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July 30, 2006
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カテゴリ:シネろぐ
てなわけで。

ジブリとファンタジーをこよなく愛する相方が、
「たとえ監督が宮崎Jr.で、どれほど酷評されようとも、観に行くんだ!」
と、公開を心待ちにしていた映画「ゲド戦記」を観て来ました。

ゲド戦記 公式サイト

公開2日目。
無計画なわたし達にしては、稀に観る俊敏さでございますウィンク

相方は幼い頃、体が弱くって、図書館で1人本を読むことが多い子どもで、
中でも、ナルニア、指輪物語、ゲド戦記…といったファンタジーが大好き、だったのだとか。
地図やイラストを手がかりに、自分の想像力の世界で羽ばたかせていた竜が、
自在に飛翔するのを見るのは、ただそれだけで嬉しいのだそう。うっしっし
ましてそれが大好きな宮崎アニメときたら、もう、ねぇ。

この辺り、原作に思い入れがあればあるほど、評価が辛くなりがちな
わたしとは、大違いな発想です雫

さて、映画の感想…。
大人向けのアニメだなぁ~と、思います。
でもまぁ、ここ最近のジブリ作品って、そういう傾向強い気もするし。
ただ、うーん、なんというか…宮崎吾郎さんの個人的なテーマが、
結構ストレートに出ちゃってるような感じもしました。
それが、なんというか、うーん、作品としての昇華を微妙に妨げているような…。
宮崎駿監督にも、きっとその時々の思いがあって、それを作品にこめて
いるんだと思うんだけど…。
そういうメッセージを下敷きにしつつも、それだけに終わらない。
アニメでしか表現できないものを表現して、それプラス何かがある。
だからこそ、大人から子どもまで、日本だけでなく海外でも、
皆が見たがる作品を供給してくれていたんじゃないか、と思うんですが。
表現者の想いがただそのままに伝わってくるのでは、重すぎる?←くだらん失敗
いや、でもなんか、観終わった後、そんな感じがしたんですよねー。
前列の子ども達が、多少もぞもぞしたくらいで、よくまぁ耐えたよね、と。
わたしの隣のにーちゃんは、完全に寝ていたよ(笑)。

で、ここまであーだこーだ書きつつも…
じゃぁ、つまらなかったのか?と言われれば、ちゃんと面白かったです。
三十路手前の、それでいてまだきちんと自分の足で立てていない、
そんな歯がゆさを抱えたわたしにとっては、心に響くものがありました。グッド
父殺し、というテーマにはピンとこないものもあったんですが、
偉大な父を抱えた人の、その存在を越えてゆかねばという焦燥感は、
とてもリアルに伝わってきました。
それから、原作とは違うけれど、己の影、との対決。
正体不明の闇の何か、というよりは、自らが生み出したもう1人の自分、
認めたくない影の部分、というのは、誰もが思い当たるものなのでは…。
テルーの歌、も良かったし。
映像も、キャラも、やっぱジブリだなぁ~。

でもでも。
影の表現であれ、ちょっと今回、主人公の顔が怖かったですわからん
それから、後半の方で、生き生きとした表情に欠ける荒いカットも多くて、
これは最近の作品にはなかったなぁ、と思いました。
何より、心に残る「絵」があまりなかったこと、
「飛ぶ」シーンの迫力不足など、全体に躍動感が感じられなかったことが、
わたしにはちょっとガッカリな点でした。

総合評価は、迷ってしまいますが…。
でも、いろんな人の感想を聴きたい。
そういう作品であることには、間違いない、と思います。








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最終更新日  July 31, 2006 09:14:05 PM
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