テーマ:食べ物あれこれ(49637)
カテゴリ:がーでん(grrl of soil)
私の住んでいる通りには銀杏の木が植わっている。 毎年、紅葉してとてもきれいなのだが 今年は猛暑で枯れかけ、紅葉せずに葉が落ちてしまった。 木が枯れる寸前までいったため 今年はいつになく豊作で、銀杏の実が鈴なり。 道をぼんやりと歩いていて ああ、臭いと思ったら、それはきっと我が家の前。 NYでは手に入りにくい生の銀杏が 家のまん前に鈴なりになっているのだから 喜ぶべきなのだろうが お散歩途中のお犬様方に愛でられ 殺鼠剤、殺虫剤、溶剤たっぷりの下水に根を伸ばし 排気ガスを吸い込んですくすく育った銀杏。 どうも、茶碗蒸しに入れるのは、気が引ける。 管理人さんも、この季節は掃除が大変なのだが 落ちている実の数は、案外少ない。 というのも、夜な夜な中華街から人がやってきて 銀杏の木をゆすっては、実を拾っていくからだ。 この季節、中華街で銀杏の実を見るたびに もしかしたら、あれは我が家の前の銀杏かと心配になり 結局、買わずに帰ってくる銀杏好きの私である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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