|
カテゴリ:音楽
唐楽の四大曲(皇麞・春鶯囀・蘇合香・万秋楽)の一。四大曲のうち二曲(皇帝破陣楽・団乱旋)が絶えたので、この曲が大曲になった。林邑の八楽の一。天平8年(736)8月にインドの僧、婆羅門僧正と南ベトナムの僧の仏哲が日本に伝えた。奈良の大安寺で大阪四天王寺の楽人に林邑八楽のうち他の七曲はすぐに教えたが、この「万秋楽」は秘曲としてなかなか教えなかった。他の曲を伝授してから10年後の大仏殿の慶讃会のときに初めて教えて公開したという。25曲の万秋楽、12曲の万秋楽、5曲の万秋楽など、多数の万秋楽があった。特別な大きい甲をかぶり、襲装束の両肩をぬいで舞う。この「万秋楽」は、全曲演奏するのに3時間半もかかるという。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.10.05 17:41:37
コメント(0) | コメントを書く
[音楽] カテゴリの最新記事
|