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ぽてやっこ食欲日記

[旅してきました] カテゴリの記事

全38件 (38件中 1-38件目)

ちょっと整理しました

なんで夜中にこんなことやっているかというと、今日も誘惑に負けてお昼寝してしまったため、時差ボケが直らないからなんす。で、フロリダ関連の日記を整理しました。↓この順番で書いてます。名前を言ってはいけない、あのネズミ米国で、毒を食らわば…… オーランドでバスに乗る赤い洋梨はなちゃん到着！びしょ濡れでワイルドな1日怒涛のユニバーサルスタジオ（午前の部怒涛のユニバーサルスタジオ（午後の部）今日からコンフェランス開始 70年代ディスコの夜はふけるかっちょいい引退宣言衝動買い魂に火がついた！米国最後の晩餐はなぜかi-hop帰ってきました恒例！いやげものカタログ

2006年05月12日

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恒例！いやげものカタログ

リアル世界でぽてやっこをご存知の方はご用心。いやげもの注意報だす。【左】ピーナツクリーム味のReese'sのチョコは大好物。今回はシリアルバー・バージョンの新顔を発見。さっそく購入。甘くて旨い。ままりんに２個あげたら、その場で２個食べちゃった。これと一緒にいちご味のスペシャルKバーも買ったんだけど、それは食べちゃって日本までもたなかった。【右】今回の箱買いは、このデンティーンのスパイシーシナモンガム。なんつったってファイアーです。１度に３個ぐらい口に入れると幸福中枢がヤラレちゃうぐらいイイ感じ。【左】お土産用に買った「薄めるだけ」のピニャコラーダ・ミックス。これでアイスキャンデー作っても旨いらしい。【右】ハウス・オブ・ブルースで買った、「かけるだけでケイジャン」なシーズニングソルト。チキンフィレとか白身の魚にかけて焼くだけで南部っぽい味わいが楽しめる。【左】色と透明感にヤラレて、後先を考えずに買ってしまったハラペーニョのペッパーゼリー。店のお姉さん曰く「あんまり辛くない」ということで、いまいち「どうやって食べると旨いのか」不明。ま、味見をしてから考えましょう。【右】スポイドで１滴ずつたらして使うらしい激辛ソース。これは辛いものマニアのＳ賀ちゃんへの土産。胃に穴開いてもしらないよん。【左】「どんなに不器用だって、ベーグルぐらい切れるだろう」と思いつつ、見たらほしくなって（しかも最後の１個をはなちゃんととりあって）買ってしまった、ベーグルカッター。さあ、ベーグルさん、いらっしゃ～い♪【右】カラフルなアイスクリームディッシャー。色のところがシリコンになっていて、ペコっと押すと丸いアイスが落ちる。シンプルさがカワイイ。全色揃えたいのをぐっと我慢して３色ゲット。【左】ミールプランナーというルーレット式のマグネット。よく見ると選択肢は、予約をとる、ママがつくる、ピザの宅配、バーガーキング、ケンタッキーフライドチキン、マクドナルド、ウェンディーズしかない。しかも「ママがつくる」はこの確率に低さ（赤いところ）ね。【右】ダイエットポリスという名のマグネット。冷蔵庫に近づくと「ＳＴＯＰ！　冷蔵庫から離れなさい！」とタカピーな警告を与えてくれる。けっこうウルサいのと、センサーなのか振動なのか、イマイチ「何に反応してるのか」がわからないのがタマにキズ。【左】パンヲタな“あ”への土産。オリーブオイルに混ぜてパンにつけるシーズニング。トスカーニ風、シシリア風、ローザマリア、パルメザン・ブレンドの４種類。これ、おいしくて試食しまくっちゃった。【中】ポップコーン用フレーバーミックス。出来立てにかけてシャカシャカね。チェダーブレンド、ベーコン＆チェダー、サワークリーム＆オニオン、ゼスティ・ナッチョの４種類。これはポテチでも応用可能だな。【右】買ってから気がついて「しまった！」と思ったのだが、クリームブリュレのキャラメリーゼ用フレーバーシュガー。バターラム、カプチーノ、ラズベリー、プラリネの４種類。ブリュレなんて自分じゃ絶対に作らないよな。フレンチトーストにでもパラパラしてみるか。【左】noncosさんのところで見て「これいいなぁ」とずっと思っていたペディキュア用のつけ爪。いろんな色があったんだけど、どうせなのでど派手にしてみた。【右】あんまり意味のないヨーヨー風のポヨポヨ。プレジャーアイランドで、ＭＯＮちゃん、はなちゃんと色違いでゲット。旅の思い出に。これ動かすと中でポヨ～ンと光るのだ。いつまで光っているのかなぁ。

2006年05月11日

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帰ってきました

おかげさまで、無事日本に着いただす。いつも帰りの機内は「寝るな、寝たら死ぬぞ！」と、自分を脅して頑張るのだが、今回は乗り継ぎの前から眠くて眠くて……13時間爆睡してしまった。ここで失敗したせいか、もう大時差ボケで、昨夜11時ごろにベッドに入って、起きたらもう午後６時だったし。もう、寝すぎで頭が痛くて死にそう。コンフェレンスの間サボってた日記も、ボチボチうめていくので、皆様よろしゅうに。

2006年05月10日

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米国最後の晩餐はなぜかi-hop

コンフェランスも７日の日曜日が最終日。８日の朝にははなちゃんはシカゴへ、私は東京へ向かって飛立つのだ。最後の日のランチは、あんまり時間がなかったこともあり、ホテルのすぐそばのファミレス風の店に行った。日曜日のお昼どきだからなのか、いつもこうなのか、超満員でウェイティングリスト状態だ。この店「レストラン＆ベーカリー」ということで、レジ横にはこってりとしたパイとマフィンが自慢げに置いてある。「おいしそうなら明日の朝ごはんに１個ゲットして……」と思っていたのだが、これがドデカい。私は飽きっぽいので、小さいの２つならまだしも、赤子の頭ほどもある巨大マフィン１個は無理だろうと思って断念した。で、この店、やたらとフレンドリー。ウェイトレスがごきげんな調子で話しかけてくるし、勝手に客の隣に座って世間話を始める。これが常連客ならいざ知らず、初めて行った、あきらかに外国人な私たちの席にもオーダーとりながら座りこんじゃうから驚いた。私たちが食べている間、誕生日のお祝いが２件あった。スタッフ総出で歌いながらケーキを運ぶので、その間は業務も麻痺状態。ああ、なんて陽気な店なんだ。ここでオーダーしたのはホームスタイルのポットロースト。ポットロースト自体が日本でいえば“肉じゃが”みたいな家庭の味で、レストランのメニューに載ってることは少ないんじゃないのかな？　で、いいチャンスなので食べてみることにした。トロトロに煮込んだビーフの上に、生スレスレに炒めたタマネギとグリンピースがドドーンとのっている。新鮮なパセリのパラパラもいい感じ。これをグレイビーをかけたマッシュポテトと一緒に食べる。「マッシュポテトがあるんだから、ロールパンはやめておこう」と思ったのに、このパンがふんわりと軽くておいしい。ホイップバターをつけたら、もう止められなくなった。これで、＄8.99．アメリカっていい国だなぁ。午後ははなちゃん（←この人大学のセンセイ）がちょっと本格的なコースに参加している傍ら、私は部屋にこもって40行だけ残していた原稿を仕上げ、メールで日本へ送る。ちょうど日本の連休明け午前中に到着するタイミングだからギリギリセーフだな。夕方ははなちゃんと待ち合わせて外へ……なのだが、このとき2人とも疲れていたのか、なぜか「ご飯よりも甘いもの食べたいね」ということに。「そういえばバスの窓からihopの看板が見えてたよね、パンケーキなんかどう？」ということで、ihopへ。まだ時間が早いからなのか、“不安”のとおりなのか、なぜか店内はガラガラ。席についたら、まずコレだよ。もうゲンナリ……って思ったら、はなちゃんは「やっぱり食事っぽいものも食べたくなっちゃった。で、デザートにコレって多いかなぁ？」と、タマゲるようなことを言う。あんた本当にスタミナ無尽蔵だわ。もう「人生投げてます」って感じの場末た感じのオバちゃんがせっかちに注文をとりにきたので、パンケーキと卵のセットという、まるで朝食なメニューをオーダー。運んできたとき、パンケーキの上のバターが溶けて、オバちゃんの手にズルズルと落ちた。おばちゃん、舌打ちこそしなかったが、「文句いうなよ」とガンを飛ばし、「気にしな～い。今すぐ代わりのバター持ってきてやっから」と言い捨てて去っていった。卵はオーバーイージーで、私はハナちゃん（ベジーだから）の分のソーセージまでもらい、パンケーキにピーカンナッツ風味のシロップをどばちょとかけてむしゃむしゃ食べた。ケチャラーには、このカリカリに焼けたハッシュブラウンがたまりませんな。デザート（まだ食うのだ）は、さんざん迷ったあげく、私はバナナ・スプリット、はなちゃんはバナナとキャラメル風味クリームのクレープ包み（？）をチョイス。バ、バナナはどこ？　アイスはいずこ？？？「スプリット」なのに、バナナ丸ごと１本切れてな～い！ちんまりと見えて、極甘な強烈デザート。この皿でこの盛り付けって、どういう意味があるのＺＥＮ風とか？このアメリカ滞在中、ここの食事が一番ワイルドだったかもしれない。ううむ、ihopって、ほがらかファミレスだと思っていたらキケン地帯だったのね。

