埼玉県熊谷市に国宝があると知ったのは、つい最近のこと。
関東に居住する友人に熊谷市に行くと言ったら
「暑い以外に何かあったかねぇ?」
という何とも微妙な返事。
埼玉県北部にある人口20万人の経済拠点 熊谷市。
40度を超える猛暑の記録を持つことでも有名です。
JR熊谷駅前からバスに揺られて約30分。
国宝なのに私以外に誰も下りない不思議な観光地。
標識に従って奥へ奥へと進んでいくと...
ありました。ありました!
豪華絢爛ド派手な本殿です。
日光東照宮から約100年後に建てられた本殿。
彫刻師の技術は洗練されながら進歩しました。
その技を駆使して作られた見事な作品です。
この建物が優れているのはそれだけではありません。
ほとんどの国宝は権力者が建造したものですが
この妻沼聖天山本殿は庶民の浄財で
長い時間をかけて完成したのです。
これは一見の価値ありです!!!
暑いので熊谷名物「雪くま」でちょっと一服。
「雪くま」は熊谷名物のかき氷。
いろいろと細かな決まりがあるそうです。
妻沼で参詣、雪くまで一息。
夏の思い出にいかがでしょうか?