273731 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

  新 つれづれ日記     

  新 つれづれ日記     

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2019年07月19日
XML
カテゴリ:ロシア・マガダン

マガダン(ネット・ウイキぺディア)


ロシア・マガダン  嘆きの仮面
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
​​
 

私と夫は2005年9月から1年間 マガダンの北方国際大学ですごしました​。
スターリンは第2次大戦終了後、国内の政治犯はもちろん、日本人を始め57万人もの兵士と 民間人を満州などから連行強制抑留し、最長10年もシベリア開拓のために強制労働をさせました。

その中でもロシアの奥地マガダンは 抑留者を震え上がらせた地獄の地と言われたました.
 ロシア全土に400か所の収容所をつくり、森林の伐採、石切り,鉱山の採掘の仕事をさせたそうです。最近の調べで 女性も数百人いたそうです。
  シベリヤ抑留での死亡者は5万5000人 そのほとんどが餓死だったそとか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
実は私のも父の戦死で 母はそのが来ても 遺骨が来ても 戦死を認めず、シベリア抑留者の中に父が居るるかもしれないと望みをかけていました。5年以上あきらめずに、夫の帰りを待ちました。 歌「岸壁の母」の気持ちだったことでしょう。私はあの歌を聞くたびに涙がでてきます。

マガダンには その強制労働の犠牲者たちの鎮魂の記念碑 「嘆きの仮面」が 街を見渡す丘の上に建てられていました。マガダンでただ一人の日本人在住者Iさん夫婦が私たちを案内してくださいました。

 日本人捕虜たちは強制労働でマガダンの街中にある県庁舎やアパート群の建築もさせられました。 日本人捕虜が作ったは建物は 今も健在で
  日本人の建築レベルと丁寧な仕事ぶりはは、今もマガダンの人々に賞賛されていました。
 

「嘆きの仮面」は素晴らしい 像で 目から 悲しみの人々の涙が溢れています。スターリン時代の犠牲者を弔い、平和を願う碑です。
 マガダン近くにあったいくつもの収容所の名も表示してあります。
 ロシア人だけではなく、ユダヤ教とか、アジアの民族の石碑が建っています。




  日本人捕虜がその中に含まれているかどうかは定かではありません。
 シベリアに連れてこられた日本人捕虜は50万人以上、マガダンには3000人も来ていたといいます。
つい2,3年前まで マガダンの女性と結婚して、マガダンで生涯を終えた日本人の老人がいたという話もききました。

多くの ロシア人、反体制の考えの人や罪もない多くの人々が流されてきています。
 学生にきくと後に宇宙ロケットを設計した科学者や、ソ連時代の高名な演劇の役者もマガダンに来ていたそうです。 ロシアの「流刑の習わし」はスターリン時代以前からあり、トルストイの「復活」などにも詳しくその流刑の様子が書かれています。
とても悲惨なことでもありましたがが、今、流刑者たちがこの地に残していった文化や 技術や 音楽や 芸術など、中央の高い文化の香りがこの地をある意味で知的で知的なものを残したと言われています。 
 流刑者の中にはこの地にとどまって結婚し人生を終えた人も大勢いたとききます。その子孫の血はマガダンの人々の中に残されたのでしょう。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・








マガダンノ海岸線は中央に飛び出しているので左右両側に二つの湾があります。
私達の宿舎の近くはナガエボ湾です
今日はじめて もう一方の 「ゲルトネラ湾」に行ってきました
こちらの眺めは島や遠くの山脈が見え変化がありすばらしい眺めでした。 海の水質もこちらの方がきれいで、夏には海水浴ができるそうです。
  雪どけの水が海に入り込む時の真っ青な川面色はそれは美しいそうです。
 今日は川面はまだ凍っていました。
 この凍結した海に車をくりだして車のスケートを楽しむ若者たちがいす。
 何度も事故を起こしていて、テレビでも注意をうながしていますが、
 若者にはこのスリル満点の遊びがたまらないのでしょう。
 勿論、廃車寸前の車を滑らすのでしょうが。
​​​​​・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

道子とKのギャラリー





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019年09月15日 11時38分27秒
コメント(0) | コメントを書く
[ロシア・マガダン] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.