2006年05月07日

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衝動買い魂に火がついた！

カタギなお勤めのMONちゃんは、８日の朝にちゃんと出勤するために、今朝早く帰路についた。現地滞在2日、それだけのためによくぞがんばってくるよなぁ。「効率」とか考えてたら絶対にできないよ。MONちゃんすげ～。残されたはなちゃんと私は、あと2日お勉強の日々。この日の朝は「ホテルの部屋で優雅にルームサービスの朝食」計画を立てていたのだが、６時ちょっと過ぎに注文したエッグ・ベネディクトが８時半まで待っても来ない。途中、何回も電話したんだけど、完璧な「そば屋の出前」対応。しょうがないから、「もういらない。部屋に請求しないでしょうね!?」と、冷たく念押ししてコンフェランス棟へ。とりあえず、カフェでペストリーを買って、もぐもぐやりながら会場へ。こういうのOKなところが、アメリカのありがたいところだな。ランチはリベンジじゃないけど、昨日から予約をとっていたホテルのグリルへ。簡単なサンドイッチを注文したものの、これが待てど暮らせど出てこないのよ。はなちゃんは「今日って、こういう運命の日なんじゃ？」なんて不吉なこと言い出すし。でも、待ちに待って出てきたグリルチキンサンド（左）は、ちゃんと炭火焼きになっていてめっちゃうまかったす。ハナちゃんのはフィッシュサンド（右）。こっちもちゃんとグリルです。アメリカで身近に出没する動物っていったら、だいたいはリスだけど、ここではトカゲ。それも、こんな立派なトサカがついたのがいたりして。右の木にところにもいるの、わかるかなぁ。この日は午後のセッションが１コマだけだったので、はなちゃんと相談して、「ディズニーのMGMへ行こう」ということに。ところが、ホテルのカウンターでおじさんにきいたら、閉園時間が早いうえに、チケットが55ドルもする！　これはちょっと……というわけで、オーランド・プレミアム・アウトレットに行くことにした。今考えると、これがウンのつきだったわ。ぽてやっこ一人で行ったときには、全然素通りしたところに、よさげな店がある、ある、ある！↓ここのキッチングッズ＆グローサリーで、狂ったように試食しながらひと財産使った後は、サムソナイトでスーツケースとリュックサックを衝動買い。「だって安かったんだも～ん」と、いいたいところだけど、楽天の値段とそう変わらない。ま、日本で捨てると粗大ゴミだけど、ここで捨てれば無料なので、いいか。ずっと「使いにくい」と思っていた、ポーターのリュックもついでに捨てた。あああ、スッキリ。夜は、ホテルの道をはさんで隣にある「フィッシュボーン」というレストランに行った。なんでも全米シーフードレストランのトップ10にランクしているらしく、旬（ギリギリ）のフロリダ・ストーン・クラブが食べられるという。メニューを見ると値段は「時価」だ。こわっ！ウェイトレスのお姉さんの説明が、いまいちスッキリわからないまま、勢いでストーンクラブと海老のフライをチョイス。蟹はもう、ハサミの部分しか食べないという贅沢さ。マッチョな感じの身がパンパンに詰まってて、いやはや食べごたえがある蟹だ。海老のフライもプリプリ海老で、ピリ辛なカクテルソースがよく合う。これ、いわゆる食べ放題で、「もういらない」というまでいくらでも持ってきてきれる。最高は１人で77尾も食べたおっさんがいるんだってさ。さすがにそこまではいかなかったけど、腹いっぱい食べたのだ。

2006年05月06日

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かっちょいい引退宣言

コンファレンスが始まって、朝２ワク、午後は３ワクのペースでセッションやワークショップに出席している私たち。頭の中はいろんな情報がグルグルだぁ。外は今日も今日とてどピーカンだし。遊びに行きたいよなぁ。ちょっとずつ興味の対象や専門が違うので、3人全員が揃うことはあまりない。それが災いして、どうもアメリカ人には「日本人が３人いる」というのが伝わってないような気がする。あちこちで「あ、昨日のクラスで会ったわね」とか「？？」なことを言われて当惑するMONちゃんとはなちゃん。その中で、私だけは誰も「誰とも」間違えてくれない。そんなに私って異形な者かしら。昨日は知らないアメリカ人に「ねえ、このクラスに出てノートとる？　だったら後でノート写させてくれない？」といわれ、「いいけど、私、ネイティブじゃないんだよ」と断った。はなちゃんに「ぽてさんは、相変わらず外人だね」と、笑われてしまった。どこへ行っても、すぐに“現地人”と化す私。もはやこれも才能の１つか？？こういうコンファレンスに何回か出席していると、顔なじみの専門家が何人かできてくる。今回のスピーカーのクイン先生もそんな中の一人。どっちかといえば威厳があってとっつきにくい系のオバさんだから、私たちも気軽に「ハ～イ」と声をかける雰囲気じゃない。あっちだって、東洋から来たチンピラなんか無視だ。講演も、データや研究実績を織り込んで、淡々と話をするタイプで「笑いをとろう」なんて感じじゃない。ところが今回は、会場で廊下でクイン先生のほうから気軽に声をかけてくれるし、何回も「楽しんでる？」と、気にかけてくれる。講演も自分の体験をおもしろおかしく織り込んで、とってもパワフル。大爆笑の連続。こっそりと「この人、芸風変わったね。どういう風の吹きまわしだろ？」なんてウワサをしていたのよ。そうしたら彼女の講演の最終回、それも最後の最後に「突然だけど、私は今回で講演活動から隠退します。今後は本の執筆と……やりたいことをおもいっきりやるの！」と、言い出した。なんといっても業界第一人者の突然の引退宣言だから、会場は動揺。でも、「思いっきり好きなことをやる」って言いきる彼女のハレバレとした笑顔を見ていたら、自然とみんなスタンディング・オベイションになっていった。今まで本当にありがとう、クイン先生。そうか、最後だったから、私たちも彼女自身も「楽しんでる」ことが大事だったのね。ズルズルっと仕事を始めて、そのままなんとなく続けている私。「もう充分やったから、後は好きなことをやる！」なんて、高らかに宣言する日は来るんだろうか？

2006年05月06日

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70年代ディスコの夜はふける

レセプションでお腹をいっぱいにした後は、とっとと退散してダウンタウン・ディズニー（←注意：派手な音が出る）のプレジャー・アイランドへ夜遊びに。今まで一切関わりを持たずに来たのだが、それもここまで。私たちもついにネズミの手に落ちたのだ。まずはプラネット・ハリウッドやマグネトロン・マグネットなどをブラブラしながらおバカなお土産を物色。はなちゃんが「ハウス・オブ・ブルース」のショップでヘンテコなTシャツを発見したので、これを購入。これって「武道館ライブ」もどき？Candy Cauldronでは、この世のものとも思えないりんご飴を発見。まさに毒りんご!?夜もとっぷりと暮れてきたところで、本日の目的地「8 Trax」に向かう。入り口で腕輪（これがはずれない！最後はハサミで切った）を巻かれ、スタンプを押され、しっかり“島送り”になったところで店内へ。ここは70-80年代の曲だけがかかるディスコで、コテコテな店内の大画面にはデペッシュ・モード、カルチャー・クラブといった涙々のプロモ・ビデオが流れている。さぁ、思いっきり盛り上がり……きれない。だって人が全然いないんだもん。バーテンのおじさんがいうことにゃ「今は他でイベントやってるから誰も来ないよ。混んでくるのは０時過ぎだね」そういえば、ここって毎晩カウントダウンイベントやってるんだよね。そうはいっても、明日も良い子でお勉強しなきゃならない私たちは、カウントダウンまでいたら死にそう。ん、もうこりゃ勝手に盛り上がってサッサと帰るしかないかしら。というわけで、EW&Fの「セプテンバー」に落涙しながら踊り狂い、ちょうど店が混みはじめた11時ごろ後ろ髪引かれる思いでホテルに帰ったのだ。あ、せっかく牙城に赴いたのに、あのネズミの姿をチラリとも見なかったわ。これってやっぱり“残念”なのかしら？

2006年05月05日

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今日からコンフェランス開始

昨夜遅くにMONちゃんが到着し、今日から3人組になった私たち。この旅の目的（であるはず）のコンフェランスも今日から開始だ。会場はホテルの中にあるコンフェランス棟。雰囲気としては、巨大な平屋の結婚式場で、「ライムの間」とか「オーランドの間」とか、各部屋にテキトーな名前がつけられている。つーか、このホテルはコンフェランスを誘致することで成り立っているっぽく、個人の観光客はほとんど相手にしていないような雰囲気だ。今はプロムのシーズンたけなわらしく、セッションのない夜の会場は正装した地元の高校生がパーティをやっていたり、結婚式の会場になっていたりする。↓これは結婚式の会場外に並べられていたフォトフレーム。　いわゆる「引き出物」らしく、中には出席者の名前を入れた　「あなたはこんなに素晴らしい人」というメッセージ（１つ１つ全部違う）が　カリグラフィーで書かれていた。今回のコンフェランスの出席者はほとんどがアメリカ在住のアメリカ人で、アジア人はほとんどいない。日本人は私たち３人だけなので、イヤでも目立つ。いろんな人に声をかけられ「わざわざ東京から勉強に来てんのか、そりゃえらいなぁ」なんていわれて優し～くしてもらっている。ランチは、はなちゃんが到着した夜に行ったプールサイドのカフェへ。左からMONちゃんがオーダーしたオレンジ風味の骨付きチキン、はなちゃんの海老のブロシェット、私の炭焼きまぐろのせサラダ。私のサラダは甘酸っぱいドレッシングと、塩こしょうだけであっさりと焼いたマグロがいい感じでおいしかった。夜はコンフェレンスのウェルカム・レセプションで立食パーティ。さすが肉食人種の宴、肉は骨ごと丸ごと来るざます。左はビーフ、右はターキーのローストで、それぞれに４種類ずつぐらいソースがつく。ベジタリアンなはなちゃんは、もうこの光景自体が「ゲロゲロ」なのだそう。私もフルーツイグアナと化して、ひたすらフルーツとチーズを食べまくる。そうこうしている間も、斬り込み隊長MONちゃんは、あちらこちらとパーティを回遊しては人脈を広げていくのであった。その行動力、恐るべし。夜はこれで終わりかって？　MON、はな、ぽてやっこ、この3人が揃って、そんなわきゃないだろう。

