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カテゴリ:クラシック音楽
ヨゼフ・スーク(11分) ゆっくりとした丁寧な演奏で、力強く粘調性のあるきれいな音! 若いころの味気ない演奏(ベートーヴェンのVn協奏曲やロマンスなど) しか知らない私には、ちょっとした驚きだった。 彼も年を取ったな、という感じがしたが、 伴奏がオルガンであることとともに好印象だった。 ヘンリク・シェリング(12分12秒) 録音のせいかもしれないが、音が平坦で個性が薄い感じがした。 緩急のメリハリがあるが、急では特に速すぎるように感じた。 伴奏のピアノが大きく出て来るところがあって、それが多少邪魔でもあった。 ハイフェッツ(9分44秒) シェリングの後に聞いたが、シェリングの演奏よりも音の響きが良いと思った。 伴奏がオルガンで控えめなのも良かったのだが、 だんだん演奏が速くなっていくので浸って聞いていられない。 10分弱の演奏なのに最後まで聞く気になれなかった。 ナタン・ミルシュタイン(10分04秒) 思い入れたっぷりという感じの演奏だが、高音が多少耳につく。 グリュミオー 演奏に緩急があるが、ピアノの伴奏が控えめで好印象だった。 ★ 上記で一番聞き応えがあったのは、
ドボルザークのひ孫であるヨゼフ・スークだったが、 年齢とともに演奏に味が出て来るのはいいものだと感じた。 残念ながらここでは聞けなかったが、パールマンだったら どんな演奏になるのだろうと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
November 15, 2019 03:23:40 PM
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