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テーマ:洋楽(3316)
カテゴリ:70年代洋楽
その煽情的なイントロからしていきなりギアをトップにしたかのような気分にさせられ、イアン・ギランの雄叫びと共に曲はノンストップのテンションに突入する。 そのたたみかけるようなスピード感はまさにハイウェイを突っ走るかのよう。 イアン・ギランの噛み付くようなボーカル、ジョン・ロードのクールでテクニカルなオルガン、そしてリッチー・ブラックモアの燃えるようなギターが火花を散らす。 ホテルの廊下で録音されたというサウンドは、洗練されていながらも独特の緊張感を放っている。 ロジャー・グローヴァーのシンプルなベース・ライン、イアン・ペイスの職人的ドラミングもイイですね。 ジョン・ロードも素晴らしいが、なんといってもリッチーによるギター・ソロである。 せわしない早弾き、情感こもったメロディアスなチョーキングはギター小僧にとって教科書と言うべきフレーズだ。 いったいどれだけの人間がこのソロをコピーしただろうか?(推定不可能) 何百回聴いたってスゴイものはスゴイ。 まさしく嵐のような6分05秒。 この永遠不滅の疾走感と単純明快なカッコ良さには「ハードロックの古典」なんて言葉も野暮に思えてくる。 思わずおまえら聴かねえとブッ殺すぞ!!…とか言ってみたくなる程の問答無用の一曲だ。 『Made In Japan』でのライヴ・ヴァージョンも必聴なり。 つーコトで「Highway Star」を聴くにはここをクリック! 中学生が書いたような歌詞もイカスぜ! (歌詞一部抜粋) オレのクルマは誰にも渡さない 思い切り走らせてやるぜ オレのクルマは誰にも負けない 音速より速く走らせてやるぜ 殺人的マシーンなのさ パワードライヴにデカくて太いタイヤなど 装備は充分さ お気に入りのこいつが オレには欠かせない とことん走らせてやるぜ 荒れ狂うハリケーンなのさ いいかしっかり掴まれよ オレはハイウェイ・スターなのさ オレのオンナは誰にも渡さない 最後まで手離さないぜ オレのオンナには触れさせない どんなカーブでもぴったり寄り添うぜ 殺人的マシーンなのさ 動く唇にコントロール抜群のボディなど 装備は充分さ お気に入りの彼女が オレには欠かせない 彼女にタネを撒きつけるのはオレしかいないぜ 彼女はオレを興奮させる いいかしっかり掴まれよ オレはハイウェイ・スターなのさ ※ ポム・スフレのメインHPではDeep Purpleの名盤『Burn』について取り上げています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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