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テーマ:洋楽(3316)
カテゴリ:70年代洋楽
![]() …のはいいんだけど、使われてる映像は ジミヘンがギターに火をつけている ジミヘンがギターを壊している ジミヘンがギターを背中で弾いている …こんなのばっかり!! これじゃジミヘンが曲芸師だと思われるじゃねえかよ!! …つかジミヘンの一般的なイメージって 「ギターに火をつけた人」↑ひょっとしてこんなん? …いや確かにそうなんだけど、 ロック史上最も偉大な天才のひとりであるこの人がギターに火をつけたのは生涯のライヴで3回だけだぞ3回。 なのにこの人について回るイメージはやっぱり 「ギターに火をつけた人」なのか… それじゃあんまり寂しいから今日はジミが残したこの名曲「Angel」を。 ロッド・スチュワートもカバーした名バラードで、ジミの味わい深いボーカルとメロウなメロディが紡ぎだす美しい世界は、激しくノイジーなイメージが強いジミの叙情的な部分を見せてくれる。 直後に訪れる自分の死を予感したような歌詞も何やら暗示的だ。 この曲が収録された「FIRST RAYS OF THE NEW RISING SUN 」(写真)はレコーディングの途中でジミが急死したため未完となった作品だが、過激さは影をひそめた、ソウルやファンク色の強い作りで、ジミが次のステップに進もうとしていた事を感じさせる。 楽曲の出来もよく、「Angel」の他にも「Drifting」「Hey Baby(New Rising Sun)」といったメロウな曲も入っており、未完のままジミが急逝したという事がかえってこの作品に儚い美しさを与えてるような気がする。 ジャケットのジミの表情がなんとも切ない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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