この真っ赤なハーフコートはもう100年ぐらいデザインも素材もほとんど変わっていない、フィルソン社製の「ダブルマッキーノ」。すんごい分厚い100%バージンウールの生地をこれでもかと言うほど重ねて縫製されています。これを着る時、中はTシャツ一枚でいいんでは…と思うほど暖かいんです。そしてすんごく重い!買った当時は30分ぐらい着ているだけで汗だくで肩がこりました。それでもこのコートを着る季節が待ち遠しいのは、胸ポケットにペンホルダーとモールスキンが余裕で入るポケットがあるからなんです。写真のようにこのコートの胸から上はケープのようにさらに生地が重ねてあり、分厚くなっていて、そのケープの下にモンブランの146でも余裕で入るペンホルダーと、さらにその下にポケットがあります。これがすんごく気に入っています。ここにいつもは持ち歩けない、でかめの万年筆3本とモールスキンを入れると準備完了。理由もなく街にに出かけたくなります。
またこのハーフコートのお尻の部分には、これまたどでかいポケットがついています。地図帳を入れるのが本来の目的のようですが、ヘタなバッグよりこっちの方が便利だったりします。