|
テーマ:海外生活(7771)
カテゴリ:オランダ社会・文化・風俗
シンタクラースがやってきた!
「ん?サンタじゃないの?」 オランダでは、Sinterklaas(シンタクラース)。 米国のサンタクラースは、もともとオランダの移民から もたらされたSinterklaasが この元祖サンタさんに迫る! 毎年、12月5日の3週間前から Sinterklaasというおじさんが、 zwarte Pieten(ズワルトピート)というお供を連れて 蒸気船に乗ってオランダにやってくる。 もちろん、1年間おりこうさんにしていた子供達に プレゼントをいっぱい袋につめて。 悪い子は、スペインに連れて行くというちょっとこわい おじさん。 長くて白いヒゲと白髪をはやし、赤いマントに赤い帽子を かぶっている。 子供が楽しみにしている冬の行事。 クツの中に、プレゼントのりストをいれて、 シンタにお願いをする。 するとシンタは、子どもたちの靴にいれるお菓子は、Kruidnoten というスパイスのきいたクッキーや、Taai-Taai というちょっとしけったようなクッキー。 アルファベット・チョコレート、チョコレート・コイン、 マジパンで作った動物や果物と、 リストにあるプレゼントとそれにちなんだ詩をつけて クツの中にいれてくれる。 長男の学校にも、Sinterklaasと 背の高いZwarte Pietenがやってきた。 Sinterklaasの赤い衣装と帽子をきせて、上機嫌の長男。 すると、Sinterklaasが 「おまえは、Zwarte Pietがふさわしい。 ワシの共に加えてやろう」 な~んていうもんだから、長男の怒り爆発! 「子供だからって、バカにするんな!」 とばかりに、シンタのヒゲを引っ張る。 「ほっほっほ~。力がつよいの~」 離そうとするんだけれど、長男は力が強い! 離せない! ニヤリと小気味良い笑みを浮かべる長男。 あせるシンタ。 シンタがヒゲと格闘している間に、 すばやく、カツラと帽子をひっぱがそうとする長男。 もう、すげぇ~三つ巴状態。 筆者が何とか、長男をひっぱがした。 彼は、お怒りのご様子。 シンタ役の方には、気の毒なことをした。 相棒は、写真を写すのに忙しく、 他の人は面白いのではやし立てていた。 無責任だなぁ~。 シンタがくると、この珍事件を思い出す。 今年は長男にZwarte Pietの衣装をetosでかった。 何事もなければいいのだが・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年11月16日 03時37分45秒
[オランダ社会・文化・風俗] カテゴリの最新記事
|
|