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オランダ ネーデルラントより

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2004年09月01日
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「オランダで、窃盗犯で逮捕!」
な~んて、冗談にもならないタイヘンなこと。

「オランダで、軽犯罪でつかまらないためには?」
オランダは、米国ほど法律に細かくない、というのが筆者の印象。
でも、知っておくべき法律や、条例を知らなくて拘留されたら
たまらない!
よくわからないまま、刑務所行きなんて、冗談じゃない!

てなわけて、外国人として、オランダで知っておかなくてはいけない
ことが、今日のテーマです。

今週から、オランダ語学校が始まった。
学校は、オランダの偉大な芸術家の名前にちなんでつけられたM。
教科書は、Nieuwe Burenを使用。
学費が安いので、全く期待していなかった。
しかし、やってることのレベルは高い!

先生は、全てオランダ人(当然だけど)。
実際の保険、不動産の契約書が出てきたり、新聞記事、法律などが
織り込まれ、生徒は、無理なく実践のオランダ語が学べるように
なっている。

フォローアップとして、コンピュータプログラムの自習ができる。
内容は、テレビのソープオペラのようなストーリー。
楽しみながら、オランダ語のナマの会話を勉強できる。

このメソッドで、中学校の時から、英語を勉強してたら、
もっと、はやく英語が、うまくなってたのに…
つくづく、70年代の英語学習や受験英語の理不尽さを嘆く。
もっとも、自分に語学力がないせいなんだけど・・・

本日のテキストのテーマは法律。
W先生は、50歳すぎ(?)のおじさん。
白い髪とひげもじゃもじゃ。お腹はビア樽。
オランダ版サンタクロースのシンタクロースの真っ赤かの衣装をきたらピッタリという風貌。
灰色がかった、クリスタルブルーで、ひとなつっこく笑う。
授業は基本的に、全てオランダ語。
ところどころ、英語で説明してくれる。
かなり格調高いイギリス英語を話す。

オランダにおける、法制度のシステムの基本的な説明。
ほとんど、日本と同じ。
ただ、法治国家からきていない移民が多いので、こういったことは、しっかり説明してくれる。
ただ、日本は、平成21年までに「裁判員制度」が導入される。
でも、オランダでは、今のところその予定はないらしい。

W先生は、法律の専門家ではないから、一般的なことしか知らない
とは前置きしてくれたけれど。

基本的に、オランダでは外国人はIDカードの提携の義務がある。
外国人のIDカードとは、オランダ語で、「Verblijfsdocument」という。
いわば、滞在許可証であり、長期滞在ビザでもある。
警察官に要求されたら、みせなければいけない。
いわば、オランダの「外国人登録証」かな?
会社に出社するときも提携の義務がある。

ホントか?今まで、一度も見せたことがない。
警察官に呼び止められて、きかれたこともない。
ただ、DIYショップで、床磨きの機材をレンタルするとき、
IDカードをみせるよういわれたことがある。
その時だけかな、役にたったのは。

外国人が、軽犯罪に巻き込まれる例。
自転車を駐車していて、カギをなくした。
そこで、カギを外そうとガチャガチャしていたら、
警察官がきて、窃盗罪で、現行犯逮捕ってなこともある。
こういうとき、自転車が自分の所持品である証拠や、IDカードが
あれば無罪放免である。

オランダでは、自転車がよく盗まれる。
すげぇ~ボロい自転車でも盗まれる。
だいたいは、「乗り捨て」され、運河の中に放り込まれて、出てこない。

アムステルダムの中央駅で、見知らぬ人に声をかけられ、
「自転車を、格安で買わないか?」
といわれたら、絶対に
「Nee!(「ネー!」)」
「いらない」といおう。
絶対に買ってはいけない。盗まれた自転車だからだ。
警察に見つかったら、窃盗罪で逮捕されても、仕方がない。

スーパーマーケットで、よくオランダ人のママが、レジで清算する前に、
お店の商品を、子供に与えているのを、よくみかける。
泣いている子供をなだめすかせるためだ。
しかし、絶対にマネをしてはいけない。
現行犯で、窃盗罪として逮捕されても、仕方がないからだ。
実際には、お店のレジ係りは、かなり寛容に、みてみぬフリをしている。
そこまで、軽犯罪にうるさくないのも、オランダ流。

ヨーロッパのスーパーマーケットで、日本にないシステムがある。野菜や果物などは、客が自分で、備え付けの計量機に商品をのせ、商品のボタンを押す。
すると、値段のついたシールがでてくるので、それをつけて、レジで清算するのだ。
日本に進出した仏系のスーパーが、このシステムをそのまま、
持ち込んだ。しかし、日本では大不評だったという。
このシステム、よく知らないとかなり迷うことは確かだ。
子供が勝手にバナナを一本とって食べてしまい、お金を払わないということもありえる。

オランダでは、麻薬も違法である。
「え、ウソ~?オランダってなんでもOKなんじゃない?」
たしかに、「コーヒーショップ」というところにいけば、
マリワナなどが手に入るのが、公然の事実だ。
個人使用に関しては、警察官に見つかってもかなり、
大目にみてもらえる。

でも、外国で、快適に安全に過ごそうとすれば、
その国の法律を守るのが一番。
自分の国で、違法なことも、しない方が無難、無難。








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最終更新日  2004年09月01日 06時12分04秒
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