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テーマ:洋楽(3317)
カテゴリ:70年代洋楽
![]() ニューヨーク・ドールズは、Guns 'n Rosesのアクセルを始め今も多くの信棒者を持つロックン・ロールのカリスマ、ジョニー・サンダースが在籍していた事でも知られる伝説のバンドである。ボーカルのデヴィッド・ヨハンセンと、ギターのジョニー・サンダースのコンビは、まるでミック・ジャガーとキース・リチャーズのキッチュなパロディのようでもあった。 彼らのケバケバしいメイクやファッション、チンピラのような言動は「オトナが忌み嫌うロックン・ロール」のイメージそのものであり、そのワイルドでストレートなロックン・ロールサウンドは、後のパンク/ハードロックに大きな影響を与えた。スティーヴ・ジョーンズ(Sex Pistols)のギター奏法は、ほとんどジョニー・サンダースのコピーと言ってもいいほどだった。 トッド・ラングレンがプロデュースした1st「New York Dolls」('73年)は、そのいかがわしさ溢れるジャケットとは裏腹に、粗野でワイルドなギターサウンドの中に60年代的ポップ・センスを感じさせる親しみやすいもので、「Personality Crisis」「Trash」「Lookig For Kiss」「Jet Boy」などのパンク/ハード・ロックの原点と言える名曲が多く収録されている。 ジョニー・サンダースは1991年にドラッグにより39歳の若さで死亡。最後までドラッグでヘロヘロになりながらチンピラ・ロッカーとしての人生を全うした彼の生き様は、まさにパンクそのものだった。 「Personality Crisis」でのデヴィッドの雄叫びやジョニーのギターは、今もその破壊力を失っていない。 「グレイト・ロックンロール・アテイテュード! 彼らとは一緒にツアーもしたけど、それは最高に楽しい思い出だったね」------ジョー・ペリー(エアロスミス) それでは「Personality Crisis」のライヴ映像をどうぞ! ここをクリック! ポム・スフレのホームページではジョニー・サンダースのアルバムについて取り上げています! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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