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一体、世の独身男性のうち何人が、平日の朝ごはんに刺身をつくるだろう?
2回目の修行を、平日の早朝にO君宅で行った。 ”朝の時間を大切にする”、僕とO君は、そういうところもよく似ていて、とても気持ちがいい。 さて、1回目の修行から、2週間。 O君宅に向かう地下鉄の中でメモを読みながら、僕は多少不安になった。 だけど、アジを前にして包丁を握ると、身体が覚えていた。両手が反応する。 ぜいごはスムーズに取れたし、三枚おろしは骨に身を残さず美しく取れた。骨抜きも1本残さず取れたし、O君からはほとんど指導されることなく、刺身をつくり終えることができた。 何より、時間の限られた早朝だから、集中力がグッと高まる。 1回目は100分くらいかかったアジ捌きが、2回目は約30分で済んだ。 今朝取れたばかりの(O君が築地市場で買ってきてくれた!!)、脂の乗った関アジの刺身は、エモイワレヌオイシサだった。 O君の指導の賜物だ。 O君を我が師匠に選んだ僕の目に狂いがなかったことを誇らしく思う。 これからは自宅でも自主トレをするつもり。 もっと速く正確にアジを捌けるようになったら、盛り付けを学び、調理を学んでいきたい。みんなと一緒に食べる日が励み。それを想うと夢中になる。 あ、いま気付いた。マウスが生臭い。キーボードからもアジの臭いがする。次回からは石鹸で手を洗わなくてはいけない。 詰めが甘い。 修行はつづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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