2006年05月05日

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怒涛のユニバーサルスタジオ（午後の部）

午前中のズブ濡れ絶叫マシン行脚で、かなりお腹いっぱいな感じではあるが、午後は「これでもかっ！」とユニバーサル・スタジオ・フロリダへ。行ったことがないので、定かではないが、大阪のUSJはたぶんこっちに似てるんだろうな。↓R2号さんとしゃりさんにサービスショット。こんなクラシックなアメ車がゴロゴロいるのよ。シュレックやE.T.など、なごみ系アトラクションで体をほぐした後は、ビートルジュースのライブにGO。全然盛り上がらないシラケた会場に背を向け、前から３列目でノリノリにノリまくる。レビューづいたところでブルースブラザースのショーへ。炎天下、最前列で盛り上がっていたら、アクロイドもどきにご指名を受けて、一緒に踊らされてしまった。まるで盆踊りのように、アクロイドもどきとベルーシもどきの後に続いて踊りながら会場を一周。ああ、こっぱずかしいが、この際しょうがない。ぽてやっこの「いちばんスゴかったで賞」は、文句なしにハムナプトラの「Revenge of the Mummy」だ。終わってからしばらくヒザがワラッてヨロヨロしてしまった。何がそんなにスゴいのか書きたいところなのだが書けない。実は乗ってる間に何があったのか、記憶がほとんどトンでいる。マジでプチ記憶喪失状態なのだ。もう、いろんなものをチビリそう（あくまでも「そう」だからね！）になってしまった。はなちゃんの「一番スゴかったで賞」はMIBのエイリアン・アタック。「E.T.を助けたと思ったら、今度は宇宙人を撃つのか、忙しいな」と言いながらも容赦なく宇宙人を撃ちまくっていた。ライドがかなり激しく動くので、ハムナプトラとMIBは乗る前に荷物を全てあずける。このロッカーが指紋認証式で、ロッカーの番号を覚えていれば鍵はいらない。暗闇の中でぐるぐる回されたので「こんなに回されたらロッカー番号忘れちゃうよね～♪」といったら、はなちゃんは、まさに「忘れちゃった」らしく、ロッカーの前で右往左往していた。ええい、開けゴマっ！　って、ハムナプトラはエジプトだってばっ！明日からはコンフェレンスが始まるので、尼僧のようにストイックなお勉強生活を送るのだ。とはいえ、日頃の運動不足が祟って全身筋肉痛なぽてやっこ。ちゃんとイスに座っていられるのか……？＜ユニバーサル・スタジオ・フロリダでやっつけたアトラクション＞shrek 4-DThe Blues BrothersRevenge of the MummyBeatlejuce's Graveyard RevueE.T. AdventureMen In Black Alien Attack

2006年05月04日

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怒涛のユニバーサルスタジオ（午前の部）

四十路女が2人でテーマパークに行って何をする？そりゃ、もちろん絶叫マシンに乗りまくるのだ。今朝は早起きしてユニバーサル・リゾート・オーランドにタクシーで乗りつけた、はなちゃん＆ぽてやっこ。ガイドブックには「フロリダのテーマパークは広いので1日１パークが基本」と書いてあるのだが、そんなことは知っちゃいない。私たちの辞書には「大人なんだからユルユルと」なんて言葉は載っていないのだ。ホテルのカウンターで「1日２パーク券（日本のガイドブックには、その存在すら載っていない）」をゲット。そこに、けっこう高い有料のエクスプレスチケット（ファストパスみたいなもん）まで買って準備は万端だ。午前中はまず、「私は水と岩石が好き（はぁ？）」というはなちゃんの希望でアイランド・オブ・アドベンチャーのトゥーン・ラグーンへGO！最初にPopeye & Bluto's Blige-Rat Barges　に乗った。途中、スタッフのおばさんが「びしょびしょになるからポンチョ着たほうがいいわよ」というから、６ドル出してポンチョを買った。でも、乗客の誰もポンチョなんか着てないんですけど？？それもそのはずで、横から上からザッパーンと大波が来て、ポンチョなんかなんの意味もない。ものの１分で全身ずぶ濡れになった。いや、マジで胸の谷間に水たまり。オマケに１周して戻ってくると、係の兄ちゃんが「もう一回いってみる～？」というので、そのまま続けて２回乗ってしまった。そこから、こんなのや……こんなのに乗りまくり……お昼になるころには、パンツのスソもTシャツの袖も、絞ると水が滴るほど。ズブズブに濡れたところで水の神様ポセイドンの本拠地ザ・ロスト・コンティネントへ。まずは、昼飯前のアイスクリームサンデー。その名もトレジャーボックス。これぞ、アイスクリームの宝箱や～～～!お腹が落ち着いたところで、シンドバッドの冒険スタントショーを見に行く。このころから園内にだいぶ人が増えてきて、エクスプレスが威力を発揮。おお、大枚はたいた甲斐があるじゃないか。↓シンドバッド、濃い顔です。腹もくっきり割れてます。姫はかわいげなく強いっす。叫びまくり、濡れまくって、腹ペコになったところで、お昼はThe Enchanted Oak Tavernのテラスでターキーレッグをオーダー。まさにギャートルズな肉。決してトウモロコシが小さいわけではござんせん。↓ペアダ氏にサービスショット。ご飯を食べていたら覗きに来た。でも食べ物やっちゃいけないの。さ、お腹もいっぱいになったところで、午後もハリキってまいりましょう！＜アイランド・オブ・アドベンチャーでクリアしたもの＞Popeye and Bluto's Blige Rat BargesDudley Do - Right's Rip Saw FallsJurassic Park River AdventurePoseidon's FuryThe eighth Voyage of Sindbad Stunt ShowThe Amazing Adventures of Spiderman

2006年05月04日

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びしょ濡れでワイルドな1日

ユニバーサル・スタジオで、文字どおり「ぶっ倒れるまで」過激に遊んでしまいました。というワケで、ちょっとぶっ倒れてきます。ご報告はのちほど、もうちょっと回復してからね。あああ、明日からコンフェレンスが始まるのに、こんなに疲れててどうしよう。で、体中痛いくらいに日焼けだす。

2006年05月03日

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はなちゃん到着！

午前中はよい子に原稿を書いていたのだが、外のどピーカンが気になって、全然筆が進まない。「ふっ……どうせ連休明けまで読まないわよね」とタカをくくって途中で放り出し、午後から遊びに出た。「遊びに」といっても、モールぐらいしか行くアテもない。今日もしっかりバスに乗って、周辺では最大規模というオーランド・プレミアム・アウトレッツにいってみた。おお、ここはけっこう人がいるじゃないか！一昨日行ったフェスティバルモール（オール・インドア）と違って、ここは広い敷地内に“路面店”が軒を連ねている。特に何を買うわけでもないのだが、ショッピングモールというのは目的がないクセにあるふりをして歩く散歩にはもってこいのところだ。ランチはフードコートのピザ屋でラザニアを注文。このガーリックパン（おばちゃん、お願いだからトマトソースにつっこまないでっ！）は、全然期待していなかったのだが、なかなかイケてモチモチ。こっちをコンプリしてラザニアは残してしまった。今日は誰も相席してこなかったけど、ハッシュパピーに入ったらいきなり「オーラ！」といわれた。結局、私ってナニジンなんだ？？ホテルに戻って「ちょっとお昼寝」のつもりが気がつけば夜だよ。あああ、原稿１行も進んでない。あと40行も書けばフィニッシュなのに、全然やる気にならない。どうでもいいおバカテレビを２時間も見てしまったし。そうこうしているうちに、待ちに待ったはなちゃんが東京から到着。2人でプールサイドのバーに「軽いスナック」をとりに行った。昼間は「いかにもフロリダ」なプールサイドも、夜はちょっと違う雰囲気。↓暗すぎて何がなんだかわかんないか。「アメリカの食べ物は恐ろしく量が多いから、とりあえず前菜２品だけ頼んで、足りなかったら追加しようね」と、言いながらオーダーしたのが下の２品。左はグリッツ（とうもろこしの粉）をピザ風に仕上げたもの。カリブ風スパイシーソースと書いてあったけど、全然辛くない。しかも、グリッツ腹にたまりまくり。でも、アメリカ人の目には美味そうに映るらしく「ね、それなんていう料理？」と聞きにきた人がいるからびっくりだ。右はオニオンリングのココナツフライ。ココナツソース、マンゴーチャツネっぽいスイートソース、マスタードソースの３種類がついてきた。下のポテトフライっぽいものは、実は「ポテト」じゃないんだけど、名前をど忘れ。ああ、思い出せない。気持ち悪い。まあ、味はまるっきりポテトフライなんだけど。（加筆：ユッカというラテンな芋でした）どっちもまずくはないのだが、とにかく量が多い。半分ぐらい残しちゃってごめんなさいだ。あ、はなちゃんと相談して、明日は1日ユニバーサルスタジオに行くことにした。滞オーランド6日目にして、やっとテーマパークデビューだよ。

