「蜜の味」第4話の感想　アメリカへ逃げ出すARATAさん

2011年11月03日

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「蜜の味」第4話、榮倉奈々さんを妄想患者と偽っても、自分を守りたい菅野美穂さん。

美しく化粧してARATAさんに迫り、すべて榮倉さんのせいにするけど、彼の不信はぬぐえない。

でも弱いARATAさん、菅野さんの仕掛けた妄想疑惑の罠にはまり、榮倉さんを泣かせてしまう。

不倫と禁断で進退きわまり、アメリカ留学の話に乗って、二人の女から逃げ出すARATAさん。

大学のキャンパスで、見事な三角の位置関係でにらみあう三人、このときの菅野さんは、

目の下にくまを作って、捨てられる恐怖と嫉妬にまみれ、みにくく落ちた姿をさらしていた。

今更だけど、賢いはずの彼女が、結婚したとたんに、釣った魚にえさをやらないとばかりに、

ARAATAさんをないがしろにした意味がよくわからず、榮倉さんを警戒していい妻を演じ、

彼をがっちりつなぎとめて幸せを見せつける方が、自然なのではないかという気がします。

菅野さんがうっかり気を抜いたのは、もしかして話の筋のためだったのか、と疑ってしまう。

次回は何年も先の話で、ARATAさんも榮倉さんもいよいよ、長い髪のかつらを脱ぐらしい。

榮倉さんはもう医師になりすっかり大人に変身してるだろうから、これからが菅野さんとの勝負。

といっても、禁断である以上行き止まりなので、そろそろ実は血がつながってないと判明してほしい。