農耕民族のサッカー
以前からトンチンカンな説を平然ととなえる有名スポーツライター氏、
オシムになってやたら「日本人は農耕民族、狩猟民族とは違う」
見たいな発言が目に付く。
それを真に受けるニワカサッカーファンがあちこちの掲示板で自慢げに引用する。
前々から疑問をもっていたこの説、
だいたいいつごろのことを言ってるのか?
大昔ならどこも狩猟民族だったはずなのだが、弥生時代くらいのことを言ってるのだろうか?
かなり昔にさかのぼっても、文明のあるところでは農業も発展していたし、
反対に日本では漁業という形ではあるが狩猟は行われていた。
こういう人の話はしょせん狩猟民族(好戦的)のストライカーと農耕民族(平和主義)の日本のストライカーでは違うみたいな事が多いが、
最近の格闘技ブームは言うまでもなく、柔道、空手、相撲など日本人は世界でも有数な好戦的民族だと思うが?
戦国時代、農繁期には米を作り、刈り入れ後は合戦に行っていたのは義務教育受けてればみんな知ってるはず。
各地域にはケンカ祭りのようなものが現存するのもご存知だろう。
それなのになんで「日本人は農耕民族、狩猟民族とは違う」見たいな発言がまかり通るのか?
オレだけがバカなのか不思議なので検索で「農耕民族」と入れてみた。
すると、出るわ出るわ、やはり同じような疑問を持った人は少なくないようだ。
そんなことを書いてるうちに試合が始まり、前半終了。
うーん、まったく良いところなしですね。
こんな相手に苦戦してるようじゃジーコやトルシェと変わらないというかそれ以下のような。
後半期待