2006年05月03日

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赤い洋梨

昨日はルームサービスで「軽く」しようとして失敗したので、今日はホールフーズ・マーケットで夕食の分まで買出ししてきた。左はシュリンプカクテル。これはランチにスシを食べたときに余分にもらってきたワサビと醤油で食べた。新鮮でプリプリ。全然イヤな匂いがしない。右は鶏とセロリのサラダ。写真で見ると鶏ばっかりみたいだけど、セロリもガッツリ入っている。ドレッシングはヨーグルトベースのアッサリ系。こちらも、ブロイラー系の鶏臭さがないところは流石。今後の野菜不足に備えて、プチトマトの大きなパックを仕入れてきた。パケには「グレープトマト」と書いてある。へ～、そう呼ぶんだ。味は日本のほうが美味しいかな。皮が硬いし甘みも少なめ。でも旨みは強いのだ。デザートに黄桃かイチゴを買おうと思っていたら、真っ赤な洋ナシを発見。こんなの見たことないので、ためしに買ってみた。どんな味だろう。日本みたいなアミアミで保護されていないので、かなり傷ついちゃったけど、それがまたいい香りのモトに。部屋に置いてあるだけで、フルーティな香りが楽しめて幸せ。そうこうしているうちに、東京からデザインラフのPDFが届いた。これ、本当だったら連休前に終わってる仕事なんだけど、先方の都合で伸びちゃって……。昔だったら「明けでいい」と言われるところ、便利になった分、こういうところは“不便”だな。しょうがないので、これから４ページ分原稿書きます（資料持ってきたのよ）。

2006年05月01日

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オーランドでバスに乗る

「もう今、オーランドでバスに乗らしたら私の右に出る日本人はいないね」つーくらい、バスのシステムとルートには詳しくなっちゃった。今日はその（無駄な）知識をフル活用して、バスの旅をしてきた。目的地はオーランド郊外、ウィンターパークという町のホールフーズ・マーケットだ。はいはい、NYでも興奮しまくっていた、あのスーパーっす。実は、フランスのボワロンという会社が出しているホメオパシーのレメディ（日本じゃ薬事法にひっかかって買えない）がほしくって、「フロリダに行ったら、ホールフーズに行って、ボワロンを買うぞ！」と、狙ってたの。ところがだ、オーランドにはホールフーズがない。一番近いのがウィンターパークなのだが、オーランドからは20kmも離れているだよ。しょうがないので、ホールフーズの店長にサイト経由でメールを出した。「え～、おたく様に行きたいんだけど、公共交通手段だと、どう行けばいい？」無視されたじゃあ、「ホールフーズでなくてもいいや」と、ボワロンの北米支社にメールを出した。「え～、おたく様の商品って、オーランドで確実に買えるのはどこ？」こっちも無視かよっ！ああ、怒りのパワーって偉大だわ。「こうなりゃ自力でたどり着いてやるぅ！」と、いろいろ調べたら、途中でバスを乗り換えればなんとか行けそうだ。ただし、片道２時間ね。↑で、私を乗せてくれた可愛らしいバスがこれ。頼めば自転車（２台まで）も運んでくれるらしい。右はいろいろな色やデザインが並ぶ、ダウンタウンのバス・センター。すべてのバスはここが起点になっている。昨日の日記で「オーランドはハリボテっぽい」と書いたが、それはホテルやアウトレットモールが集まっているインターナショナル・ドライブ界隈だけみたいだ。私が乗ったバスはハリボテ街から、超貧乏街を抜けてダウンタウンに着く。ここで乗り換えたバスは郊外の中流エリアから金持ちエリアを目指して進んでいった。バスの窓から見ているだけだから、サファリパークのライオンバスと大差がないが、それでも「人が生活している」気配が垣間見えるのはうれしい。「もう、いい加減バスに乗ってるのも飽きたなぁ」というころ、やっとホールフーズに到着！周辺は「エエとこ住宅地」で、スタバ（オーランドで初めて見たよ）なんかもある。風が気持ちいい外のテラスでは、ちょい早めのランチを食べている人がチラホラ。私もさっさと買い物を済ませて、ここでランチにすることに決めた。あーあ、こんなに↓買っちゃったし。ランチのためにゲットしたのは、デリのサラダバーのサラダ（計り売り）と、マグロとサーモンのスシ。サラダは大好きなビーツのピクルスをごっそりとった。ブラックオリーブとフェタ・チーズのディップも美味。で、スシなんだけど、これ、わかるかなぁ？　ご飯が玄米なのよ。ほら、ホールフーズってオーガニック系だから。ご飯はちょっとベッタリした感じだけど、ネタは新鮮でとってもおいしい。デリのスシとは思えないレベル。でも、日本人としては「茶色い米のスシ」って、やっぱ抵抗感じちゃうのよね。いい具合にお腹もいっぱいになり、夕食の食料をしっかりおさえて、乗り換えのためにダウンタウンのバスセンターに戻った。ところがだ、いつまで待ってもバスが来ない。理由は↓コレ。全米各地で行われた、移民に関するデモ行進。私の写真ではショボショボにしか見えないけど、実際はかなりの規模。この影響でオーランドのダウンタウンは４時間ほど機能がマヒしたのだそうな。いやはや、バスが30分遅れたぐらいは「運がよかった」クチなのかもしれない。遅れたから「ゴメンネ」という意味なのか、帰りのバスは無料になった。まあ、1日パスを買っちゃったから、ありがたさもイマイチなんだけど。↓バスディーポの警備に来ていたポリスマン。防弾チョッキを着こんで、リボルバーのほかにセミオートマティックまで持って完全武装しているわりには半ズボン……これがフロリダ気質ってヤツなのか。

2006年05月01日

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米国で、毒を食らわば……

近くのドラッグストアで延長コードを買って、やっと写真がつながるようになった。ホテルの写真は前の日記にアップしたので、見てね。まあ、元来“貧乏性”というのか、実際にやってみてわかったのだが「リゾートでゆったり、のんびり」というのがつくづく性に合わない。退屈でしょうがないので、市内のバス路線網を調べて、ショッピングモールに行ってみた。最初に行ったのが「フェスティバル・ベイ」というニュー・オープンのモール。「ニュー・オープン」といったって、2004年4月にオープンしたというのに、“まだ”半分ぐらいしかテナントが入ってない。まあ、自家用クルーザーの専門店とか、ウエスタンブーツだけで何千足もあるような店（写真左）があるので、アメ～リカンな気分が味わえないことはない。ここでは「アジア料理」のデリで“ヘルシーな和食”をオーダーしてみた。ドーン！右はテリヤキ･チキン、左はビーフの野菜炒め……ほら和食でしょ。「おてもと」もついてたし。これを持って、噴水脇のテーブルで食べていると、他のテーブルが空いてるのに20代ぐらいのお嬢さんが相席してきた。「ハ～イ、私シンディ（だったと思う）。そこのクレアーズで働いてるの」「あ、どうも、ぽてやっこです」なんか、やたらと人なつっこいなぁ。これって新手のセールスだろうか……と、思っていたら、「で、どこの店？」「は？」つまり、ハンパな時間に1人でご飯を食べていたので、どっかの店の新入り店員だと思ったらしく、声をかけてくれた……ということらしい。ご、ご親切にどうも。シンディ情報によると、このモール、当初の思惑を大きくハズレて全然テナントが入らず、当然客も少ないから景気が悪く、人の出入りが激しいんだそうな。ご飯を食べた後は、道を挟んで反対側（といっても、たどり着くのに10分ぐらい歩く）にある、ベルツ・デザイナーズ・アウトレットモールに行った。こっちも日曜の午後なのに、人少ね～っ！「高級ブランドものが半額」がウリなんだが、ここもテナントが歯抜け状態。２／３ぐらいしかオープンしていない。元気があるのはCOACHとラルフ・ローレンぐらい。たしかに半額なんだけどさ「この元値って気が狂ってない？　半額だって誰も買わねーだろ」という品揃えでゲンナリ。早々に退散してきた。結局買ったのは、このおバカなTシャツ１枚だけ。メンタル系のコンファレンスでこんなもの着ちゃう私って……。（ま、着るために買ったんだけど）もう、今日の分の根性は使い果たしてしまったので、夕食はルームサービス。「軽くサラダとデザートにしとこう」なんて一瞬でも考えた私ってバカよね。シーザー・サラダのシュリンプ添えね。ええ、海老が小さいんじゃありません。皿がデカいの。↓フルサイズのフォーク（けっしてデザートフォークではない）と比べてみると、ほれ！ちなみにデザートのキーライム・パイもサラダの皿と直径は同じ。つまりパイも巨大。今夜もひたすらプーアール茶だわ。

