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2023.11.04
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テーマ:■雑学王■(724)
カテゴリ:トリビア

今年5月16日、徳島県の出羽島(でばじま)という島に行った。
出羽島(でばじま)

現在は沿岸漁業を中心に、約70人ほどの人が暮らしている小さな島。

島の家と家の間をこの地方独特のいい方で「あわえ」という。

「あわえ」という言い方をするというのを島に行く前に知っていた私は、「!!」と気が付いた。

高校時代に習った「平家物語」に次のような一文がある。
 矢ごろ少し遠かりければ、海へ一段(いつたん)ばかりうち入れたれども、
なほ扇の*あはひ*七段ばかりはあるらんとこそ見えたりけれ
**(現代語訳)**
矢を射るには少し遠かったため、与一は馬を海へ一段ばかり乗り入れたが、
それでもまだ七段ほどあるだろうと見えた。

この「平家物語」の中にある「扇の*あはひ*」は、
沖の船の扇の的との「間」という意味。

**********

徳島県の出羽島(でばじま)では、「家と家の間の通路」という意味で使われている。

また「あわい」が縮まって「あい」という言葉になる。
上の写真は、「あいかき」=「間掻き」という道具
。(徳島県)
「間」=あい。
「あい」は、大阪では「あいさ」という言い方で古老が言うのを聞いたことがある

他の地域でも言っていた。
●「あいさ」で始まる方言
●あいさ (群馬の方言)
隙間。 椅子持ってぐからあいさに入れて(椅子を持っていくから二人の座席の隙間に入れて)
●あいさ (埼玉の方言)
合間。 勤めのあいさに桑切りしたんさ(勤めをしている合間に桑切りもしたのさ)

●あいさに (奈良の方言)
たまに。時々。
あいさにわしとこへも遊びにきとくんなはれ
(時々、私のところにも遊びに来てください。
古い言葉は、京都で出来て、カタツムリのような遅さ(速さ)で移動して、最後は島など移動ができないところで止まるというが、納得だ。

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Last updated  2023.11.04 22:49:44
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