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カテゴリ:映画レビュー ~は行~
ファーストフードネイション を検索! 2006年【英/米】Fast Food Nation 《R-15》 リチャード リンクレイクレイター監督(「スキャナーダークリー」「スクールオブロック」) 『大手ハンバーガー・チェーン“ミッキーズ”のマーケティング部長を務めるドン(グレッグ キニア)は、社長に呼び出され、ある内部調査を命じられる。それは、ハンバーガーの原料となる牛肉から糞便性の大腸菌が検出されたため、事実が公になる前に原因を特定し、対策を立てろというものだった。さっそくコロラドにある同社の工場を視察する彼だったが、一見衛生管理に問題はなさそうに思えた。だが、やがて彼は信じられない事実を知ることに……。』(wowow online より) 『一方、コロラド州コーディでは、メキシコから密入国してきた不法就労者たちがブローカーから悪条件の違法労働を斡旋され、ミッキーズ契約の精肉工場へと送られる。そんな中、ミッキーズのコーディ店でバイトする真面目な女子学生アンバーは、大学の環境保護グループのメンバーと知合い、彼らの活動に関わるようになるが…。』(allcinema online より) この本の映画化のようである。 (『ファストフードが世界を食いつくす』(草思社刊)がメインか。) ただし、本のとおりではなく、 本で訴えている内容をドラマ仕立てにしたものと言った方がよい。 「マックジョブ」という言葉がある、と本では語られていたが、 映画の中では、あくまで 「ミッキーズバーガー」をマックに負けないチェーンにするために奮闘する様子が描かれているから、 微妙に各方面に配慮…? メキシコ人の不法移民への奴隷的な搾取に関しては、 本よりどぎつくリアルに描いている。ここが R指定の要素てんこ盛りなのだろう。 心や体を荒ませながら命懸けで働いて、大ケガをするとポイ。 女は上司が目をつければ立場を利用して、薬づけにしてセクハラ。 それでも、国にいるよりは食い扶持にありつけるだけマシというわけ。 そもそも中南米が極貧なのも大国のせいでしょ。(-_-メ) それにしても豪華な出演者におどろく。 「糞便? フン(´ー`) 肉は焼くモンだろ」 「安く買いてぇのはアンタたちだろ」と笑い飛ばす肉屋にブルースウィリス。 まじめな女子学生アンバー役アシュレイ ジョンソンは、「デス妻」のジュリー。 アンバーの母役にパトリシアアークエット、叔父役にイーサンホーク。 活動家グループの一人にアヴリルラヴィーンなど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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