2006年04月30日

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名前を言ってはいけない、あのネズミ

ダイエットコークのアルミ缶と、ペナペナなプラカップを握ったまま離せないほどの乱高下フライト＋、高速道路でタイヤをきしらせながら爆走するシャトルバスの旅を経て、やっとフロリダはオークランドに到着した。今年度分のスリルは消費しきったので、もうユニバーサルスタジオにもディズニーワールドにも行かなくていい感じ。これ以上、スパイダーマンに揺すってもらう必要なし。はぁ＝＝３３それにしても、成田を発ってからこっち、いったい何人に「オークランド？　じゃあ、ミッキーに会いに行くんだね？」と聞かれたことだろう。最初のうちは「いや、そういうわけじゃなくて……」とか言っていたんだけど、だんだん面倒になって、しまいには「ええ、待ちきれないワ！」と、大嘘をつきまくった。顔ひきつっていたかも。いや、ネズミにはなんの恨みもない。ただ人だろうがネズミだろうが、ずっとファルセットでしゃべっているキャラというのがうっとおしいだけで。ほんのたまに首しめたくなるだけ。ただ、日本人なのに一人でオークランド、おまけに９連泊なんて、完全に変人。人様は「何しに来たんだ？？」と興味津々なようで。しかも、こないだニューヨークに行ってきたばかり（取材のときは面倒なので“観光”で入るの）なので、入管で「２カ月もしないうちになぜ？」と聞かれて困った。苦し紛れに、「こないだ来たときに、５月のお休みはぜぇ～ったいにディズニーワールドに来ようと決めたの♪」とまつ毛をパチパチさせてみた。でも、ここってネズミを無視すると、つくづくツブシがきかない街だ。ある意味、ラスベガス以上に「はりぼて感」満点な感じがする（って、まだご当地滞在５時間なんだけどさ）。チェックインしたホテルはフロントから部屋までゴルフ場みたいなカートで送迎されるほどのだだっ広さで、中で迷子にならないかと今から戦々恐々。周囲はマクドナルド（１つの交差点に２箇所ある）、バーガーキング、ポパイ（フライドチキン）、チェッカーズ（バーガー）、デニーズと、完全なジャンクフード・パラダイスだ。頼みの綱のドラッグストアもデリも、この私が後ずさりするような激ジャンク状態。消去法でいくと、とりあえず日本から持ってきたわさび柿種とバナナぐらいしか食うものがない。明日がんばろうっと（涙）。あ、ご飯といえば、久々に乗ったノースウエストの機内食がマシになっていて、びっくりした。ま、あくまでも「機内食レベル」なんだけど、ディナーはチキン・ビビンバ、ランチは日本風のソースヤキソバと、けっこうな意欲作だ。味もまずまずイケる。ただ、担当になったスチュワードのおっさんが、むちゃくちゃ怖くて、隣の席の兄ちゃん（思いっきりアメリカ人）が「ビビンバってどんなもの？」と聞いたら、「知らないよ。単純にチキンかビーフの２択だよ」と、言い放っていたのには驚いた。知らないって、あーた……。ホテルの電源がアホで、パソとデジカメが同時につなげない。というわけで、まだ写真はナシなの。ごめんよぉ。↓延長コード買って来たので、やっと写真がパソに移せる（涙）左が泊まっているレジデンスで、右が部屋からの眺め。２階建てなので、上の階のほうが景色がいいかと思ったんだけど、エレベーターがない。「HEAVY」のお墨付きをもらったスーツケースを持ち上げるはイヤなので、下にしとく。

2006年04月30日

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米国いやげものアルバム

バーニーズNYには10分しかいなくても、スーパーとドラッグストアには３時間かける私。今回も夜討ち朝駆けでスーパー１軒、ドラッグストア３軒を回ってきた。もちろん土産はこの４軒で全て調達だ（オタクですまん）。北米に行って、「ここだけは寄らずに帰れない」というくらい大好きなのがWHOLE FOODS MARKET。ひとことで言っちゃえば高級スーパーなのだが、デリあり、寿司バーあり、とんがったサプリ売り場ありの、私にとってはディズニーとユニバーサルを合わせたような「夢の国」だ。今回はきっちり45分しか居られなかったのだが、ここでなら丸２日つぶす自信がある！どしどし買ったぞえ。まず左は、アメリカに行ったら絶対に買う仏ボアロン社のホメオパシー（「ホメオパシーって何じゃ？な人はこちらをどうぞ）。奥のは風邪薬で、ひき始めのゾクゾクってときに飲むと「あら？　気のせいだった？」というくらい効く。今回は４箱ゲット。手前は「時差ぼけ用」キット。これもイイ感じで効くのだ。小さなチューブは外傷用のレメディ。ままりん用だす。右は以前“あ”に「よくぞ、こんな衝撃的にマズいお茶を探してきた！」とホメ（？）られたYOGI TEAシリーズの新顔、ピーチ・フレイバーのデトックス・ティー。今回もエエ仕事してくれそう。左：もうすぐイースターなので、各社から出ているチョコのイースター・バージョンいろいろ。右：日本では売っていないスプレータイプのリステリンと、シナモン味のリステリン・フィルム。もちろんこれは「箱買い」だす。左：熊王家のキリプレにもなった「突然死」ことSUDDEN DEATHの極辛チリソースを発見購入。ドクロのキーホルダーつきね。右：「ママ・ズーマの復讐」という物騒な名前のポテチ（ハラペーニョ味）も強烈な辛さ（涙）。風邪をひくと必ず喉をやられる自分用に、咳止め各種を買いだめ。アメリカのは日本で認可されていない“ヤバい”成分がたっぷり入っているので、コーンと効く。右は今回初めて見た、フィルムタイプの咳止め。コレはすごくイイ！　もっと買ってくればよかった（つーか、こんなにすぐ役立つとは……）。レジ外のイートインスペースで、怪しい赤紫色（イケイケなチェリー味）のスムージーを飲んでちょっと一服。ああ、買い物ってやっぱ楽しい！スーパーが入ってたショッピングモールの入り口には、私とタイマン張れそうな巨大ヌード像が……。みんな“触りたいところ”は一緒らしく、先っちょだけ金色にキラキラと輝いていたじょ。

2006年03月20日

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帰ってきました

昨晩成田に到着。無事に帰ってこれたのはいいが、ばあちゃん（ままりんの母ね）が亡くなっており、今晩お通夜になってしまった。混乱の中ケガ人を連れていくので、なんとか「滞りなく参加できればOK」という感じで、今のところあんまり「ばあちゃんが死んだんだ」という実感がない。お経の最中、時差ボケだからといってイビキをかかないように、というのが今の目標。寝ぼけて親族席のイスから転げ落ちたらシャレにならんわい。ということで、アメリカ話は「もういいよ」という頃にボチボチと書かせてもらう予定。とりあえず、「いかにも」なプレッツェル屋さんとベーグル屋さんの屋台画像を貼っときますです。

2006年03月12日

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東海岸「鮨」三都物語

アメリカで「何を食ってきた？」と聞かれれば、答えは「鮨」だ。ワシントンDC、ニューヨーク、フィラデルフィアで、それぞれ「ここが一番」といわれる鮨屋を制覇してきた（いや、いろいろ事情があったのよ）。まず最初に行ったのが、ワシントンDCの「かわさき」。閉店間際のギリな時間帯だったけど、ヘンにアメリカずれしていない普通の鮨を「日本ボリューム」で出してくれた。ここで旨かったのは、地元チェサピーク湾で獲れたソフトシェルクラブの唐揚げ（おかわりした）と、蟹の身を贅沢に使ったクラブケーキ（さつま揚げみたいなもん）。もちろん鮨も旨かった。NYでは、「夜だと高い」ということで、マンハッタンの寿司田のランチタイムに潜入。12時ちょっと前に入ったのだが、文字どおり「あっ」という間に店内は満席。入り口近くの行列に恐れをなして帰っちゃう人もチラホラいる。さすがは、金持ちで新しもの好きのニューヨーカー。ビジネスマン風のおっさんが、平気で30～40ドル相当の鮨をバクバク食べている。貝の刺身なんかに目を細めて旨そうにしているから「お、通だね」と思っていると、飲み物がダイエットコークだったり、レモンスカッシュだったりするのよね。とほほ。で、私が食べたのがランチの巻物3種類+握りのセット。サラダとみそ汁がついて30ドル。いっとくけど、これで間違いなく1人前なのだ（ピンボケですまん）。最後に行ったのは、フィラデルフィアのホテルのお姉ちゃんイチオシの鮨屋「源氏」。店内のカウンターに座っていたのはオールアメリカ人。あとでブログで検索したんだけど、この店、自称「鮨通」な方々の間では話題になってない。いわゆる“アメリカ人ウケ”な店なのか？ここでテーブル席を頼めばよかったのだが、「おまかせ」で一貫ずつ食べたい私たちはカウンターへ。で、隣の席にいた妙に鮨通な自称「ニューヨーカーな婦人科医（学会に出席中）」という酔っ払いになつかれてしまったのだった。この人、日本酒の好みも相当なツウ。ここで担当になった板さんは「米国で握って10年目」だそう。イカが旨くておかわりを頼むと、２貫めはサッとシソの葉を入れて握ってくれる……そんな感じの人。「やっぱ大西洋側に来たらアトランティック・サーモンだべ」とかいっていたら、ネタは全部「日本からの冷凍便」なのだそうな。ゆっくり鮨を楽しみたいんだけど……隣の医者オヤジがウルサいので集中できず。写真もこれしか撮ってない。本当はもっと旨そうなものをたっぷりと食べたざます。

