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カテゴリ:ゲーム千夜一夜
シャドウゲート
それは主人公の死にっぷりがスペランカーとは違った形でネタとなっているFC屈指のアドベンチャーゲームの名作、迷作?なのである 個人的には主人公のキャラ付けはともかくとしてわりとよくできたアドベンチャーゲームだと思うんだけどなぁ ゲームとしては1989年に一風変わったゲームが得意?なケムコから発売されたものです 元は海外のPCゲームですね、いわゆる洋ゲーってやつです ゲームをしててもそこまで洋ゲー感そこまではないんですけど、言われてみると「そうかも~」と思っちゃいます 画面構成や絵は元のゲームそのままで日本語に置き換えたって感じですね コマンド式のアドベンチャーゲームですが、画面のどこを調べるかとかアイテムをどこに使うかとかは矢印で画面内の場所を指定したりする感じですね この頃のアドベンチャーゲームはこういった形式が多かったですよねぇ 何をしたらいいかのヒントは非常に少ないので、妄想力を駆使して必要そうな行動をした後はコマンド総当たり画面内をしらみつぶしに調べたりしていくことになり、攻略方法を知らないと非常に苦労する仕様になってます そして、このゲームの特徴というと、なぜか妙に軽い主人公の言動と行動(プレイヤーが変なことをさせてるだけだけどね) 結構自由度が高いので、剣を自分に使ってみたり(要は刺してみる)、溶岩の中に移動できて主人公は忠実に実行してくれます(たまに反抗するけど) でもって捨て台詞と共に死んでいくのですが、このセリフが非常にシュールというかツボにはまる感じ きっと原作を翻訳した人に才能があるんでしょうねぇ ネットとかでも面白く動画になってたりしますので、興味のある人はぜひ観てみましょう!! さて、このゲームの思い出なんですが、 やっぱり死んでいく主人公のセリフ… ではなく、クリアまでにかかった時間が膨大だったってことですね 攻略本とかあれば一瞬で終わると思うんですが、あいにくと手元にそういったものはなかったんですよねぇ 中古で50円くらいで買ったと思うので、その頃にはもう本屋にそんな古いゲームの攻略本はなかったってことです 周囲の友達もこのゲームをやってた人は当時はいなかったし… そこで、自力プレイをしていくわけですが、何をしたら進めるのか全く見当もつかずに、何度も死にまくったり、無駄に画面中を少しずつすらして調べたり叩いたりするわけですよ 面白い主人公の死に際のセリフとかも、何日も進まない状況で何度も見せられるとイライラするだけって感じになるんだよなぁ 松明が消えそうになるBGMとか聞くだけでイライラするってなもんですよ で、途中で「もうやってられない」となって、カセットを床にたたきつけて別にゲームを始めてしまうと… いや、例えではなくて本当に叩きつけたりしてました しか~し、他にやってたゲームが終わる頃にはまたやってみようかなと思うんですよねぇ それはきっと、この手のゲームが割と好きなジャンルだということと、このゲームの音楽が結構好きだったってのが大きいと思います 元が安くて買い取り価格も安かったので、売り飛ばすこともなく手元にあったのも大きいですね なので数か月ブランクを置いてもう一回やるというようなことを何度もやってました これだけ苦労して今まで行けなかったところの先の進め方がわかった時のテンションの上がりっぷりは思わず叫んでしまうくらいですね 特に最初のほうの洞窟の鍵の取り方とか発見したときは声を出して喜んで家族に呆れられたし 端で見てたらさぞ怪しい人だったことでしょう(笑) 結局自力でクリアしたのは始めてから数年ほど経ってからだったと思います 時々にせよ、継続してプレイしててクリアまでにこんなに時間がかかったのはこのゲームくらいじゃないでしょうか そんな意味で非常に印象に残っているゲームですね 攻略法を知っててスムーズに進むと1時間かからずにクリアできちゃうので、ちょっとした息抜きのプレイに今でもぴったり まぁ、もっさりしたカーソルの動きにイラっとするけどね、エミュとかなら倍速プレイ推奨です BGMを口ずさみながらプレイすると無駄にテンションが上がります(笑) でも、一か所くらいどうやるのか思い出せなかったりして少々苦労するのが、年寄りのプレイにはちょうどよい難度になってるし ということでプレイしてみました クリアするまでとなると無駄に長いので、今回はかの有名な死に方「燃え盛る炎に『ほっぷ、すてっぷ、じゃんぷ…かーるいす』で飛び込んで死ぬ」のを目的に10分程度お試しプレイしてみました(笑) オープニングとかスタート最初のBGMとかやっぱりいいよなぁ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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