カテゴリ:大家業
物件の決済に行ったゴッドマザーから事務所に電話アリ。
「あのね~、手数料が変なんよ…」 「もしかして…仲介手数料の消費税?」 「そうたい」 「何て?」 「どうしても取るげな」 「仕方ないね。訴訟の件は?」 「してもよかよって…」 毎回、毎回、決済で揉めているのが消費税の取り扱い。 やっぱり一度、訴訟するしかないようです。分かりやすく説明すると… 個人Aと法人Bが新築の居住用マンションを購入します。 売主から購入するので仲介手数料0です。 建物分 1000万円 消費税 50万円 土地分 450万円…土地は消費しないので消費税対象外 総合計 1500万円 この物件を購入価格と同額で売却します。問題はこのときに発生します。 法人が1500万円で売却するとき 建物分 1000万円 土地分 450万円 総合計 1450万円に対して、 仲介手数料と消費税が必要です。 手数料 495000円×1.05=519750円 個人が1500万円で売却するとき 建物分 1050万円 土地分 450万円 総合計 1500万円に対して 仲介手数料と消費税が必要です。 手数料 51万円×1.05=535500円 その差額15750円。 5%では、差額15750円ですが 消費税が大きくなると、この差額も大きくなります。 法人と個人、同じ購入価格で売っているのに 何で不動産仲介手数料の額が 法人より個人のほうが高いのよ~!!! 毎度、毎度、不動産屋に説明しているけど 今回は業者が納得してくれません。 少額だけど、訴訟することになりそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.02.19 22:43:06
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