お茶作りの見学
今回、ご縁があったお茶農家さんに製茶行程と茶畑を見学させて貰えることになりました約束の日、朝から訪ねてみると・・・前日から引きつづきの製茶作業の真っ最中とのこと、前日の作業はほぼ徹夜状態、作業を切り上げたのは午前4時でそれから仮眠を取り、何時間も経っていないで再び作業に入られたそうだから茶葉を摘んだ後の茶葉を乾かすための日光萎調や室内で竹ざるに乗せて茶葉の酵母の活性化をすすめる室内萎調は見ることが出来なかった~残念。その次の行程で使うのがこれ、この竹の筒の中に茶葉を入れ、ハンドルを回すことで中で茶葉と茶葉がぶつかり傷をつけあうことで発酵させることができるそう。その後、機械で茶葉を炒って発酵を止めます。そのあと・・・私達が到着し、見せてもらったのはここからです!茶葉を白い布に包んで圧をかけ揉みながら茶葉を丸めているところとても寝不足とは思えない機敏な動き、本物の職人さんって違いますね。こちらのご主人は台湾で「十大傑出農民」に選ばれた方で名実共に茶葉作りの名人、東方美人茶作りでもとても有名な方です。そして・・・丸めた茶葉をこの機械に入れてほぐします正面の機械で丸めて、左の機械釜の中に入れてほぐす という作業を30回以上繰り返すこれは茶葉が綺麗に丸まるための作業です茶葉の状態や気候によって、この回数は変わってくるけどこの作業だけで半日はかかってしまう全ての作業は一工程手を止める毎に、繰り返し香りを確認しながら進めていく一段落した合間をみて、皆で休憩したりお茶を飲んだりして私達はご主人の息子さんに茶畑に連れて行ってもらったりしましたがそれは次回に書こうと思いますそして大変な作業を幾度となく繰り返した後・・・丸まった茶葉をこの機械で乾燥させると、茶葉の出来上がり~!とっても良い香りがしますううっ、写真の色が悪いですね実物は新聞に乗っかっている写真のような濃い緑色ですこの中から売れる茶葉と、売れない茶葉を選別しますこれらの茎や、かすの部分など売れない茶葉にならない部分はティーバックのお茶の中身やまくらの中身になるそうですよ作りたてのお茶を煎れてくれました~とっても美味しかったです!!作業中、床に落ちた茶葉は少量でも速ざに掃かれて床の上にはいつも埃一つ落ちていない清浄な状態でした!かなり駆け足での大まかな説明になってしまいましたが記憶違いがあったり、間違ったことを書いているかもしれませんのでコレは違う!というものを見つけましたら、ご指摘お願いします。茶畑の管理や茶葉栽培もだけど製茶は時間も手間も根気も驚くほどかかり、機械を使っているとはいえ本当に想像を絶するほどの労力がかかっていました今まで茶葉の値段は高いな~と思っていたけれどこの行程だけ見ても、高いだなんて思えなくなってしまいましたよここまで読んで下さり、ありがとうございました!コメントはいつものブログの方に、宜しくお願いします。