「みんな」のバカ!
書名 : 「みんな」のバカ! 無責任になる構造
著者 : 仲正昌樹
出版社: 光文社新書 \735
感想 : 出だしは面白い。途中から同意できなくなる。読後感想、彼の個人的見解と感情が論理の運び方と合致していない。ぐちゃぐちゃ。論理的な部分と、混乱している部分が混在。読んだ時間が無駄に感じられた。
こどもがよくいう、「みんなが」というのは嫌い。だから途中までは納得できるけれど。みんなの民主主義、政治だから、みんな並になるというのもわかるし、全体主義を生み出すのもわかるけれど、著者が「」でみんなと言っているとはいえ、結局「みんな」対象に書いているわけで...納得できない私がいて、でも、著者の論理矛盾をつくほど丹念に読み直そうとまでは思わないし。