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中国在住の日本人(♂)と中国人(♀)の夫婦が買い物したものをご紹介しています。日本では珍しいものや意外なものもあるかも。
海外在住ですが、楽天などの日本の通販もよく利用します。日本の通販で買ったものも、ここでレビューしていますので参考にして下さい。 革小物とメガネの通販について、まとめたページもあるのでよろしく。
海外在住夫婦のお買い物日記 [全355件]
最近、息子が万年筆を見て「それ、ゴンブラン?」って聞いてきます。 そんな怪しいメーカーの万年筆は持ってないですが、どこでそんな言葉覚えた? あっ、私か! しかし、そんなに普段、言ってるかな? ということで、今回は「ゴンブラン」。 じゃなくて「モンブラン No.32」です。 ![]() 「モンブラン No.32」は、1960年から1969年にかけて発売されたモデル。 2桁型番を持つ、60年代のモデルの中では、30番台は一番の廉価版になります。 同時代の10番台、20番台が勘合式のキャップを採用したのに対して、No.32は、螺子式のキャップが採用されています。 ![]() この時代は、149などのモデルを除いては、高級モデルが勘合式、廉価版が螺子式になっていました。 ブルーのインクビューは、お世辞にも高級感があるとは言えません。 10番台、20番台には見られる金属リングも省略されています。 ![]() ネジ溝が切られたインクビューでキャップを留める構造的にも単純な仕組みで、インクビューは破損しやすいので注意が必要です。 キャップリングは、シンプルなものが1つ付いているだけ。 これは、60年代、70年代以降の廉価モデルの特徴でもあります。 ![]() 10番台、20番台のクリップやキャップリングが金張りであるのに対して、30番台はメッキ。 こんな所にも、廉価版故の仕様の違いが見られます。 キャップリングには、「MONTBLANC - No 32 -」と刻印されています。 ![]() 前期型には、「No」の刻印が無いので、これは後期型。 天冠と軸の後端には、ホワイトスターが入っています。 ![]() 70年代のモデルには、軸の後端のホワイトスターが取れやすいですが、60年代のモデルは、そんな事はありません。 廉価版とは言え、ピストン吸入式が採用されています。 やはり、モンブランならピストン吸入式ですね。 ![]() 70年代以降になると、両用式が増えてくるので、60年代は、モンブランにとって最後のピストン吸入式全盛期と言えるかもしれません。 「モンブラン No.32」は、当時は廉価版とは言え、中古市場やオークションでは、No.22と劇的に価格差があるわけでもなく、コストパフォーマンスを考えればパスしても良い万年筆なのですが、無視できない特徴があります。 「モンブラン No.32」の最大の特徴とは、ペン先。 10番台、20番台が、表面が平面的なウイングニブを採用したのに対して、やや立体的な造形のインタルシア(Intarsia)ニブが採用されています。 ![]() このペン先には、「585」と刻印があるように14金ですが、No.31では、合金製のものが採用されていました。 30番台は、バリエーションが豊富で、通常のオープンニブを持つNo.32Dなど、変わり種もあります。 いつもなら、そろそろ試し書き。 普段の私のレビューは、まず、万年筆の写真を撮って、インクを吸入して筆記サンプルを作成し、スキャンして準備完了となるのですが、実は、ペン先のせいで苦労しました。 この万年筆、長く書き続けたり、少し放置していると、インクが途切れだし、以後、途切れまくりとなり、使い物になりません。 ピストンを緩めて、締めなおし、インクが垂れない程度にペン芯にインクを送ってやれば、暫くは、ご機嫌なのですが・・・。 で、ペン先ユニットを抜こうとしたのですが、簡単に動いてくれない。 1週間ほど、ぬるま湯に漬けながら作業したのですが、もう、抜けても良いのではと思えるところまで引き出せたのですが、結局抜けず仕舞い。 とりあえず、先にレビューを完成することにしました。 という事で、今回の汚い字で試し書きは、最良とは言えない状態でのものです。 使用した紙は、ブロックロディア。5mm方眼が入っています。 インクは、セーラー 杜の四季インク 松島ブルー。 ![]() ペン先は、Fくらいだと思います。 ウイングニブと比べると、如何にも弾力が無さそうな形状ですが、かと言って硬いということはなく、書きやすいペン先です。 切り割りが垂直方向にみて、若干斜めになっており、前の持ち主の癖かイリジウムの減りも均等ではありません。 若干、ペン先に癖があるのですが、それを差入引いても、書きやすいペン先だと思います。 勿論、フローが安定してくれればの話ですが・・・。
