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カテゴリ:その他
軍人将棋で思い出した事があったので書いておきます。
軍旗は動けない駒であり後ろの駒と同じ強さになるので、軍旗の位置とその後ろの駒が何であるかを審判は把握しておかないといけません。 でないと、駒がぶつかってそれを見る時に初めて軍旗である事が分かったのでは、次いで後ろの駒も確認しないといけないので、それが軍旗である事がバレてしまいます。 なので審判は双方の軍旗の位置を知っておく必要があります。 開始前に対局者は軍旗の位置を申告します。一方が教えている間、もう一方はあちらを向いています。 当然ながら後ろの駒も把握しておきます。 こうして軍旗を把握しておき、尚且つ、軍旗に突っ込んで戦闘になった時には、見なくても事前に軍旗と分かっていて結果も分かっていますがそれを敢えて知らないフリをして駒を見て確認する、「これは軍旗じゃないんだ」と無言でアピールする『演技』も必要です。 軍旗の後ろに置く駒は地雷が一番人気でしたが、それは100%ではなく、当然後ろの駒が入れ替わるという状況も生まれます。 そうなるとその代わった駒が何であるかを軍旗の所で戦闘が起きる前に把握しておく必要がありますが、代わる度に確認したりしていてはやはり軍旗の位置がバレてしまうので、普段から関係ない位置の駒もちょくちょく見たりしておく事も必要です。 今思い付いた事ですが、軍旗の後ろが地雷であれば動かないので有難いのですが、だけどそれで安心して時々他を確認する『演技』を怠っていては「相手の軍旗の後ろは地雷じゃないのか?」と悟られる可能性がありますね。 従って、地雷の場合でも時々周りの駒をめくって見ておくべきです。 当時はそこまで考えていなかったような気がします。 まあ前回書いたように、上達のためには強い人とやる事が大事なのは何でも同じですね。ネット軍人将棋なんてあるのでしょうか? 将棋の場合はネット将棋があるので自分より強い対戦相手には事欠きません。 まさか「そこ(ネット)でも一番強くなったらどうするの?」などという屁理屈を言う人がいるとは思いませんが。 勝手な想像に勝手に自分でマジレスするなら「そこまで強くなった人なら(そこまで行かなくても)すでに自分の考えを持っている筈だから何の心配も要らない」となります。 そんな実力者には是非とも電王戦に出てもらわなくてはなりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.08.03 22:33:35
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