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今日で9ヶ月です。 すっかり寒くなってきて、雪が降ったあの震災の日を思い出します。
先日、会社の先輩にコピーしてもらったDVDをねずみ君と見ました。 私の職場がある多賀城市の被災状態が映ったもの。当日の被害状況から 全国の支援を受けて徐々に復活していく様子をまとめたものです。 自分の知っている場所たちがどんな風に津波に襲われていったのか・・・ テレビから流れる悲惨な状況を目にするのが嫌だった時期もありましたが、 今こうしてあらためて見ると不思議な気持ちになります。 自分が体験した日々なのに、まるで遠いことのような夢の中のような曖昧な 気もするけれど、あらためて映像を見れば確かに蘇っていくあの日々。 どこかで忘れたいような思いもあり、でも決して忘れてはいけないと いう微妙なバランスのせいなのかもしれません。
DVDに記録されている状況から現時点を考えると、本当に人間って なんてすごいのだろう!!と単純に感動します。 失ったモノは戻らないけれど、形を変え『想い』を加えて新しく また人間が営みを続けられる状態へと戻ってきているからです。
昨夜は皆既月食でした。東京の友達からも『見てね~』って メールが来て。。。寒い中何度も庭に出たり入ったり(笑) こうして、何度も何度も夜空を見上げたのは街から電気が消えて 星が恐ろしいほど美しく見えた3月以来かもしれません。 昨夜も星は綺麗に輝き月は神秘的な様子を見せてくれました。
もう9ヶ月なのか、まだ9ヶ月なのか・・・正直分かりません。ただ、 こうしてストーブの前でうたた寝をしているハナを眺めながら
暖かい部屋でブログを書いたりしている『今までと同じ日々』を過ごせている 『今』があります。本当にみんなのおかげです。
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