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朝日新聞 2010年3月23日 「声」に 掲載
「献体を考える」 私たち夫婦の母親は、どちらも戦争で夫を失った同じ境遇ということもあり、 晩年まで同志のように友情を分かち合った。 60代半ばに二人は話し合って献体を決め、ある大学病院に登録した。先に逝っ たのは私の母だった。覚悟はしていたものの、そのまま荼毘に付したい思いが 募り切なかった。 2年後、大学病院から遺骨引渡しの慰霊祭の知らせがあった。 「とても、心のこもった慰霊祭で、医学生からも丁寧な感謝の言葉があったよ。」 と、遺骨を引き取りに行った弟は話してくれた。 夫の母は私の母の様子を見ていたので自分の献体に対しても安心したようだった。 そして10年後に献体した。 さて私も60代の終わりに近づき、そろそろ献体の登録を考えていた。ところが 9日の朝刊で「献体登録、20年で倍」という記事を見た。 献体も狭き門になってしまったようだ。登録はもう少しゆっくり考えてみようと思った。 width="364" height="259" alt="momoab.JPG" border="0"> 3月9日 朝日朝刊「献体登録、20年で倍」の主旨 最近、大学病院に献体登録を望む人が急増しているという。 20年前は 望む人の数が少なかったが 今は多すぎてお断りする場合も増えてきたらしい。 理由としては家族関係が希薄になり、弔ってくれる家族がいなくなった老人が増えたこと。 未婚者が増えたこと。経済的にお葬式を出せない人が増えたこと。 ホームレスなどに身元不明者の行き倒れも多くなったなったこと。 また、希望すればそのまま大学病院の慰霊塔に遺骨を納めてもらえるので、 それを望む人が献体希望するらしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年02月23日 09時24分21秒
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