忘年会を断った(2年目)
先日、LINEで大学のサークルの友人から忘年会の誘いの連絡があったが断った。
このくだりは、おそらく昨年の同じ頃に同じようなブログを書いているかとは思う。
一昨年に忘年会にでて、もう参加することはあるまいと思った。もう大学の友人達とは境遇が違いすぎていて、話も悩みも合わない。一人話題から取り残されている自分がいた。こんな気分を害する会に参加するべきではないと思った。そして昨年は誘いがあったが断った。用事があるということにして。
大学のサークルの友達は一生物だと思っていた。しかしそうではなかった。もし自分が精神病にならず、順調に仕事をして家庭を築け、会社でそれなりの地位になっていたならそうはなっていなかったけれども。
なんてことを昨年の今頃に書いているはずである。
休職中にリワークなどに参加して、そこで出会った仲間と意気投合して、復職後もたまに会って悩みを話し合うなんてことになってたらなぁなんて思ったりする。でもそういう出会いは無かった。
日頃の悩みを聞いてくれるのはメンタルクリニックの先生ぐらいである。まぁ話を聞いてくれる人がいるだけ救いか。悲しいものである。
しかし、悪くもないこともある。神様はそういう境遇を与えてくれるのだろうか。
老後は2,000万の余裕資金が必要というニュースが物議を醸しているが、感想はその程度なのかとふと思った。
離婚せず子供をもうけて家を買っていたらのっぴきならないことだったろう。
職を失わず実家に暮らし昇給はほぼないものの、うつ気味でお金を使うのは必要最低限のものという暮らしを20年近く続けていると、アホみたいに貯金が積み上がる。
付き合っている女の子がいて、プレゼントを買ってあげるなんてワクワクするお金の使い方ができればなぁなんて思うけど、そういものとは無縁らしい。
給与や賞与が振り込まれ、増えていく預金残高の数字を見てほくそ笑む孤独な精神障害者が自分である。
つまらない人生といえよう。