マイクロソフトとしては、珍しく前評判が良い?「Internet Explorer 9」が3/15にリリースされました。 残念ながら、日本語版のリリースは延期されています。 公開してダウンロードが集中すると、被災地のための帯域を圧迫するというのが延期の理由です。 海外組の私は、一足早く、英語版をインストールしてみました。 ベータ版は、使っていなかったので、初めてのIE9体験になります。 IE9は、見た目で過去のバージョンとは異なっています。 ナビゲーションは、必要不可欠なものしか配置されていません。 そのお陰で、非常にシンプルなデザインになり、「Google Chrome」のような感じです。 ナビゲーションの半分を占めるアドレスバーはウェブ検索の他、お気に入りや履歴の検索にも使えるようになっており、なかなかの優れもの。 ![]() しかし、過去のバージョンに慣れている人は、このナビゲーションには戸惑うかもしれません。 画面が寂しいと思うなら、「ALT」キーを押せば、一応、メニューバーを表示することが出来ます。 「IE9」は、伊達に「Google Chrome」に似ている訳ではなく、動作は軽快で、ページの描画も速いです。お世辞抜きに。 まるで「IE」じゃないみたい。 これは凄い進歩です。 ナビゲーションが、一列に集約されてしまったので、今までの「IE」と操作の要領が変わってしまいました。 タブが妙な位置に表示されてたり、ホームやお気に入りアイコンが、右端にあったりと、慣れるまで違和感があるかもしれません。 タブの位置については、画像ではあまり違和感が無いかもしれませんが、サードパーティのツールバーを追加すると、ツールバーの上に位置してしまうので、やはり違和感があります。 個人的には、タブは、表示領域の直ぐ上が良かったですね。 とタブの位置について苦言を書きましたが、実は、このタブが凄い。 タブは、(単に並べ替え目的だけでなく)ドラッグ出来るようになっており、少し離れた位置でドロップすると、そのタグのページだけが、新しく開いたIE9上で表示されます。 ![]() 同じ要領で、複数のIE9を開いている時に、タグをドラッグ&ドロップして、1つのIE9に表示をまとめる事も可能です。 更に、タスクバー上にドラッグ&ドロップすると、ウェブページへのショートカットとして機能します。 ![]() 実はそれだけでなく、複数のタブ(サイト)をショーカットに登録する事もでき、クリック1つで、複数のサイトを一気に開くことも可能です。 ショートカットに複数のサイトを登録する場合は、まず、通常のショートカットを作成し、ショートカットで開いたIE9の設定からホームページの設定で、追加で開きたいサイトのURLを入力してゆきます。 ちなみに、ショートカットで開いたIE9には、ホームアイコンがなく、ナビゲーションアイコンの色も変わるので、簡単に見分けが付きます。 何かと評判の悪い「IE」ですが、「IE9」は、結構、イケテルと思います。 しかし、リリースされたばかりですからね。 きっとバグが沢山あるんだろうな。
暫くネットから離れておられますが、デザインワイの吉野さんは、お元気です。 離れて暮らされている肉親全員の無事も確認できたそうです。 食料の調達に苦労されており、仕事のスケジュールも大幅に狂ってしまったようですが、地震後に、デザイナーとしての仕事を数件、受注するという素晴らしい根性を見せられています。 手帳の方は、直ぐにでも製作を再開出来そうな勢いなのですが、何分、物流が止まっていますので、手帳の方は、物流が復旧してからになるでしょう。 吉野さんをはじめ、バイタリティー溢れる方がおられる仙台は、きっと大丈夫です。 と同時に、私をはじめ、被災していない方々も、負けずに頑張らないといけません。 現地は物資不足で、食料品や医薬品、衣料などが欲しいところでしょうが、個人レベルでは、直接、被災地には物資を送ることが出来ないので、個人では、取りまとめてくれるところに送るくらいしか手段がないと思います。 