというて。 それでこの日(8/7)に竹を採りに行くんですよ。 そして、どうしても行けん時は13日でも良えいうとりました。 「おばあさんの山里日記」 葦書房 ~~~~~~~~~~~~~~~~ 七夕の日に竹を取って来て、物干し竿にした。 洗濯ものは、物干し竿の太い方から通さなくてはならないという決まりがあったが、 七夕の日にとってきた竿なら、太い方からでも細い方からでもいい。 8/7に行けない時には、13日でもいいといった。 宮崎県の椎葉村という焼畑で有名な村の古老から聞き取りをまとめた本。 しかし、宮崎と岡山、はるか、時空を越え、竹は八月に切るということが言われていたとは・・・。 おそるべし、先人の知恵と言葉。 ・・・・・・・・・・・・・・・ これもアップしたのに消してしまった日記。再度アップ。 ・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★8月2日*川遊び・・・花咲く、合歓(ねむ)の木の下で*UP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.02 10:35:15
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