|
カテゴリ:映画レビュー ~さ行~
写楽 を検索! 1995年【日】 篠田正浩監督 『寛政時代の江戸。老中・松平定信は町人文化の隆盛に危機感を抱き、厳しい弾圧を加え始めていた。そんな中、役者絵の第一人者・歌麿(佐野史郎)は、定信が江戸出版界の大物・蔦屋重三郎(フランキー堺)を標的にしていることに気づき、早々と蔦屋のもとから他の版元に鞍替えしてしまう。売れっ子の歌麿に逃げられた蔦屋は彼に代わる絵師を探し始め、やがて怪我で引退を余儀なくされた元役者のとんぼこと十郎兵衛(真田広之)に、荒削りだが斬新な才能を見出すのだが……。』(wowow online より) 故フランキー堺は写楽研究家なんだそうだ。 そして「蔦屋さん」という人物を自ら演じている。 あたしゃまた、製作にかかわったTSUTAYAさんへのスリスリでそういう人物を創作したのかと思って見ていたが、 実在の人物らしい。 主演の若き真田サンはもちろんのこと、 佐野史郎やら八十助さんやら、 葉月里緒菜、その先輩花魁役に宮崎ますみ、 とんぼの幼少期の母役に余貴美子など、 俳優ウォッチングも楽しい。 わけてもとんぼを拾って恋人?になる岩下志麻、 私は子供の頃この人の、目だけ無表情みたいな顔が苦手だったものだが、 大人になってからは、なんて美しい人だろうと思う。 特別すぐれた映画とは思わないが、 全編彩る色彩や雰囲気に惹かれるものがある。 楽しみにして観た葉月は、意外に普通で、 猫の方が可愛かった…かも…。 真田サンの演技も姿もしびれるのだが、 私が彼だったとしたら、きっとつらくて二度と観られないのでは…なんて、 余計なお世話だよネ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年03月31日 01時08分58秒
コメント(0) | コメントを書く
[映画レビュー ~さ行~] カテゴリの最新記事
|