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2007.10.04
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カテゴリ:映画
「雲南の少女 ルオマの初恋」を見てきた。
雲南の少数民族ハニ族の暮らしが気になったからだった。
見るものを癒してくれる風景と暮らしを描いたこの映画、大好きになった。
映画「雲南の少女 ルオマの初恋」は、章家瑞(チアン・チアルイ)監督による“雲南3部作”の第1部だそうだ。
他の2本も見たくなった。

中国では、農民は貧者の代名詞のように言われている。
けれど、こんな豊かな文化と美しい風景をつくる人たちを大切にしなくてどうするのか?
ここに住んでよかったと思わせるような暮らし(年をとっても暮らしていけるようにするなど)しないと、
都市への流れは食い止められないだろうと思う。

■あらすじ■
ハニ族の少女・ルオマは、祖母と二人暮らしで夢は街でエレベータに乗ること。
彼女は、町でトウモロコシを売っているが客が来ない。
そんな時、映画館を営む青年・アミンが、トウモロコシを10本買ってくれた。
だが、実はアミンには金がなく、代わりにCDヘッドホンステレオをルオマに渡す。
アミンは翌日、外国人観光客が民族衣装を着たルオマと写真を撮りたがっていることに気付き、ルオマに観光写真撮影の仕事に誘うのだった。
+++

舞台は雲南省紅河州の少数民族・ハニ族の棚田である。
山頂からふもとへ延々と続く棚田。
そのあまりのスケールの大きさにさすが「白髪三千条」の国と、美しさに、ただ呆然としました。
それもそのはず、この棚田、ユネスコの世界自然遺産に指定されているのだ!

そしてそこに暮らすハニ族の暮らしのシンプルさ。
ハニの人たちは、自分でほとんど、すべてをまかなう。

機を織って布を作る。
その布を染める。
民俗衣装を作る。
田んぼで稲を作る。

トウモロコシを作る。
ほとんど歩いて移動し、遠くに行く時には、車に相乗りして行く。

ここでは、村単位で生活をする。
だからルオマが牛の小屋を作るというと、友人の女の子が総出で手伝う。
田植えも村中総出で行う。

なくなってしまった日本の村の形がここに残っていた。

田植えの時、男が女に歌いかける。
女がそれに答えて、歌い返す。
古代日本にあった相互に求愛の歌謡を掛け合う習俗、歌垣も残っていた。

人々が一緒に仕事をすることで生まれるコミュニティは
真の文化を生み出す源泉なのです。
そして、自然とともに生きるということは、真の文化を復活させることなのです。
ゲーリー・スナイダー (アメリカの環境詩人)

映画「雲南の少女 ルオマの初恋」には本当の文化があった。

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◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★10月4日*道普請(みちぶしん)*UP
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Last updated  2007.10.08 00:52:10
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