2006年03月11日

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ハードロック・カフェinワシントンDC

ワシントンDCの初日は、朝イチがインタビューで、その後はいわゆる“街角ショット”の撮影日。ホワイトハウスやらFBIビルやらを撮りながら、なだれ込むようにランチタイムに。まだ元気いっぱいの私たちは、「何食べたい？」「何でも食べるぞ！」「んじゃ、思いっきりアメリカっぽいものイキますか？」と、思わず近くにあったハードロック・カフェへ。ああ、これって典型的な観光客だよなぁ。でも、ハードロック・カフェって、世界中どこで入ってもこんな雰囲気だよね。で、接客も思い切りイチゲンさん相手。そんな「おまいら２度と来ないだろう」オーラバリバリのウェイトレスが、どう考えても“故意に”オーダーを間違えた、豪華前菜盛り合わせが左。どーん！まあ、案外旨かったからいいけどさ（と、闘いたくない日本人は特に抗議をするでもなく、チップでオトシマエをつけるでもなく、黙々と食べてしまうのであった。いや、私ひとりだったら、とことん戦うけどさ、金出す人が「いいよ」っていうしさ……）。食べかけ写真で申し訳ないが、BLTサンドは普通に旨かった。ちゃんとハードロック・カフェの旗も立ってたし。ジョージタウンで、Dean＆Deluca発見！東京にだってあるんだから「あるね」で済ませればいいのに、しっかりお茶してしまう私たち。でも、店内は工場風で天井が高くて、イートインスペースには犬連れの人がなごんでいたりしてイイ感じなのだ。Ben＆Jerry'sもあったので、記念撮影。ああ、やっぱアイス食べればよかったかも。

2006年03月08日

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駅弁ならぬ……

今回の東海岸ツアーはNYに入って、そのまま乗り継いでワシントンDCに飛び、そこから、DC→NYと、フィラデルフィア⇔NY往復はアムトラックを使った。ギリギリまで街の撮影をしていたりするので、それこそ列車に飛び乗る勢い。「あわててヘンなもの食べるよりイイわい」と、駅でランチBOXを調達して車内でじっくり味わうことになった。最初に食べたのが、この超ド級クラブハウスサンド。アメリカのサンドイッチの“お約束”で、ちゃ～んとポテチとピクルスもついとりやす。で、これ全部で「２組」、つまり１組が１３cmぐらいの厚みなのだ。次に食べたのが、直径10cm巨大ラップサンド。でも、これって、ローファットなトルティーヤとターキーの組み合わせだから、米国的には「とってもヘルシー」なランチなので、最後にフィラデルフィアの駅で買ったのがケシの実のベーグルとクリームチーズ。「なにかフィラデルフィアっぽいものを食べよう」ということになり、買ったのは結局“フィラデルフィア”だった、と。でも、ベーグル屋の兄ちゃんがめちゃくちゃ明るい面白い人で、ベーグルはちゃんと２つに切ってトーストしてくれた。でも、３人なのに、クリームチーズが５つなのはなぜ？？細かいことは気にしないのがアメリカ流なのかな。

2006年03月07日

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鯖寿司と黒おたべ

昨日のびわ湖取材。「うわー、東京はざんざん降りだったけどびわ湖はいいお天気でよかったなぁ。写真もばっちり撮れたぞー！」よかったよかったと、地元在住カメラマンさんの案内で、三条の居酒屋で評判の鯖寿司と穴子寿司をゲット。駅で前から気になっていた新製品黒おたべも買って、さあ新幹線に乗ろうと思ったら「運休」「運転再開の見込みナシ」じゃん。ゲロゲロ～。お天気良かったから台風のことなんて、すっかり忘れてたよ。ということで京都で一泊してきました。もう、京都は同じような東京もんがホテルの争奪戦を繰り広げており、シングルの空きが全然ない。もう何軒電話したことやら。やっとこツインを１部屋確保して落ち着いたところで家に電話。私「今晩は帰れないわ。京都に泊まる」ままりん「え、じゃあ鯖寿司はどうなるわけ？」一応、私の心配もしたほうがいいと思うぞ。寿司は、居酒屋のおばちゃんが「明日まで大丈夫」っていってたし。一夜明けて。今度は「早く帰らねば」という東京もんが京都駅に（たぶん大阪、名古屋にも）あふれ、午前中の新幹線は席がとれない！しょうがないので、グリーン（自腹）で帰ってきましたよ。とほほ。家に帰ってきて「ただいま」といったら、まず「お寿司は？」だと。「お帰り」とか「大変だったね」ぐらい言ってもバチはあたらんと思うぞ。でね、これがそのお寿司。真夏に1日たった寿司とは思えない旨さでございました。私の感覚だとしゃりがちょっと甘すぎなんだけど、そこは関西好みということで。で、黒おたべは本当に真っ黒！中は胡麻餡でございました。

2005年08月26日

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京都パン屋めぐり【2日目】

二日目の朝はホテルの一室で始まった。もちろん「パンで朝食」だ。出かける支度をした後、“あ”の部屋に行ってみると、昨日買ったパンがきれいに解体されている。“あ”が東京から持ち込んだまな板の上でだ。「はいこれ、“ぽ”の分ね。ほい写真撮って」“あ”の説明を聞きながら、次々に写真をとって、“持って帰る分”と“今食べる分”に分けていく。昨日コンビニで買ったインスタントコーヒーをカップで作って飲みながら、次々と珠玉のパンがおなかの中に消えていく。思えば、こんなにまったりとテレビ見ながら朝ご飯食べるなんてしばらくぶりかも。昨日は途中でへたばって「バ、バスぅ～」とか「タ、タクシィ～」とか泣き言をいって“あ”に蹴りを入れられていた私も、今朝はパン食って元気（たぶんね）。今日はここから一路宇治に向かう。＜たま木亭＞黄檗の駅から徒歩5分、日曜の朝なのに、人がたくさん出入りしているので、すぐに「あそこだ！」とわかった。ここはご主人の玉木さんがクープ・デュモンドの日本代表だったことで有名な店。店に入るか入らないかのうちに、“あ”は再び大興奮モード。でもその気持ちはすごくわかる。ここんちのパンは見た目からして非常に“そそる”のだ。見ているだけで幸せになるパン。あんまり“欧州の本格派でございます”というタカピーな感じがなく、ペストリーも惣菜パンも「味が想像できるけど、知ってるパンより相当旨そう」と思わせるパワーがある。お客さんの中には、ご近所のおじさんっぽい人など、けっこう男性が多い。“あ”と協議の結果、早々とここでランチ用の惣菜パンを買ってしまう。だって、胡桃パンのクリームチーズ＆ラムレーズンサンドとか、梅しそチキンカツサンドとか、もう「食べなかったら一生後悔するかも」っつー顔してるんだもん。＜東風＞宇治から電車を乗り継いで、叡山電鉄の一乗寺へ。まずは駅にほど近い東風（こち）にＧＯ！。ここは山梨で修行をした山岸さんが野菜を発酵させた天然酵母で作るパン。シンプルで素朴っぽく、噛めば噛むほど味が出てくるしっかりとしたパン。天然酵母パンは保存がきくので、ここでは私も興奮モード。けっこうがっつり買ってしまった。＜こせちゃ＞駅をはさんで反対側。詩仙堂にほど近い住宅地にある「こせちゃ」も天然酵母を使った自然派のパン屋さん。材料にはすごくこだわりがあるようで、酵母は自家製の“ごはん酵母”や果実酵母、塩は天日海水塩、くるみやレーズンも有機栽培のものを使っている。「こせちゃ＝cosecha」はスペイン語で「収穫」とか「刈り入れ」という意味だそう。ここではじゃがいものフワフワパン、にんじんパン、コーンのパン、ごはん酵母の全粒粉食パンなどをゲット。とはいえ、「今日食べてくださいね」ものがあったのと、おいしくて「写真撮ってる場合じゃない」ので、今残ってる画像は、このにんじんパンだけ。＜Les bles d’or＞一乗寺からタクシー（またまたへばってきた私）に乗って下鴨高木町まで。今回のパン屋めぐり最後の店、Les bles d’or（レ・ブレ・ドオル）へ。ここは広い店内に美味しそうなパンと焼き菓子がきれいにディスプレーされていて、文字通り「あれもこれも」ほしくなる。そこへ追い討ちをかけるように「○○が焼きあがりました！」「焼きたての○○です！」と次々と焼きたてパンがやってくる。もうたまらん！ここではパネトーネ菌を使ったパンドーロやちょっと変った形のカレーパンなどをどっさりゲット。「もう最後の店だ、ドーンと来いっ」って心境ね。ここからはバスで京都駅へ直行。でもバスの車窓から見ると、北大路って、まだまだおいしそうなパン屋がいっぱいあるのよねぇ。く～行きたい！京都のパン屋恐るべし！

