Not alone～君は１人じゃない～

アリアは通りすがりのトレーナーのリョウと戦った。

アリア「ピンキーはおしとやかに見えて実は切れると怖かったんだよね…なんかちょっとピンキーのポケモンが可哀想だな」

この後、２０９番道路に進んだ。

アリア「あれは何だろう？」

「あれはねロストタワーだよ」

アリア「分かった！ここって確か寿命が終わったポケモンが眠る場所だよね」

「あとはトレーナーの修行の場でもあるよ」

アリア「トレーナーの修行場！やったーポケモンのレベル上げにもってこいだね」

「だけどこのロストタワーは上に上がれば上がるほど霧が濃くなるんだよね、きりばらいの技があればなんとかなるんだけど」

アリア「きりばらい？」

「秘伝技だよ、ヨスガのジムバッジがないと使えないよ」


アリア「そっかでもいいや」

「霧状態だと攻撃が当たりにくくなるから注意してね」

アリア「分かった」

早速ロストタワーに入り

「行け！ウソハチ」

アリア「ポッタイシ！バブル光線」

「行けビーダル」

アリア「チェリンボ！マジカルリーフ」

「行けハヤシガメ」

アリア「ムクバード！つばさでうつ」

この調子で上に進み

「行けポッタイシ」

アリア「ルクシオ！スパークよ」

「グライガー」

アリア「カラナクシ！水のはどう」

「ラルトス」

アリア「ルクシオかみつく」

「あなたなかなかやるのね」

アリア「あたしはまだまだだよ」

「かなり強いって！それより気になったんだけど…」

アリア「ん？」

「君って道具使っていないよね？」

アリア「道具って？」

「えー知らないのぉ？キズぐすりとか木の実とかのことだよ」

アリア「そっちかぁ」

「今まで全く使ってなかったの？」

アリア「うんよく分からないから」

「道具をどう駆使するかで勝負に勝ちやすくなるんだよ！例えばキズぐすりは体力を回復するとか…、あと状態異常も適した道具で治療するとか」

アリア「あたし今まで道具とか使ってなかったんだね…状態異常をそのままにしたり、体力を回復させなかったり」

「そういう道具ってフレンドリーショップで売ってるから、この先にあるズイタウンで見とくといいよ、あと木の実だと持たせるとポケモンはピンチになったら使うよ、例えばオレンの実とか」

アリア「木の実ってどこで手に入るの？」

「木の実はソノオタウンにある花屋さんと２０８番道路にあるこやし屋さんでもらえるよ」

アリア「木の実ってふかふかの土に埋めればまた木の実ができるんだっけ？」

「そうだよ、あとノモセシティでは貴重な木の実がもらえるよ」

アリア「ありがとう…道具をこれから使ってみるよ！あたし道具使わなすぎてヨスガジムに負けちゃったんだよね」

こうしてアリアはジムリーダーピンキーに敗北した原因が分かったような気がした。