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ポムブログ~ポム・スフレの名曲大百科

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2006.12.18
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テーマ:洋楽(3286)
カテゴリ:80年代洋楽
パワー・ステーションというグループは、1985年という年を代表するスペシャル・ユニットだったように思う。

当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったデュラン・デュランのアンディ・テイラー(g)&ジョン・テイラー(b)と、実力派ホワイト・ソウル・シンガーとして評価の高かったロバート・パーマー(Vo)が手を組んだ企画プロジェクトで、ドラムにはChicのトニー・トンプソンが参加。
これでロバート・パーマーを知ったという人も当時は多かったろう(ワタシです)。

プロデュースには、これまたシックの中心メンバーであるバーナード・エドワーズ
前年のデュラン・デュランのNo.1ヒット「The Reflex」のリミックスを担当したのが、同じシックのナイル・ロジャースであった事を考えると、自然な展開だったと思われる。
The Power Stationというグループ名は、レコーディングを行ったスタジオの名前からそのまま取られた。

プロジェクトは、ロバート・パーマーのファンだったジョン・テイラーが、パーマーに話を持ちかけた所から始まったとの事(当初ロバートが歌うのは1曲のみの予定だったらしい)。
デュラン・デュランを「単なるアイドル・バンド」としてしか評価しないメディアに対する反発心と、「Get It On(T・レックスの名曲)演りた~い」という遊びゴコロから生まれたユニットだったが、当時のメディアからは「チャラチャラしたお坊ちゃんが作ったお遊びバンド」という声もあがったという。

この「Some Like It Hot」はアルバム「The Power Station」(写真)のオープニングを飾るナンバーで、'85年に全米6位・全英14位のヒットを記録。
「セックス・ピストルズとシックの融合」というジョン・テイラーの言葉を体現するかのようなパワフルなファンク・ナンバーで、イントロのドラムからしていきなりテンションが上がるが、クールなメロディとロバート・パーマーのソウルフル&ダンディなヴォーカルがエラくカッコいい。

スキ間を生かしたシンプルな音空間と、リヴァーヴの強いスネアを強調したサウンドはまさに80年代で、「古臭い」と言われればそれまでだが、やはりキライになれないんだよなあこの音。

アンディ・テイラーも間奏の部分では、ヘヴィにドライヴするギターを聴かせてくれるが、これがまた短いながらも実にカッコよく、むしろデュラン・デュランでの演奏よりハマッてるように思える。
この曲のみならず、アンディはアルバム全篇でエッジの効いた素晴らしいギター・プレイを聴かせており、このパワー・ステーションでアンディを見直した人も多かったという。

一方、ジョン・テイラーのベースは、バーナード・エドワーズに何度もダメ出しされ、結果「Some Like It Hot」ではジョンはベースを弾いていないらしい(これは当時から噂されていた)。

アルバムからはT・レックスのカバー「Get It On」も全米TOP10ヒットを記録。
パワー・ステーションは予想以上の成功を収め、これが後にロバート・パーマーの大ヒット作「Riptide」や、アンディのソロ活動(=デュラン・デュラン脱退)へとつながってゆく。

同年のLive Aidでは、デュラン・デュランとパワー・ステーション(ただしVoはマイケル・デバレス)の両方で出演するという、デュラン・デュランのファンには嬉しい荒技まで行われた。

1996年にはパワー・ステーションとしての2ndが発表されるも、ほとんど話題にならず
そしてロバート・パーマー、バーナード・エドワーズ、トニー・トンプソンの3人も今はもういない

なかなかに萌える「Some Like It Hot」のPVはここをクリック!
ああ80's…





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Last updated  2007.12.31 15:18:52
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