2005年07月26日

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京都パン屋めぐり【1日目】

朝９時の新幹線で一路京都へ。新幹線を降りて、一路目指したのは北野天満宮。今日はここを起点に“今出川パン屋ストリート”を東に向かいながら、今出川大宮のル・プチメック同志社大学そばのezu blue荒神口河原町のhohoemi河原町丸太町のボンボランテ二条通り麩屋町東のBREAD☆ROOMの、５軒を回る。＜北野天満宮＞北野天満宮は菅原道真公を祭った、いわゆる“天神様”。道真公は丑年、丑月、丑日、そして丑刻生まれのウッシーな人らしく、境内には“お使い”といわれる牛の像がいっぱい。さらに、本殿の前では盛大に梅干が干してある。さすがは“梅”の天神様。これを食べると頭良くなる？＜Le Petit mec＞Le Petit mec（ル・プチメック）はイートインもある、とってもおフランスな雰囲気のパン屋さん。イートイン＆カフェも充実していて、とってもイイ感じ。こんな店が家の近所にあったら心底ヤバい。トレーとトングを持ったとたん、興奮に震えている“あ”の腕をつかみ、「いい？　まだ初日の１軒目だからね」と抑えながらカフェに席をゲット。自分用にパンを選ぶ。奥の２つ切りにしたのが、グリルチキンのサンドイッチ。ブラックオリーブのペーストがなんとも旨い絶品だ。左はグリッツをまぶしたコーンブレッド。手前がアンチョビ入りのクロワッサン。この他にも、４種類のスティックパン、カレーパン1号＆2号などをゲット。カレーパン１号は、今回４種類食べた中で１等賞。スパイシーで、また食べたくなる味。＜清明神社＞おなかがいっぱいになったところで、あの「陰陽師」で有名な清明神社に寄り道。ひっそりとした境内には、五芒星マークのお守り袋や清めの“お砂様”など、妖しいグッズが。外のお土産さんにもニッコリ顔の式神など、陰陽師グッズがテンコ盛りだった。＜ezu bleu＞いやぁ、京都で何が困ったって、ネットの住所検索で検索不可能なこと。ここって、日本の番地制度の完全な番外地なのね。「～町西入ル」とか「荒神口下る」とか、地図の上にポイントをつけていくのがすごく難しい。その筆頭が、このezu bleuで、現地に行ってみるまで「同志社大学に近いらしい」以上のことはわからなかった。大学の入り口で教えてもらってたどりついたのだが、小さな店の中は人でいっぱい。ここは斬り込み隊長の“あ”に任せて、私は外で待機だ。外で待っている間にも、どんどんお客が来る。中にはタクシーで来て、待たせて置いて買いに走る人もいる。いやぁ、えらい人気だ。↓これはクランベリーと松の実のパンね。＜hohoemi＞そこからテクテクと歩いて、鴨川方向へ。地図で見ると「このあたり」なんだが、目当てのパン屋「hohoemi」が見つからない。いかにも“近所の人”な感じのおばさまに聞くと「住所はこのあたりだが、パン屋さんは……？」という。うろうろと探すこと数分。やっとhohoemiが見つかった。これが京都での店探しの難点その２。入り口（間口）が小さくて、目だたないのだ。（発見のうれしさで、外観写真を撮るのをすっかり忘れた）Hohoemiのパンは基本的に無添加。店内にはジャムやカップに入ったハーブティなんかもある。↓アーモンドのパンはサクサクですごく香ばしい。右はマスタードとベーコン入りのパンとベーコンのエピ。同じような組み合わせなのに、味わいは全然違う。エピは細工が超細かい。ひたすら脱帽！＜ボンボランテ＞hohoemiからさらに河原町通りを下ったところにあるはずのボンボランテ。実は地図を見間違えて通りの反対側を歩いてしまったため、通り過ぎてしまった。近くのコンビニで「近くにボンボランテっていうパン屋さんありませんか？」と聞くと、レジの人が少し考えてから「ああ、ありますね、この通りを少し上がったところ。でも、目立たない店ですよ」と、教えてくれた。しばらく来た道を戻っていくと、なにやら薪がいっぱい積んである店が……あ、ここが噂のボンボランテだ！店内には白いドーム型の窯がある。↓左からパンプキンシード、もち麦、木の実のデニッシュ、２種類のラスク。木の実のデニッシュは“気絶もん”のうまさでした。＜BREAD☆ROOM＞最後にやってきたのは、二条通りの“非常に京都っぽい”一角にあるBREAD☆ROOM。ここも隣にカフェ併設ですぐにパンが食べれるお店。「まだイケる」とサンドイッチをオーダーした“あ”を尻目に、暑さでヤラレた私は黄色いスイカのかき氷をオーダー。このカキ氷、黄色いスイカを凍らせて、そのままかいてあるのです。うま♪

2005年07月24日

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なぜ「京都のパン屋めぐり」になったのか？

まず、「なんで今頃」「なんで京都のパン屋か」という話をしなければ。実は、サシャ・ヴァルツ＆ゲスツというドイツのダンスカンパニーが2日っきりの来日公演を大津の「びわ湖ホール」でやるという情報をゲット。「これは見に行かねば」と思ったのだが、日帰りは相当キツい。それで「どうせなら京都観光をくっつけて１泊2日で」という計画を立てた。で、「一緒に行かない？」と誘ったのがパン・オタクな突貫女“あ”だ。曰く、「あ、京都に行くんなら行ってみたいパン屋がけっこうあるんだよね」。と、ここまでは「いいよ、じゃあパン屋にも行こう」と軽く考えていたぽてやっこ。後日“あ”送られてきたメールを見たら、「マスト店」だけで７軒、「ぜひ店」も２軒、合計９店もあるではないか！「冗談じゃない、いくつか落としてやる！　ルート的に無理があるはずだ」と思いながらネットで調べていくと……あら、あらら、全部落とすには惜しい店じゃない。しょうがないので、1日目　パン屋５軒めぐり＆びわ湖ホールでサシャ・ヴァルツ＆ゲスツ2日目　パン屋４軒めぐり＆お土産ゲットというすんごいスケジュールになってしまったのだ。パンは、１　イートインで食べる２　ホテルで食べる３　2人で分けて家に持って帰るの３パターンになるので、私はアーミーナイフ、ジップロック、ビニール袋、紙ナプキンの束などを持参。紙ナプキンの束は「さすがにやりすぎかな」と思ったのだが、“あ”はなんと、パンカッター、まな板、キッチンペーパー（ひと巻き）持参で現れた。“オタク”のパワーってやっぱすごいわ。↓ホテルでの作業現場“あ”はまな板まで用意してきた。

2005年07月24日

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京都パン屋めぐりから帰ってきました！

パン屋以外には見向きもしない京都の旅から帰ってきました。９軒回ってきた。日焼けで顔と腕がイテテです。で、大量のパンと漬物を抱えて帰り、当分はパンと漬物以外は食べられない女になりそうです。あうあうぅぅぅ。つーことで、ルポは追って。いやぁ、全然回りきれてないわ。京都は旨くて安いパン屋がいっぱいで、ひたすらびっくり。

2005年07月24日

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在香港ぽてやっこ【おまけ】

今回、evikunの次男が「森永チョコボールの、中がキャラメルのやつが食べたい」というので調達。そのバーターということでevikunに頼んでおいたのが、タイでしか買えない　からい系のかっぱえびせん。こんなに持ってきてくれただよ。予告を受けていたので、私は大きめのスーツケース（７～10日用）を持参したのだが、すぐにパンパンになり、自分で買ったお土産が入らない。このスーツケース、フタ部分のチャックを開けると10cmほど幅が広がるので、それでやっと全部を収納。この機能、買ってから初めて使ったよ。めでたし、めでたし。ところが、帰りに成田の税関でひっかかってしまった！人相良好な私にとって「荷物を開けて見せろ」といわれたのは初めての経験だわ。「どちらから？」「香港です」「何日ですか？」「3泊4日です」係官、じっとスーツケースを見る。「申告するものはないんですね？」「ないです」「お金、どのくらい使いました？」「えー、３万円両替して、あっちでも少し出したから４万ぐらい」「……」（またスーツケースを見る）「何を買いました？」「食べ物とか……食べ物とか…………食べ物とか」「ご商売ですか？」「いえ……そういうわけじゃぁ……」「……ちょっと開けてくれますか？」「あのぉ、開けてもいいんですけどぉ。かっぱえびせんが大量に入ってますので、笑わないでくださいね」「はぁ？」　スーツケースを開ける。「あ、本当にお菓子ばっかりですね。こっちのダンボールは？」「ポテトチップスです。箱に入れないと砕けちゃうんで」「こっちもお菓子ですか？」「はい。開けましょうか？」「い、いいです」そりゃそうだよね。３泊４日（しかも実質現地２日）で↓こーんなデブ・スーツケース持って帰ってくるやつ怪しいって。

