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2022.10.29
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カテゴリ:国内旅行

■9月28日(水)
根室を後の、霧多布(きりたっぷ)湿原に向かう。

道には、動物に注意の道路標識が!

鹿は本当に多いので、道にも「シカ注意」と書いてある。

霧多布湿原を見下ろす高台にあるのが、霧多布湿原センターに行った。

ビジターセンターとして、訪れた人たちへより深く湿原を楽しむための情報提供を行うほか、
カフェやミュージアムショップも。

ナショナルトラストの事務所があって、湿原のガイドをしてもらう。
ガイド料は、ちょっと高めだけれど、自然保護とナショナルトラストの団体の維持費
ということで納得。

ビジターセンターに入ってすぐ目を引くのが、長さ8メートルもの長昆布の展示だ。
実は、浜中町は天然昆布の水揚げ量で日本一を誇るまち

浜中町の自然や産業を分かりやすく楽しく学べるよう工夫された展示は、子どもたちにも人気が高い。

昆布漁は、この地区の場合、7月10日から10月末まで。
この期間の朝5時半から朝9時半まで。
朝は、5時半のサイレンがなるそうだ。
昔は、日が暮れるまでだったが、今は資源を守るために一日4時間と決められている。

海が時化(しけ)ると、それまでしっかり根をはっていた昆布が抜けて海を漂います。
 それを漁師の人たちは腰まで海につかり手で拾い集め漁獲します。
これを「拾い昆布」といい、男も女も、夏も冬も、周年営まれています。

「落穂拾い」ならぬ「昆布拾い」。

ガイドさんの案内で霧多布湿原を歩いた。
霧多布湿原は、約3000haある国内で5番目に大きな湿原です。
また、花の湿原と呼ばれるほどさまざまな花が咲く原生花園でもあります。
体表的なものとして、ワタスゲ(7月上旬頃)とエゾカンゾウ(7月中旬頃)は見もの。

▲♪りんりんリンドウは濃紫・・・。

湿原の花全体の見頃は6月中旬頃~7月下旬頃までです。
花だけでなく野鳥観察も楽しめます。
人気の高いタンチョウは夏、オジロワシは通年見られます。
運次第ではありますが、花だけでなく鳥も意識して観光されると、偶然の出会いが訪れるかもしれませんね。

ガイドさんが「エーデルワイス」と言っていたが私が知っているのとちょと違うような・・・。

▲やちぼうず木道を歩く。
ヤチボウズは漢字で書くと「谷地坊主」または「野地坊主」。
谷地=湿地にある人の頭のような形もの、というところから呼ばれ始めたと考えられます。
ヤチボウズの正体はカブスゲやヒラギシスゲなど叢生するスゲ類で、密集した根茎が上へ上へと成長することと、冬季の土壌凍結と雪融け時期の流水によってとっくりを逆さまにしたような、独特な形になります。

▲このやちぼうずは、70年くらいたっているらしい。

ヤチボウズは湿った土地の中で微高地を形成することから周辺よりもやや乾いた条件となり、内部にアリが巣を作ったり、キタサンショウウオの生息環境となったりします。また、ヤチボウズの上部に別の植物が生育しているのもよく見られます。

釧路市と根室市の間に位置する浜中町にある霧多布。
名前の通り、霧がたくさん出る土地です。
ですが、本当の由来はアイヌ語の「茅を刈る場所」によるもの。
名前に霧がつくのは偶然
のようです。


 霧多布湿原にある琵琶瀬木道は片道が約500mあり、湿原の中を歩きながら四季折々の姿を楽しむことができます。

琵琶瀬とは,アイヌ語のピパ・セイ(カラス貝の・貝殻の意)に由来する。

木道の行きつく先には、泥側があった。
ここでカラス貝を採っていたのだろうか?


琵琶瀬の入り口には、ナショナルトラストの運営するカフェがあった。

ビジターセンターに帰ると、ガイドさんが手作りのクッキーをくれた。
ラッコの親子とラッコの餌だそうだ。
ありがとうございましたm(_ _"m)

▲霧多布岬。

▲霧多布灯台。


厚岸(あっけし)大橋を渡って、この日の宿に。

夕食に出てきた牡蠣料理は美味だった。

厚岸は古くから牡蠣の産地として知られており、厚岸という地名の語源もアイヌ語で『アッケシシ』(かきのあるところ)という説があります。
釣り客多し。

~ 「黒潮」+「親潮」でおいしい魚 ~
太平洋厚岸沖で暖流の「黒潮」と寒流の「親潮」が交差する。
ここは「潮目」と呼ばれ、多くのプランクトンとそれを餌とする魚が集まる好漁場。
だから厚岸沖で水揚げされるさんまやさけは、プランクトンをたっぷり食べて栄養満点。“おいしい魚”なのです。

●8272歩●厚岸(あっけし)
9/22-1■70代夫婦が北海道・東部をレンタカーで廻る
9/22-2■網走番外地/モヨロ貝塚/能取(のとろ)岬
9/23■道東の旅:網走駅/知床・オシンコシンの瀧/オロンコ岩
9/24■知床五湖/鮭の遡上を見た
9/25-1■知床観光クルーズ/知床横断・知床峠
9/25-2■日本最大の砂嘴(さし)野付半島:トラクターバスに乗る
9/26■野付半島でアザラシとキタキツネを見た/根室・車石
9/27-1■道東の旅13日間:根室:国葬の日の納沙布岬
9/27-2■根室:春国岱(しゅんくにたい)/最果ての駅「昆布盛」駅
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Last updated  2022.10.29 00:05:20
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