赤坂「シュマン」でランチ ミシュラン★
東京でのランチは、静岡在住だけど東京美食の伝道師ヴェルデさんのブログを参考に、絶品と噂の豚肉のパテが食べたくってOGINOに!でも10日前に電話を入れるとすでに満席で…、他の候補はシュマン、ランベリー、ロオジエ。先に電話した『シュマン』で予約が取れました。ミシュラン1ツ星を取得した小玉シェフが独立されたのですが、スーシェフだった信定シェフになってからも、変らず美味しいとの情報があったので安心してお店に向かいました。ウェイティングでの対応や席への案内がそつなくとてもスムーズ。大きなガラス窓から外の景色が見渡せる席に案内されます。セッティングのいぶし銀のお皿がとっても素敵店内はこじんまりとカジュアルだけどすっきりした雰囲気です。二人ともオードブル2品をチョイスできるランチコース(\3,900)にしますが、前菜がどれも美味しそうで、優柔不断なうきぽには嬉しい悩み(笑)メインもお魚かお肉か選べます。悩んだ末、偶然にもオードブルもメインも二人とも同じものをオーダーする事になりました【アミューズ~ベーコンのマドレーヌ】これヴェルデさんの所でも見たわ~(^^)ほんのり甘じょっぱい生地に塩味のベーコンが合います。表面はさくっと中はもっちり、ほんのり温めてあるので風味も倍増。【オードブル1~人参のムースとコンソメジュレ、うに添え】このオードブルがお店のスペシャリテとの事。こちらもヴェルデさんのブログで見て、絶対注文しようと思った一品。表面のコンソメジュレが宝石の様にキラキラ輝いています。中にはまったり滑らかな人参ムース。甘みがあってとっても美味しい。コンソメジュレだけだと塩みが強めに感じるのでムースと一緒にスプーンですくって食べるのが正解。コンソメはしっかりと奥深い味わいで上質。すごく時間を使って作られたんだろうな。うにはそれほど主張しませんが、へんなみょうばんの味がしなくて良かったです。とても美味しい一品でした【オードブル2~季節のキノコと鶏胸肉ムースのテリーヌ ホタテ貝のポアレを添えて 】温かい鶏肉のテリーヌはふわっと柔らかい口当たり、少しニンニクも香ります。季節のキノコは巨大なめたけや舞茸、ジロール茸、マッシュルームなどなど。香りも味も様々で秋の恵みを頂けて美味しい。ホタテのポワレは表面をこんがりと中は半生で。ヴィネグレットソースと茸・ホタテのバランスも良く、こちらのお皿も美味しかった~【メイン~真鯛のポワレ オゼイユと白ワインのソース 】真鯛は見るからに表面がこんがりと焼き上げられていて中はしっとり。こういうのがプロの技なんだわ。凄く良い焼加減。ソースは主張が強くない白ワイン系のソース。オゼイユの葉と絡ませて食べると穏やかな酸味が全体を包み込みます。右上の茶色いのは真鯛の肝。こういう肝って実は苦手なのですが焼き方が上手いのか香ばしくて。白ワインとの相性抜群でした色とりどりのお野菜は蕪に青梗菜、そして名前が分からなかったのでサービスの方に聞くと『いろいろニンジン』との事。変った名前やね。【デザート~ガトーショコラ・プリン・シナモンアイス】このプリンびっくりする位美味しくって、Yちゃんと二人で感動してましたコクのある卵の味がしっかりとして、固めのテクスチャーに苦々キャラメルなんて好みど真ん中。本当に美味しかったガトーショコラはビターで好きな味。アイスは普通。このプリンの美味しさなら、デザートがプリンだけでもいい。今年食べたプリンの中でNo.1確実の美味しさだわ紅茶はダージリンでやや渋みのあるタイプでした。ワインはグラスで頼みましたが、白は2種(どちらも1000円だったかな)。私はロワールの白をYちゃんはもう一種の南仏の方のを頼みましたが美味しいワインでした。調べたらオーナーさんがソムリエなのでワインはこだわりがあるとのことです。あと、S.Pellegrino(大ボトル)が1000円だったかな。パンやバターも合格点でした。サービスも悪くなくお料理の説明やワインの説明がとても分かりやすい。お料理・サービス共に王道のフレンチで、うきぽもYちゃんも満足したランチタイムを過ごせました。ヴェルデさん美味しいお店情報ありがとうございました。今度はOGINOに行こうと思います♪私もYちゃんも好きなので、夜ガッツリ飲みたいです(笑)__________________________________________東京ミシュランの1つ星だと、以前行った「ミラヴィ○」と比べてしまいますが、ミラヴィ○は見た目だけ美しいだけで実のない味、またサービスは今まで行ったフレンチで最下位でしたので(私の行った日が悪かっただけかもしれませんが)、これで同じ1つ星だと思うとミシュランの評価でもバラつきがあるのかと思いました。やっぱりガイドブックよりも口コミの方が間違いないなぁ