復興が本格的に始まれば、お金が必要となるでしょうから、義援金も必ず役立ちますね。 楽天では、ポイントなどを寄付できるサービスを開始していますので、期限切れが近いポイントをお持ちの方は、有効利用として、ぜひ、寄付もご検討ください。 東北地方太平洋沖地震の被災者義援金について 大きな地震を過去にも体験した吉野さんですが、流石に今回の地震では、一瞬、死を覚悟したそうです。 未だに余震や津波の映像を恐ろしく感じるそうで、それは吉野さんに限ったことではないと思います。 やはり被災地の方には、心のケアも必要ですね。 また、何となく分かりますが、あまり周りが心配しても、被災者の方が返答に困ってしまうという側面もあるので、これも配慮しなければいけません。 病気などの時に、「大丈夫?」と聞かれても「大丈夫。」としか答えようがありませんからね。 仙台は、復旧が進んでいますが、けして、普通の生活が出来るわけではないので、大丈夫なわけがありません。 吉野さんからは、楽しい万年筆ネタに切り替えてくださいと言われているので、次回からネタを切り替えます。 ブロガーの方は、ぜひ、楽しいネタで被災者の方を応援して下さい。
デザインワイの吉野さんよりメールがあり、無事とのことです。 一時帰宅されたタイミングでの連絡だったのか、直ぐに避難所に戻られるそうです。 なので、また暫く連絡が取れないかもしれません。 ともかく良かった。 本日も、たくさんの方が亡くなられているようですが、亡くなられた方のご冥福をお祈り致します。
3/12の夜、無事であることが分かりました。 避難所におられるそうです。 昨日3/11の地震発生後から仙台市在住の吉野浩さんと連絡が取れなくなっています。 職業はデザイナーで、このブログでも何度がご紹介していますが、革の手作り手帳の製作、販売にも携われています。 http://www.ab.auone-net.jp/~design.y/ ご住所は、仙台市青葉区立町。詳しくは、下記の情報を御覧ください。 http://www.ab.auone-net.jp/~design.y/info.html 吉野さんの安否についてご存じの方がおられましたら、下記にてご連絡頂けましたら幸いです。 http://japan.person-finder.appspot.com/view?id=japan.person-finder.appspot.com%2Fperson.2663247 宜しくお願いします。
このブログでも何度かご紹介している「デザイン・ワイ」の手作り手帳。 ![]() 手帳本体にの出来に驚かされる前に、まず、心憎い演出に驚きます。 ツイッターでの意味深なつぶやきからすると、趣味の文具箱Vol.19でも紹介される模様ですね? ![]() 残念ながら、表紙は飾らないようです。次回は、表紙?。 このモデルは、モレスキンのポケットサイズとほぼ同じサイズの「モデル288」をベースにしていますが、革はトスカーナではありません。 ![]() モデル216や336と同じ山羊革。 山羊革仕様は、メニューにはないですが、お願いすれば作って頂けます。 この山羊革は、タンニン鞣しのもの。 ![]() 古くからヨーロッパでは、タンニン鞣しの山羊革を製本に使って来た歴史があるので、手帳には相応しい素材かもしれません。 カバーの革の美しさだけでなく、細かい所まで丁寧に作られているのがデザイン・ワイの手帳。 ![]() 見返しにも手抜きがありませんし、長期保存に耐えるように中性の素材が選ばれています。 すっきりした背もいいですね。 栞がちょっとしたアクセントになっています。 ![]() 栞は、シンプルに穴に通してあるだけなので、交換も簡単。 小口染めなしも選べますが、絶対、小口染めありがオススメです。 ![]() 小口染めのお陰で、高級感が出ます。 紙は、ほぼ日手帳やダヴィンチのシステム手帳リフィールでもお馴染みのトモエリバー。 ![]() 滑らかで、万年筆のインクも裏抜けし難いのが特徴です。 革の手帳は、量産品でも結構な値段になりますが、デザインワンの手帳は、遥かに手間がかかる作りなのに良心的な価格である点も嬉しですね。 トスカーナ版のモデル288(写真下)と比較してみました。 ![]() どちらも革表面にシボがある点が特徴ですが、山羊革の方は、シャープな感じで、象の肌を思い起こさせるような模様を描いています。 対して、トスカーナの方は、マイルドな感じの模様。 山羊革がシックな印象を与えるのに対して、トスカーナは、純朴な印象でしょうか。 個人的には、素朴さが残るトスカーナがオススメですが、どちらを選んでも損はないと思います。
