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カテゴリ:映画レビュー ~さ行~
幸せになるための27のドレス 2008年【米】27 Dresses アン フレッチャー監督 『NY。社長秘書のジェーン(キャサリン ハイグル)は自分より他人の幸福ばかり願い、いつしか何度も花嫁付添人をしていた。そんな彼女のクローゼットには今まで花嫁付添人として着たドレスが27着。実はジェーンは自分の恋に臆病なだけで、上司ジョージ(エドワードバーンズ)に片思いしていたが、彼が自分の妹テスに一目惚れしてしまい、婚約にまで進む非常事態が。一方、新聞記者ケビン(ジェームズ マースデン)は一流の花嫁付添人としてのジェーンに興味を持つが、取材を通じて彼女に好意を抱くように。』(wowow online より) ハイグルちゃんはとても可愛くてキレイで素敵、 マースデンも魅力的。 そこは期待通りだったが、 なんでか、ストーリーはいまひとつ。 ワガママな妹の言うなり、なんでもやってあげる姉さん(ジェーン)に対し、 マースデンや職場の親友と同様にイライラしてくる。 ブライズメイドの達人、というのが最初よくわからずに、 ウェディングプランナーなのかと思った。 そうだよ、こんな才能があるなら、プランナーとして結婚業界で働けば良かったのに… でもそれだと、バカがつくほどお人好しで…というドラマにならないわけだ。 内心は葛藤がありながらも「ノー」と言えずに、どんどんストレスがたまって、 マースデンによる新聞記事とママのドレスの件がきっかけにダークサイドが一気に爆発してしまう。 そのシーンは、おもしろいけど、後味がたしかに悪い。 最後の、マースデンによる肝心の「花婿の表情」がどうもマヌケに見えて、 またそこで幻滅。(笑) ヒロインがブライズメイドを務めた元花嫁たち27人が、 当時のブライズメイドのドレスをそれぞれ来て列席、というオチともつかない演出も、 蛇足としか思えずしらけた。 ジェーンのきたやつは捨てたから、また再現して(当人たちのサイズで)作ったのかぃと呆れもし。 好きな場面を挙げるとしたら、 マースデンがさすがの歌声披露の、「ベニーとジェッツ」という歌を歌い踊るシーン。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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