|
テーマ:洋楽(3317)
カテゴリ:70年代洋楽
ボーダフォンのLove定額のCMでデヴィッド・ボウイの「Rebel Rebel」が流れてきた時は「おおっ!」と少しトキめいたが、悲しいコトに声がボウイじゃない…誰コレ…? 調べてみたらなんとベンジーこと浅井健一(ex:ブランキー・ジェットシティー、Sherbet)でした。ええ~言われなきゃワカンネ。 ベンジーのこのバージョンもいいけど、オラはやっぱりボウイ様のオリジナル・バージョンがだにゃ。 この「Rebel Rebel(美しき反抗)」はボウイの代表曲のひとつとして今も人気の高いナンバーで、ローリング・ストーンズの「Satisfaction」を下敷きにして作られた曲といわれてるが、ひとつのリフを軸にしてワンパターン気味に曲が進行していく所もストーンズっぽい。 それでいて単調な印象を与えず、逆に「カッコイイ!」と思わせるのはシンプル&キャッチーなリフの完成度によるものだろう。 結果としてロックのお手本といえる名曲に仕上がっている。 いくつにも重ねられたギターもボウイ自身によるもので、特にテクニカルではないものの、手探りで演奏しているボウイの姿が浮かんでくるかのような演奏はなかなかに味わい深い。 この曲が収録されているアルバム「Diamond Dogs」(写真)は、やや混沌とした印象はあるものの、「Rebel Rebel」をはじめとして「Diamond Dogs」「Rock'n'Roll With Me」「1984」などの佳曲が詰まったコンセプチュアルな傑作で、アルバム発表に伴って行われたツアーも「30年先を行く音楽と演劇の完璧な合体」と当時のメディアに絶賛された。 こうしたアーティストとしての成功とは裏腹に、この時期のボウイは精神的な重圧からドラッグ中毒に陥り、毎日が綱渡りのような日々だったという。 ポム・スフレのホーム・ページではデヴィッド・ボウイのアルバムについて取り上げています! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[70年代洋楽] カテゴリの最新記事
|