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逃亡者 ~ゴールまで駆け抜けろ~

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Petter555

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2008.06.22
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思い返せば3年前の夏。
Y掲示板で知り合った仲間との初めての顔合わせ、高尾山トレイルランをした帰りの打ち上げでした。ウルトラ百選練磨の1人とウルトラの存在すら知らなかった3人、なぜか皆で翌年のサロマ湖を目指そう!!って事になってました(笑)
この時こそ、チームかめや結成、そしてウルトラマラソン、サロマ湖100kmとの出会いでした。あっ、トレイルランとの出会いでもありましたね。

第1回目の挑戦 2006年 10時間20分 初の100km
訳も分からず突っ走ってました。暑さとの戦い、初めて体感する100kmに感動でした。

第2回目の挑戦 2005年 10時間55分
怪我で思うように練習も出来ず中途半端なレースで終わってしまった。

そして今年の3年目、状態的には昨年よりは少しは良いが怪我で思うように走れていない。100kmの厳しさは十分に分かっている。不安な気持ちが先行する。
周りのライバル達の好結果に刺激を受けて、自分でも・・・と気持ちだけでもサブテン目標宣言を打ちたて望んだ今大会でした。

・6/23 サロマ湖100km 前日

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降り立った北海道は寒かった。それも半袖しか持ってきていない準備の悪さ。なんとかこの滞在の3日は大会の参加賞長袖Tシャツに助けてもらいました。

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受付会場は少し雨でした。参加者には一つずつホタテが配られその場で焼いて食べる事が出来ます。サロマ湖に来るまでホタテは食べず嫌いでしたが食べれるようになりました。
ゴール後に運が良ければ読み上げられるコメント 「明後日、○○します。サブテンで迎えられたらいいな~」

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宿は一昨年にお世話になったところです。常連さんが集まる宿でとても楽しい人達が多く賑やかな夕食でした。漁業の町なので海の幸がいっぱい出てきます。

夜は緊張していたのかなかなか眠れませんでした。サブテンのプレッシャーか?昨年サロマンブルー達成のカタランさんは速攻で就寝、さすがです。
さすがです。

・6/24 サロマ湖100km 当日

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2時半頃起床、3時半出発。さすがに眠い、それに外は寒かったです。ウインドウブレーカーぐらい用意しとくべきだった。

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スタート30分前から並ぶ気合いが入った2人です。隣は戸田彩湖でロケットダッシュを見せたひのきさん、序盤ワンツーの撃沈コンビ(^_^;) サブ8を目指すはるさんとも挨拶が出来ました、初100kmに緊張をしているよう。

今回の目標はサブテン、裏目標はサブ9。気になる脚はどこまで持ってくれるか?
整骨院では偏平足気味と言われてて着地が外に偏りやすいとの忠告があったので母子球着地を心掛けて走るように今回は注意した。

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スタート位置が良かったのでロスは20秒ぐらい。周りのランナーに引っ張られないようにキロ5分を心掛けガーミンと睨めっこしながら気持ちを抑える。ひのきさんは抑えられず行ったしまった…

10km 49:33 0-10km 49:33 (Ave 4:57)
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15kmぐらいまではナンバカード1番のグランドブルー(20回完走)の方と前後していました。グランドブルーと一緒にいれば完走間違いないでしょう。15-20kmぐらいが折り返しになっていてすれ違う知り合いを探すのが楽しみ「ワッカで待ってるよ!!」 宿の方も毎年外に出て応援してくれます「頑張ってきます!!」

20km 1:38:49 10-20km 49:16(Ave 4:56)

20kmあたりから左脹脛に張りが感じられ、ちょっとヒヤヒヤだったけど次第に無くなったので一安心。足首の調子もまずまずのようだ。

30km 2:27:28 20-30km 48:39(Ave 4:52)

35kmあたりでは、☆のN村さんと並走しながら少し話をさせてもらいました。現在のペースだと8時間30分ぐらいらしい、後半から徐々にペースを上げられるのが理想との事。こちらはどれだけ落とさず走れるかが精一杯です。

40km 3:16:44 30-40km 49:16(Ave 4:56)
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42.195km通過、予定通りのキロ5分を少し切るタイム。昨年に比べたらまだ楽だが、さすがに足も疲れてきたか?

