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テーマ:洋楽(3286)
カテゴリ:80年代洋楽
…となると当然オレは…(↑タイトルに戻る) ホール&オーツ十三枚目のアルバム「H2O」(上写真)からのシングルであるこの曲は、1982年に4週連続全米No.1を記録。彼らにとって五枚目のNo.1シングルとなった。 思わず体が動いてしまうベースラインとクールでキャッチーなメロディが実にカッコいい。 "ニューウェイヴ"な香りのするサウンドと艶かしいサックスの音色も強い印象を残す。 音数はさほど多くなく、全体的に整理されたプロダクションとなっているため、ひとつひとつの楽器がくっきりとした存在感を持っている。 ヒゲのお兄さん、ジョン・オーツの弾くギターもドライな感じでよござんすね。 もともとはジョンの作ったレゲエ風の曲だった(歯切れのよいギターはその名ごり)が、それにダリル・ホールが歌詞をつけ、さらにリズム・アレンジを変えて作られた。 その力強いリズム・パターンは、シュープリームスの1966年の全米No.1ヒット「You Can't Hurry Love(恋はあせらず)」から借用したもの。 このリズムはThe Jamの「Town Called Malice」('82年、全英1位)やスティーヴィー・ワンダーの「Part Time Lover」('85年、全米1位)ほか、様々なアーティストの曲に使われている。 また、その「You Can't Hurry Love」も「Maneater」と同じ1982年にフィル・コリンズがカバーして全英1位、全米10位のヒットにしている。 黒人音楽への愛情を軸に良質なポップ・ロックを追及してきたホール&オーツ。 この「Maneater」は黒人音楽のエッセンスを同時代的なヒットポップスへと昇華した傑作ブルー・アイド・ソウルだ。 「Maneater」…直訳すると「おとこ喰い」…きゃっ!(≧▽≦) ↓誰もが口ずさんだこのフレーズ おーおーひあしかむず わちゃっ! 同じ「H2O」に収録され、これまたヒットした「Family Man」(全米6位)の作者がマイク・オールドフィールドだと知ってさらにわちゃっ! つーコトで「Maneater」のPVはここをクリック。 そ、俺困らな~い♪(←歌い出し) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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