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カテゴリ:映画レビュー ~さ行~
サンキュースモーキング を検索! 2006年【米】Thank You for Smoking ジェイソン ライトマン監督(「JUNO/ジュノ」) 『タバコ研究アカデミーのPRマンをするニック・ネイラー(アーロンエッカート)は、厳しさを増すタバコへの攻撃をかわすため連日マスコミの矢面に立って戦い続ける業界の顔。中でも、パッケージにドクロマークを、と息巻くフィニスター上院議員(ウィリアムHメイシー)は目下最大の懸案事項。そんなある日、ニックは映画を使ってタバコのイメージアップを図る“スモーキング・ハリウッド作戦”の指揮を任される。一人息子のジョーイを連れ、ロサンジェルスへと渡ったニックは、さっそくハリウッドの大物エージェントと面会、タバコPRのための映画の企画を話し合う…。』(allcinema onlineより) ひところの映画は、スターのかっこよさを演出する小物として欠かせなかった煙草…。 このごろでは、すっかり負のイメージ。 肩身が狭いよね~ …という話は、たしかにストーリーの軸ではあるんだけど、 別にそれはどうでもいい。 煙草だけでなく、酒も銃火器もアメリカでは「ロビイスト」の苦労のしどころ? というわけで、主人公の飲み仲間みたいな3人組で、 『酒と銃と煙草で死ぬアメリカ人の数』を競う、秘密の会合なんぞしています。(笑) そんなブラックユーモアなストーリーの他に、 離婚家庭の父と子の交流が描かれているが、それがほほえましい。 はじめは、父がクラスの皆を前に自分の仕事について語り、子どもたちを煙に巻くのを、 穴があったら入りたい気持ちで見る息子だったが、 次第に父の話術のとりこ? 父の出張についてカリフォルニア旅行することに反対する母を、 父顔負けの弁舌で「交渉」して父について行く。 そして、父の仕事の大変な場面もかいま見たりして絆を深めていくのだ…。 なかなか皮肉が利いてて、普通じゃないところがおもしろい。 この普通じゃなさ、なるほど「JUNO」と通じるものがある。 私は好きかもしれないな…このカントク。。。 原作本 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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