テーマ:ヨーロッパ旅行(4174)
カテゴリ:ぴかままのいるところ
ドイツ旅行に役立ちそうなちょっとしたヒント 、第三弾はお買い物について。
ドイツには、日本のようなコンビニは存在しません。 コンビニのようなもの、ならあるんですが。 主要駅や空港、ガソリンスタンドなどに、夜遅くまで開いていたり、24時間営業だったりするお店はあります。でも、日本のコンビニのようにお弁当がいろんな種類あったり、宅配便を発送できたり、おでんが買えたり・・・みたいなのではないんです。飲み物やスナック菓子の類ならば、だいたい置いてあるのですが、モノによっては普通のスーパーの何倍もの値段が付いています。 ドイツの法律で、一般の小売店の営業時間は制限されているのです。 一般商店は夜の8時までに閉店しなくてはならず、日曜祝日は営業してはなりません。これ、以前は月~金が6時半まで、土は4時までだったことを考えると、これでもかなりマシになったほうなんです。 このほか、特別の許可を取って夜間営業や休日営業をしている店もありますが、都心部にしか無いと思った方がいいでしょう。 ところが。 この、ドイツの不便さを象徴する法律が、このワールドカップ期間中に限り、特に試合開催都市については適用除外になるというのです。また、試合が行われない都市でも、自治体により、営業時間延長が可能な街もあるらしい。 この法律は州ごとに運用されているため、今回も、24時間営業にOKを出した州もあれば、夜10時までに制限した州もあるというぐあいに差があるのですが、普段よりはお店の営業時間のストレスを感じずに済むかも知れませんね。 ウチの近所のディスカウントスーパーLidlでは、期間中は平日は夜9時まで、日曜は午後2時~6時の営業をする、という貼り紙が出ていました。 さて、その商店のサービスですが・・・にこやかに応対されたらよっぽど運が良かったと思って下さい(笑)。ドイツ人、ただでさえ顔の造りが険しいので、普通にニュートラルな表情をしていても、日本人の目から見ると怒っているように見えてしまいます。それに加えて、こちらの商店では「お客様は神様」などという概念は存在せず、「欲しいなら売ってやるよ」式の応対をします。それでもここ数年でかなり改善されたんですが・・・最初からそのくらいの覚悟でいて下さると、親切な応対をされたときの幸せ度も倍増するというモノです(爆)。 ドイツ人は一般的に言って、日本人よりは英語を話せる人の率が高いように見えます。しかしながら、旧東の年配の人だとか、地域を問わず、元落ちこぼれが大人になった類の人など、やっぱり苦手だという人も結構います。「大学行くより手に職を」という伝統が今でも色濃く残る国ですので、小学校でちょっと勉強が出来ないからとさっさと進学コースは諦めて職業訓練に入り、英語の授業なんてまともに聞いていなかった、という手合いも多いのです。ですから、ファン同士や商店の店員さん、バスの運転手さんなどに英語が通じない場合があっても、イヤな顔をしないであげて下さいね。彼らにとっても、英語は外国語なのですから。 そうそう。忘れてはならぬのがTax Free。 旅行者ならばTax Freeを使えます。食品など現地で消費すると見なされるものはダメですが、ちょっと値の張る買い物をするときには気軽に尋ねてみましょう。パスポートの提示を要求されますので携帯しましょう。 日本と違うのは、帰国する際、空港でTax Freeの手続きを済ませたものを、預けるトランクに入れられるということです。日本なら、チェックインを済ませてトランクを預けたあと、出国手続きの直前に税関のカウンターがあるのですが、ドイツの場合、チェックイン前にこの手続きが出来るのです。手続きを済ませて、払い戻し窓口のマークのあるところで払い戻してもらったら、それからチェックインカウンターに行きましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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