2124148 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ポムブログ~ポム・スフレの名曲大百科

ポムブログ~ポム・スフレの名曲大百科

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

ポム・スフレ

ポム・スフレ

Category

Favorite Blog

CD購入〜ANDY PARTRI… PeTeRさん

MY PET SOUNDS kawasima9さん
ANDY DAYS akikkiさん
僕のお気に入り junktion2006さん
Kids Don't Look Back Kid Blueさん
Elimのブロォグ Elim Garakさん

Comments

わいマン@ Re:Faces 「Pool Hall Richard」(09/06) 今、2021年、今ごろにコンバンハ。 最近F…
tk4@ Re:The Beatles 「The Fool On The Hill」(04/13) ポールで、というかビートルズで一番好き…
tk4@ Re:The Beatles 「Don't Let Me Down」(04/27) この曲はもう断然オリジナルの方がネイキ…
tk4@ Re:The Beatles 「I Will」(07/13) 私もこの曲大好きです。 Paulの曲で5指に…
tk4@ Re:John Lennon 「Nobody Loves You(愛の不毛)」(08/31) 普遍性。 この一言に尽きると思います。 …

Archives

2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09

Freepage List

2007.10.24
XML
テーマ:洋楽(3315)
カテゴリ:70年代洋楽
ニューヨーク・ドールズのギタリストであったジョニー・サンダースが、同バンドのドラマーだったジェリー・ノーランやTelevisionを脱退したばかりのリチャード・ヘルと組んで結成したのがハートブレイカーズである。
その唯一のオリジナル・アルバム「L.A.M.F.」(写真)は、ジョニーのベスト・ワークにして、Sex Pistolsの「勝手にしやがれ」と並ぶ永遠のパンク・ロック・アイテムとなった。
なお、L.A.M.F.とはLike A Mother F♂ckerの略。ジョニーの腕にはこの4文字がイレズミされていた。

アルバムはシンプルで小気味よいロックンロールがぎゅう詰めとなっているが、「Chinese Rocks」はその中でもとびっきりの一曲。
Sex Pistolsのシド・ヴィシャスGuns N' Rosesにもカバーされた(ライブで)名作だ。

作曲にクレジットされているのは、ジョニーの他に、ジェリー・ノーラン、リチャード・ヘル、そしてラモーンズのベーシストである(だった)ディーディー・ラモーンである。
アルバムを出す前に脱退してしまうリチャードと、ディーディーが中心に作った曲らしく、ハートブレイカーズの初期のライブではリチャードのヴォーカルで演奏されていた。
ちなみに、ディーディーも当初からこの曲を気に入っており、ラモーンズのアルバムに収録するつもりだったらしい。だが、その時はメンバーの反対にあって実現せず、'80年なって、ようやくアルバム「End Of The Century」に収録された。

リチャードがハートブレイカーズを去った後も、曲はバンドのレパートリーとして残り、ジョニーをヴォーカルとして正式にレコーディングされる事になった。
ハード・ロックお決まりの低音を使った必殺一撃のリフは、シンプル&キャッチーを地でいくカッコよさ。
ストレートで無駄のない楽曲、ホットで勢いのある演奏
ジョニー・サンダースの歌声はどこか頼りないが、無垢さと情感にあふれており、そこらの上手いヴォーカリストよりもよほどロックを感じさせてくれる。

これぞロックンロール。That's The Rock N' Roll。
この曲を始めとして、「Born To Lose」、「I Wanna Be Loved」、「I Love You」「Let Go」などの名曲が詰まった「L.A.M.F.」は、パンク云々の枠を超えた必携の一枚だ。

ハートブレイカーズは'77年、イギリスに渡り、ピストルズを中心としたアナーキーツアーに同行。その時のライブが評判となり、ジョニーは本国アメリカよりもイギリス、フランスなどでビッグ・ヒーローとなっていく。
'85年以降は何度も来日。忌野清志郎、鮎川誠といった多くのミュージシャンに愛された。
カタコトの日本語で「ドモ、アリガトゴザイマシタ。ミナサン、オシアワセニ」と言ったというエピソードが泣かせるなあ……涙ぽろり

そして1991年、ジョニーはオーバードースにより死去。享年38歳。ドラッグでヘロヘロになりながら最後までチンピラ・ロッカーとして生き抜いた、まさにPunk(=クズ)そのものといえる人生だった。
いつの日かジョニーの墓参りをして、墓石の前に彼の好きだったラッキーストライクを差してあげたいワタシです。

つーコトで「Chinese Rocks」を聴くにはここをクリック。
大音量で聴くのだ!


※ポム・スフレのメインHPでは名盤「L.A.M.F.」について取り上げています!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.08.28 20:23:56
コメント(2) | コメントを書く
[70年代洋楽] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.