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私訳・源氏物語

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October 7, 2010
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カテゴリ:旅行

翌朝は気持ちのよい秋晴れでした。

 朝食はお決まりのバイキングで、何か食べないと運転できなくなるとは思うものの、
昨夜の揺れと船体が沈むたびにドーン……と重く響く音でよく眠れず、
そのせいか起き上がると軽いめまいと吐き気がして、文字通り食指が動きませんでした。

 それでも私はクルマに乗ると、案外元気になるのです。

船底で下船を待つ間にナビを設定しようとしたのですが、
エンジンを切った苫小牧が出発点になっていて、
少し動いたところでやっと仙台港であることを認識してくれました。

一番目の目的地は、若林区にある家人のマンションです。

3LDKの改装工事終了後、そこを貸すか売却するかの話が持ち上がったため
旅行も兼ねて見に来たというわけです。

部屋は6階にあって、エレベーターを下りると
どこからともなくキンモクセイの甘い香りが漂ってきました。

古い城下町らしくマンションの周囲にはお寺が多くあって、勤行の声が聞こえることも。

「店をやめたら、仙台に住むのもいいね」

 仙台は家人が生まれ育った故郷でもあり、二人とも学生時代を過ごした街です。

当時とはすっかり様変わりしたとはいえ馴染み深い土地ですし、
雪が積もらないことも老後には大きな魅力です。






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最終更新日  March 6, 2017 10:08:13 PM
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