50km 4:06:57 40-50km 50:13(Ave 5:01)

ハーフ通過、後貯金を6分作ればサブ9出来るんじゃないか?
でもウルトラはこの中間あたりが来ると決まってペースが落ちて気持ちが弱くなってくる。
レストの手前で裏TTR組のぱらだいむさんが軽快に抜いていった。レストではおにぎり、ゼリーを補給しすぐに出ようと思ったが、テントの中の椅子を見つけてしまって腰をかけてしまった。とりあえず脹脛のマッサージとかして復活を試みる。

レストからの出だしが重い。休憩したのに休憩する前より重い。足首がカチカチで痛くなってきた。

60km 5:08:17 50-60km 61:20(Ave 6:08)

ペースは落ちてきたものの休憩を差し引けばまだキロ6分以内。ウルトラは一度落ち込んでから再び戻ってくる事がある、このペースなら走れそうだしまだ諦めるには早い…ってこの時はまだ思ってました。でもペースが更にダウンしてサブ9は諦め。

70km 6:12:32 60-70km 64:15(Ave 6:26)

ペースと共に気持ちもどんどん弱くなる。足首が痛い、捻挫のせいじゃないか?なにか言い訳を探している自分がいる。エイドに着くたびに座ってしまう。

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斎藤商店では暖かいタオルを出して迎えてくれた。さすがにこの寒さで冷えたタオルはキツイと思った。凍ったゼリーが美味しい。更にもう少し行くと屋根の上からの応援。ずーっと旗を振り続けているのだろうか?ありがとう!!

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74kmのお汁粉&素麺エイド。サブテンを切るペースになると周りは立ちながら食べてるんだね。座っているのは私とストレッチしていた人ぐらいでした。あと25kmか~。頭の中でカチカチと計算をし始める。サブ10は大丈夫かな~。
再び出だしが重い。長い直線が続く。地面を見ながらカメ作戦でちょびちょびと距離を稼ぐ。

80km 7:20:56 70-80km 68:24(Ave 6:50)

80kmのエイドに来たら何故か元気になった。ここからの5kmは5:30を連発。周りとのペースが逆転、抜き始める。持ったのは5kmだけだった、激走の反動が一気にペースダウン。

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ワッカの折り返し地点、とりあえず記念なんで。右は一昨年、この時は暑かった。なんか太ったような?

90km 8:21:31 80-90km 60:35(Ave 6:04)

ラスト10km サブテンは確定。サブ9.5も安パイかっと思った瞬間ガーミンのバッテリーがお亡くなりになりました(涙) せっかくバッテリーが持つ10時間で帰ってきたのに…。ペースが分からなくなった途端、頑張ろうと奮い立たせるものが無くなってしまった。かなり遅いペースは分かってるのだが。

91km地点でチームかめやのヤマゾウさんの掛声でハッと顔を上げる。やばい、こんなに差がなかったのか?頭の中で再び計算が始まる。3kmぐらいの差かな?1km 2分縮まると9kmだと18分か~、これは下手すると追いつかれる。

ラスト4km上りは走る気力は無い。後ろのヤマゾウさんが気になって何度も振り返ってしまう。
ラスト2km最後のエイド。サブテンランナーで休んでるのは自分だけだろうか?みんな当たり前のようにスルーしていく。

100km 9:38:11 90-100km 76:40(Ave 7:40)

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最後はボロボロでしたがなんとかサブテン達成できました。
やったーー!!





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Last updated  2008.06.28 11:39:57
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