テーマ:海外生活(7771)
カテゴリ:日本回顧録~準備から滞在~2004年夏
またまたごぶさたしてしまいました。
もう、2人してちっとも仕事がないんで、先週水曜日から、突然ジェノバに引っ越してしまったミッシェルちゃん(http://plaza.rakuten.co.jp/piccolaitalia/diary/200406090000/)の家にお泊りに行ってました。 ミッシェルちゃんの3歳のお誕生日 ミッシェルちゃんは、相変わらず油断を許せません。 プールでは同い年くらいの男の子に「ぼくの浮き輪、ミッキーなんだ。かっこいいだろ、一緒に遊ばない?」とナンパされてました。 夜のおしゃれな海岸通りではミッシェルちゃん、急に走り出したかと思うと、わざと前を歩いていた男の子にすれちがいざまにぶつかり、一緒にかけていきました。 なかなか、かけひきのうまい女性です。将来が楽しみだ。。。 あ、関係ないけど先週金曜日にオリンピックで行なわれた競歩(?)ではイタリア、しかも我が町代表が金メダルを獲得!そしてなんとはじめてエクアドルが4位まで来ました。 やったね!! ******************* おっとはやっぱり「ガイジン」だ。 おととい、やっと近所のスーパーが開いたので、日本で撮った写真を現像した。 とりあえず、絵はがきショットの風景。 そしてみればほとんど、 「新幹線」「新幹線の中」 「居酒屋、レストランの食べ物」 「厳島神社の鹿」「奈良公園の鹿」。。 日本を知らない外国人がこの写真をみたら、まるで、日本にはあたりまえのように鹿が街を徘徊してると思うだろう。 それぐらいおっとは角のある牡鹿、雌鹿に子鹿とアップからおっととのツーショットに至るまで撮っている。 厳島神社で、クリーム、チョコ、青りんご味 もみじまんじゅうを食べながら子鹿を追いかけていた時、親鹿から後ろ足キックを喰らった。 それでも笑いながら鹿を追い続けたおっと。。。もしかして鹿フェチ? 鹿とたわむれるおっと かき氷を食べるおっと(タオルを首にかけた姿は土方のおっさんファッション。) 残念ながら厳島神社は修復工事中だったし、引き潮で海に浮かぶ姿はみれなかったけど、きれいだった。 次の日は広島市内へ。 前日からおっとが行きたがっていたホテルのそばのデパートへGO! なんともしゃれたデパートのレストラン街で広島お好み焼きを食べた後(知ってますよ、デパートで食べるなんて邪道だってこと。。。)、おっとはざっと見渡して「高いばっかりで、みんな同じじゃん?」と早々に後にする。 「じゃあ、スーパーに行ってみる?」とダ◎エーへ。 おっといわく、「同じデザインでこっちのほうがだんぜん安いじゃん!」と大喜び。安上がりなおっとを持って本当によかった、と実感する。 そのあと名物のチンチン電車?で原爆ドームまで行ったけど、感動が薄かったのはミラノのトラムと違いがなかったからだろうか? 原爆ドームに着いたときは真っ昼間で暑かったせいか観光客はそれほどいなかった。でも偶然、北アメリカから来たコロンビア人観光客の家族に遭遇して、記念写真の写しあいをした。 このときは「あ~、やっぱり日本にも南米人は多いんだな。」と思ったが実はこれが最初で最後の南米人との出会いだったのだ。 そして衝撃的な原爆記念館をあとにした私たちは駅前のホテルまで歩いて行くことにした。 (ご存知の方も多いと思いますが、私たちは、ギリギリまで予定がわからなかったので、行く先々のJRのみどりの窓口でホテルを予約してました。 付近の地図とホテルの写真、値段をみながら、窓口のひとのアドバイスを聞きながら、選ぶことが出来て、結構これがいいんだな。 手数料が500円かかりますが、知らない町を徘徊してホテルをさがすことを考えると安いのでは? それにみどりの窓口で予約すると外国人は10パーセント割引になります。外国人と結婚されてる方にはおいしいかも。) ここから、ホテルまでの道のりは果てしなく遠かった! と、いうのは距離、ではない。 日本に着いて実家に1泊したあと、すぐに旅に出た広島。つまりおっとの旅の初日である。 以前の日記にも書いたが原爆ドームから駅前までの商店街に入ったのは夕方。駅前のホテルに着いたのは夜中。 20時ごろに全ての商店が閉まるまで店1軒、1軒をていねいにみていき、イタリアでは使えない携帯を欲しがって、アワアワと私が店のひとに通訳としてたくさん質問をするはめになった。 そして「これは何?」と聞くので説明しているうちからもう別のことに興味が移って「あれは何?」と聞く(怒)。 最後に夜の繁華街の居酒屋にたどり着いたときには声も枯れ果てていた。 「ガイジン」にチェーン居酒屋はとてもよい。メニューは全部写真つきなので好きに選ばせ、私はぐったり。 やがておっとが頼んだチューハイが運ばれてきた。私はウーロン茶。 おっとはひとくち飲むなり「すみませーん!」(着いてすぐ覚えた日本語)とウェーターを呼ぶ。 わたし「いったい何?」 おっと「このカクテル、まるで水だよ。もっと濃く作り直すように言って!」 ああ~。思い出してしまった。過去の日記。(http://plaza.rakuten.co.jp/piccolaitalia/diary/200405130000/) 以前仕事でイタリア人と沖縄のすし屋に行ってわがまま通し放題だった夜。 おまえもやっぱりそうか! そのチューハイをひとくち味見してみる。確かに薄い? でも、それはイタリア基準なだけで、日本ではこれが当たり前かも? ザ 浦島ギャップに悩んでいるとウェーターが来た。 とりあえず、おっとの言い分をそのまま伝える。 ウエーターは苦笑いして、それを下げ、新しいのを持ってきた。 「オリジナル自体がこんな味でして。。。とりあえず氷を減らしてみたんですけど。」 お礼を言ってひとくち飲んでみる。ちっとも変わらないのでおっとをなだめて飲ませた。 「こんなんじゃ、ちっとも酔えないよ!!」 イタリアで未だに放映している昔の日本のアニメのように、酔って、すし折をさげて、千鳥足で、ホテルに帰りたかったおっとの野望はやぶれた。 しかたなしにコンビニに寄ってビールを買うことにしたが、これもおっとにとっては珍品の宝庫。 ちりめんじゃこをみて悲鳴をあげ、おにぎりや弁当を不思議そうにながめ、あらゆる種類のビールとジュースを腕いっぱいにかかえこんでやっとホテルに着いた。 次の日は岡山に移動、インターネットでみつけた瀬戸内の小島に行く予定である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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