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私訳・源氏物語

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September 10, 2016
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カテゴリ:最近のこと
ブログをはじめてから今年一月で、10年が過ぎた。

最初のころは一日のアクセス数が25ほどだったが、
自分の文章に読者がいることが嬉しく気恥ずかしく、そしてありがたかった。

その後は更新した日に50から60に増え、
ここ数年はありがたいことに100を超え、200に届くほどになった。

毎年10月になるとアクセス数が急に増えるのだが、
今年は9月初めから300アクセスを超える日が続いている。

時期的に見て、卒業論文の追い込みに関係しているのではないか、
と推測しているが、ここ数日は400を超える日が続いて驚いている。

もちろん嬉しいには違いないのだが、
今まで休んでいた分を取り戻すためにもせっせと書かなくては、
という背中を押されたような気持になっている。

卒論といえば、近くのドコモショップで働く女性が、
大学時代に日本の古典文学専攻だったそうで、源氏物語で話が弾んだ。

私のブログを「ゼミのみんなで読んでました」と言ってくださったが、
「でも、意訳ですよね」というのは、
つまり参考にはならなかったということだろう。

大学の授業で文法通りに現代語訳したサイトもあるが、
辞書から拾った言葉をつなぎ合わせた文言が多く、
文意がよく分からない上に情緒のない文章になっているのが残念だった。

「源氏物語悪文説」というのがあるらしいが、何となくわかるような気がする。

しかしそれでは研究者はともかく、私のような一般読者にはつまらない。
物語は面白くなくてはいけないのだから。

そう考えてみると、田辺源氏や与謝野源氏はもとより、
原文に忠実と思われる谷崎源氏も、
訳者の意図や気持ちが行間に込められていないはずはない。
ならば多かれ少なかれ「意訳」になりはしないだろうか。

1000年を生き抜いてきた物語は、
人物イメージが固定化されていてなかなか動かしがたいのだが、
定説にとらわれず、
私自身の感性を大事にしながら後半を読み進めて行きたいと思っている。





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最終更新日  March 4, 2017 08:35:50 PM
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