paseri部屋

「新宿インシデント」（2009)を観ました。

監督・脚本：イー・トンシン
出演：ジャッキー・チェン 、 竹中直人 、 ダニエル・ウー 、 シュー・ジンレイ 、 加藤雅也

＜内容＞
恋人のシュシュを追って日本に密航してきた鉄頭は、なんとか新宿・歌舞伎町にたどりつき、友人の阿傑の元に身を寄せる。その後同郷の友人たちと共に日雇いの仕事をしたり、警察に追われる中で刑事の北野と知り合いになったりしたが、シュシュは見つけられずにいた。そんな折、ナイトクラブでの仕事中に幹部ヤクザ・江口の側にいる美しい女性に目を奪われる。彼の妻だというその女は、なんと鉄頭の恋人のはずのシュシュだった……。

ジャッキー・チェン主演の日本を舞台にした映画です。
はなしは、恋人を追って日本に密航してきた鉄頭が友人を
たよって新宿・歌舞伎町にやってきます。
そして、日雇いの仕事で生活をするなか、ヤクザ・江口といっしょにいる
女性が鉄頭の恋人・シュシュでした。

あるとき鉄頭の仲間が別の中国人グループからいやがらせをうけ、
そのはなしあいに向かった鉄頭でしたが、偶然、江口が狙われる現場に出くわし、
江口を救出、江口の家にいくとそこにシュシュがこどもといっしょに。
鉄頭は江口とシュシュが結婚していたことを知るのでした。

江口は助けられたことにより鉄頭に接近、鉄頭の依頼と江口の依頼ががっちし
仕事のあと鉄頭は中国人地区の責任者となるのでした。

鉄頭はクリーンに地区の運営を試み、また仲間にその自治を任せるのでした。
しかし、しばらくすると、その地区ではドラッグなどの売買など
鉄頭の思い描いたものとちがうものとなってしまっていました。

江口の敵対勢力、警察に睨まれる地区となり、鉄頭は刑事の北野とともに
仲間に現状を問い詰めますが逆に仲間割れとなります。
そこに、敵対勢力の組の襲撃がはじまるといった展開です。

ジャッキーのカンフーアクションもなくどこか暗い役柄、ジャッキー初
のR－１５指定と今までとは違う作品ですが逆に今まで、アクションなし
の映画を撮ってなかったことがある意味、ジャッキーも冒険できなかったのかな
とも思いましたね。

初っ端に題がでますが「新宿事件」と中国題で表示されますが、
むかしの日本の任侠映画のような題ですが、そのとうりの映画でしたね。


　「新宿インシデント」