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カテゴリ:映画レビュー ~さ行~
さよなら。いつかわかること を検索! 2007年【米】Grace is Gone ジェームズ C ストラウス監督 『シカゴのホームセンターで働くスタンレー(ジョン キューザック)のもとに、ある日、米国陸軍の軍曹としてイラク戦争に出征していた妻のグレイスが戦死したという訃報が届く。愛する妻の死に衝撃を受け、すっかり途方に暮れた彼は、日ごろ母親のことを恋しがっている2人の娘、12歳の長女ハイディと8歳の次女ドーンに、その悲しい事実を告げることができず、衝動的に2人をドライブに連れ出して、フロリダの遊園地をめざすことにするのだが…。』(wowow online より) 盛り上げず、掘り下げず、多くを語らないで淡々とお話はゆっくりと進む。 見事に普通のおじさんに扮したキューザック。 思春期娘にとってはいかにもウザいパパかもしれない。 そんなお父さん、 妻の死を、娘たちに告げるというつらい作業がなかなかできない。 まず自分が現実を受け止められていないから。 その姿がもどかしくて気が重くなる。 何か様子がおかしいと察する長女、 父の思う以上にしっかりしているのだが、 問いただす勇気はない。 学校に電話した時に先生が核心に触れるような事を言っちゃったら どうするんだろうなどといやにハラハラしてしまった。 そんなことになったらお父さんますます窮地に。 衝動的に旅に出ちゃうなんて、 頼りないかもしれないお父さんだが、 結果的にはゆっくりと受け入れてみんなで乗り越えるのには、 これで良かったのかなと思えた。 そんな重い中にも、 次女の無邪気さに和まされる。 きっとパパもお姉ちゃんもそうなんだろう。 その次女(ドーンちゃん)がデパートで行方不明になるシーン、 「ドーン ベア(熊)!」とかなんとか、可笑しな呼び方で探す。 ちょっと深刻なシーンにしては笑いを誘う。 あっちの人って小さい子を「○○ チェリーパイ」とか 「クッキーちゃん」とか、よく食いもんで呼んでるけど(違うかな…)、 そんなようなノリなのだろうか。 私もそういう場面でT坊のことを「ぴーい」とか「ぴーちゃん!」とか「ぴー○○?!」とか 可笑しな名前で呼ぶけど…、そんな感じ??(´▽`;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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