一ヶ月サボってしまいましたので、気合を入れてレビューします。 今回の万年筆は、昨年から放置プレイ中だった「Parker 61 Custom」です。 ![]() 個人的には、パーカーの失敗作ではないかと思っていますが、実際には、1956年から1983年まで売られていた長寿モデルですし、バリエーションも豊富なので、パーカーとしては、かなり力を入れていたように思います。 デザイン的には、40年代に登場し人気モデルとなった「Parker 51」、特に「Mark3」以降と酷似していますね。 ![]() 「51」との大きな違いは、首軸に矢をイメージした金属プレートが埋め込まれている事。 このプレート取れやすいので、買うときは確認が必要です。 私の「61」は、1962年から1969年にかけて販売された「Mark2」と呼ばれるタイプに分類されます。 「Parker 61」の中でも、「Custom」と呼ばれるモデルは、キャップが金張りの仕様になっています。 ![]() 後期型では「Parker 65」と共通の部品となったため、キャップから「61」の刻印が無くなります。 私の「61」のキャップの刻印は、こんな感じ。 ![]() 「PARKER」、「P 10 12K GF 61」、「MADE IN USA」、「Haloマーク 61」と刻印されています。 キャップだけでなく軸の後端にも樹脂製の飾りが入っており、これも「Mark3」以降の「Parker 51」との大きな違いです。 ![]() 一応、「Parker 51」よりも高級モデルだったので下手に凝っています。 けして「Parker 51」と部品を共有したモデルではありません。 ペン先は、14金で、「パーカー 51」同様にフーデッドニブ。 ![]() 首軸からペン先までのデザインは、微妙に「Parker 51」と異なっています。 これが「Parker 61」の吸入機構。 ![]() 悪名高い?「Capillary filling system」です。 後期型では、無難な両用式に仕様変更されてしまいました。 これが凄くて、インク瓶に30秒ほど浸せば、毛細管現象でインクを吸い上げてくれます。 ただし、吸入機構が完全に乾燥している時は、数分くらい浸けた方が良いように思います。 ![]() 凄いんですが、洗浄が困難です。つまり、インクを安易に変えられない。 このあたりが、先進的な「Paker 61」が敬遠される理由です。 時代的にも、一世を風靡した「51」や「75」の影にならざるを得なかったのでしょう。 吸入機構のスリーブはテフロン加工されていますので、インクを弾いてくれます。 ![]() しかし、インクが玉になって残ることもよくあるので、一応、吸入後は、拭いたほうが良いですね。 「Parker 51」と比較してみましょう。 上から「Parker 61 Custom (Mark2)」、「Parker 51 (Mark3)」、「Parker 51 (Mark2)」と並んでいます。 ![]() 「Parker 61 Custom (Mark2)」は、「Parker 51」よりやや小振りのサイズになっています。 最後に、汚い字で試し書き。 インクは、ウォーターマンのブルーブラック。 ![]() ペン先は、Fあたりでしょう。 個人的には、フーデッドニブの万年筆は好きなのですが、書くとなると別問題で、苦手としています。 しかし、この使い込まれたニブは凄く書きやすくて、久々にニブで感動しました。 フローが良く、滑らかに紙の上を走ってくれます。 筆記角度に対する追従性も凄く高いので、フーデッドでも怖くないと言った感じです。 これはオマケ。付属していた紙箱の写真です。 ![]() オリジナルのものか分かりませんが、こう言った簡易な紙箱は、少なくともバキュマチックでも見たことがあります。 ![]() 箱のプリントで何か分かるかと思ったのですが、分かりませんでした。 |一覧|「万年筆」に関するつぶやきレッドのコッカー's Shopping List
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