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カテゴリ:映画レビュー ~は行~
ホームレス中学生 2008年【日】 古厩智之監督 田村裕原作 『一学期を終えた中学2年生の裕(小池撤平)は、これから始まる夏休みを楽しみに帰宅した。だが、家には“差し押さえ”と書かれたテープが貼られ、鍵も開かない。兄(キングコング西の)と姉(池脇千鶴)も帰宅し、何事かと相談していると、やがて父が現われ、家族の解散を宣言して行方をくらましてしまった。母を亡くして以来、借金が原因で親戚とも疎遠となり、頼るあてもない3兄弟。途方にくれる中、裕は兄姉に苦労をかけまいと、1人公園でホームレス生活を始めるのだが…。』(wowow online より) タラタラ作業をしながらタラタラ見ました。 塾の宿題もせずにタラタラパソコンをしながらK兄ィもみてた。 物語の撤平くんはK兄ィと同じ中2の設定。 「中学生に見えなくね?」(でもハタチ過ぎてるとは思えない可愛いらしさで、 私には十分許容範囲。)(お風呂のシーンのスッポンポン姿も幼くて…) などとつっこんだりしていたが、 「実話じゃないよね?」「実話だよ」「まじっ?!」などと それなりに感じるところも少なからずあったようだった。 (お年頃もあって、オヤジ(イッセー尾形)への敵意がむき出しだった。(笑)) しかし、 お兄ちゃんは大学生、コンビニでバイトもして半分社会人に足突っ込んでるようなもんだ。 弟は独りどこかに行って、自分と高校生の妹は神社に野宿って、 もう少しどうにかできなかったものかな…。 まぁそんなものかな…。 末っ子は彼なりに兄姉に負担をかけないようにとの思いで、はぐれてたのだ。 やはり幼いのだな…。 兄姉にしてみても、 「三人とも一緒におらな、あかんねん!」と 強く思うに至ったのは、 当たり前の幸せを失ってみてやはり初めて気づいたことだろう。 このきょうだいのどん底ぶりを見て身につまされ、 そして友達の両親(宇崎龍童、田中裕子)の心の砕き方に打たれてしまった。 それで、あまりにも健康そうな死の床の母(古手川祐子)との別れのシーンにさえ、 涙が止まらなくなってしまったのだった…。(^_^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年03月31日 00時54分12秒
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