2005年06月08日

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在香港ぽてやっこ【DAY２－２】ペニンシュラで午後茶

やっぱ、香港といったら“お約束”でしょ、ということで、２日目のお昼はペニンシュラホテルのザ・ロビーでアフタヌーンティにしてみた（隣りだしよ）。もちろん“お１人様”だ。日曜の午後ということで、生演奏なんかもやってたりして、けっこうのんびりムード。細切れの菓子の寄せ集めで220ドル（3250円相当）もとるホテルだけあって、フロアスタッフは大変シツケがいい。ちょっと視線を投げるだけで担当者がスイッとテーブルに寄ってくる。＜上段＞トリュフ２種、プチフール3種、パウンドケーキ＜中段＞３種類のサンドイッチ（サーモンとクリームチーズ、キュウリ、ハム）、ほうれん草のキッシュ、オリーブとマッシュルームのペストリー＜下段＞レーズンのスコーン２個（クロテッドクリームといちごジャム添え）、フィンガービスケット↓下の２段はこんな感じさすがに３階立ては量が多い……と思ったら、中段を食べ終わると、さらにカップ入りのティラミス（ぐしゃぐしゃでマズいのだが）が出てくる。下の段のスコーンが２個ともレーズンというのはあまりにも芸がない感じなので、残しちゃったし。しかも、コーヒーのおかわりは追加料金をとりやがった。紅茶はポットでサービスするのに、である。味はまあまあなので、全体的には満足度80点といったところか。午後はペニンシュラのアーケードをぶらぶら。あんまり大きな声ではいえないが、このホテル、オークラとかオータニに通じる “終わってる”感が漂ってる。どこに行ってもスタッフはものすごくサービスいいんだけどなぁ。香港最後のディナーは、九龍酒店の地階にある海逸軒にした。なかなか評判いいみたいなので「泊まってるから」といって避けることもないっしょ。メニューを見ながら、前菜の盛り合わせ、魚の甘酢ライチー風味、マンゴープリン（自慢の一品だそうな）をオーダーする。と、数分後に「すいませんオーダーを確認させてください」といってくる。もう一度オーダーを繰り返すと、今度はマネージャーが、また「オーダーの確認を」といってきた。「おらおら、何やってんだぃ」とキレそうになっていると、「通常、この量はお1人で召し上げるのは無理です」という。魚の甘酢は酢豚の魚バージョンを想像していたのだが、どうやらかなりデカい魚の丸揚げをあんかけにしたものらしい。厨房から私の体型を見て「やっぱりカン違いだろう」「いや、アイツなら食いかねない」という議論があったらしい。そりゃ私はマクドナルドでバーガー6個（全部ポテトつき）を頼んで「こちらでお召し上がりですか？」と聞かれた女だけどさっ。結局、マネージャー（♂）が身もだえしながら「おいしいですぅ！」と勧めるので、チキンのヤキソバをオーダーし直す。で、料理がきたら、ここがけっこう“アタリ”でびっくりだ！マネージャー身もだえのヤキソバはたいしたことなかったが、前菜の盛り合わせは秀逸。特に、蝦餃は今回食べた中で文句なしにナンバーワンの味だった。写真で左側に見えているのは、もち米をココナツミルクと一緒に固めた、ほんのり甘いお餅。串に刺してあるのはカレー風味のチキンサテーだ。マンゴープリンは、「ベスト・オブ・ベスト」ではないけれど、ホテルが自慢するだけあって、非常にドラマチックな味。まず、マンゴー味のプリンの中に完熟のマンゴー（極甘）がゴロゴロ。そこに生クリームをトロリと流し、その上にレモンでしめた若めのマンゴースライス（酸っぱい）をオン。最後にピスタチオを散らしてある。ピスタチオの緑はキレイなんだけど、ちょっと食感が合わない感じ。私はないほうが好きだけど、これはこれでいいのかもしれない。かわいそうなので、いちおう“身もだえ”ヤキソバも載せてやろう。こうして香港最後の夜も腹いっぱいでふけていく。

2005年06月08日

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在香港ぽてやっこ【DAY2－２】スーパーだよん

2日目の朝ごはんは、バンコクに帰るevikunと次男と一緒に九龍酒店の朝食バッフェへ。洋・中・和（なぜか）がドドーンと揃うなか、飲茶系でまとめてみました（もちろん実際はこの３倍は食べたさっ）。食後は２人を見送ったその足で、ホテル周辺をブラブラ。私が泊まった九龍酒店がある尖沙咀（ちむさーちょい）地区は、地図で見ると単純なんだけど歩行者が渡っちゃいけない道とかが多く、遠回りしているうちにどこにいるのかよくわからなくなる。しかも、日曜日の朝１０時だっつーのに、この人の多さはいったい何なの？お酉様以上の人出対応仕様になっていないぽてやっこ、混沌の中でショック状態。それでもがんばって、巨大ショッピングコンプレックスの海港城（ハーバーセンター）までたどりつく。目的はここに入っている２つのスーパーマーケット、恵康（WELLCOME）とCITY SUPERなのだ。恵康はダイエーをちょっとアウトレットっぽくした感じ。品ぞろいはけっこう豊富で、値段もそこそこ。一方のCITY SUPERは高級志向で、麻布ナショナルマーケットと伊勢丹のＢ１を足して２で割った感じ。日本のスーパーにあって、この店にないものはない。日本食のデリも驚愕の充実状態だ。で、こーんなものを買ってみた。ＡＢＣＤ　Ｅ　Ａ　佛跳○という台湾由来のスープのレトルト。「坊さんも塀を跳び越えて食べにくる」ことから命名された薬膳スープで、あわび、なまこ、ほたてなどがわらわらと出てくる。本来はツボに入れてツボごと蒸してつくる。京王プラザホテル南園からの“お取り寄せ”だとン万円する。Ｂ　辣腐乳は、文字通り“腐った”匂いがする豆腐の発酵食品。味も見た目も沖縄の豆腐ように煮ている。お粥にまぜまぜして食べるとおいしい。Ｃ　お土産用に買ったプリンの素Ｄ　これまた、お土産用のタイガーバームの湿布薬（トクホン風）Ｅ　これもお土産用。李錦記ブランドの“COOK DO”系インスタントソース

2005年06月08日

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在香港ぽてやっこ【ＤＡＹ１・夜編】

香港に来て最初のディナー。実はevikunと事前に「着替えなきゃ行けないような店は行かないことにしよう。今回は高級店無視。“安くて旨い”を極めるのじゃー！」とネゴっていたので、私が持って行った着替えはＴシャツ、Ｔシャツ、アロハ、アロハ、パジャマってところ。それなのに、着いた早々evikunのやつ「あ、夕飯は香港在住の人と一緒に食べることにしたから、一緒に行きましょう」とか言い出すし。「げげげー、人様にお会いするような外出着は持って来てないだよ、あぁれ～ハズかすぃぃぃ」なんて言いながらアロハでＧＯだ。しかも、聞けばevikunもその人には１回しか会ったことないとか言う。いいのか本当に。地下鉄の駅を間違えて、遅刻しながらたどりついた崇高百貨店（そごう）で待っていてくれたのは、“香港マダム・オーラ”漂うご婦人。ターコイズブルーのシルク（オーダーメイドだぜ）がお似合いだったので、マダム・ターコイズ（長いな。マダムＴだ）としておこう。揃って香港デビューのくせに、予備知識ゼロな私たちにイヤな顔ひとつせず（お金持ちって鷹揚だワ）、マダムＴが連れていってくれたのは珍寶王國（ＪＵＮＢＯ）という有名な水上レストラン。いかにも香港なネオンに興奮したぽてやっこが、サルのように写真を撮りまくっていると、「ここは夜のほうが雰囲気いいかも」と、マダムＴ。そ、そうなのか。珍寶王國のインテリアは絨毯から天井、階段の手すりに至るまで“宮廷”風。ウェイターも気位高そう。おおおアロハ（しかも黄緑色）でごめんよぉ。シーフードがおいしいそうなので、ゆでた海老、ほたて貝のなんたら（うまっ）、イカとセロリの炒めもの、海老炒飯、鶏肉のレモン風味（うまうま）などを頂く。いつものことだが、旨そうなものを目の前にすると、興奮のあまり写真を忘れる。みんなであーんなものやこーんなものを想像して悔しがってください。で、マダムＴが「ここはスフレが美味しいの」とおっしゃるので、すかさずデザートはそれに。ウマ～い！　スフレというにはあまりに軽い、焼メレンゲと中間ぐらいのフワフワ加減なんだけど、ショウガ味でピリリっとくるのよ、これ。オーダーしてから時間がかかるそうだが（たしかにかかった）、これならあと3個追加しても食えますともっ！お腹いっぱいで、ボートに乗ってレストランを後にすると、おおマダムＴの言うとおり！水に浮かんだ珍寶王國、おそろしくキレイだわ！食事の後は「香港に来たからには百萬ドルの夜景を見なくっちゃ」ということで、マダムＴと一緒にタクシー（なぜかスピードのＣＤがエンドレスでかかっている）でビクトリア・ピークへ。トラムの駅を微妙にはずしたビューポイントでしばしキラキラにうっとり。なにが“百萬ドル”かって、1晩にかかる電気代が、なんだそうな。で、下山途中に、タクシーの兄ちゃんが「ここもいいよ」というところで、もう１度ストップ。なるほど、ここからは角度が違って見えるのね。お名残おしいマダムＴとは、崇高百貨店のところでお別れし、私たちはホテルへ直帰。いやはや、盛りだくさんな1日でござんした。

2005年06月07日

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在香港ぽてやっこ【ＤＡＹ１】

２日目の朝は、ホテルのロビーでバンコクから来たevikunとその次男（小１）と待ち合わせ。とりあえず「歩いて行けるところにしよう」と、香港文化中心の映月楼（いぇんゆっらう）へ飲茶しにいく。行くなり、ワゴンがわらわらと寄ってきたので、後先を考えず、海老春巻きや大根入りパイ、揚げ餃子、海老の米粉クレープ巻き、フカヒレ餃子入りスープなどをオーダー。ここは一応“ハーバービューを眺めながら”がウリなのだ。たしかに窓からの眺めは最高だったけど、目の前に蒸篭から目が話せないぽてやっこであった。もう１つ、ここのウリは動物の形をしたアニマル点心らしい。でも、そんなの回って来なかったよーな。つーか、甜点心ほとんど来なかったよーな。まあいいか、腹いっぱいだし。午後は「子どもが楽しめるところ」ということで、香港島の太平洋側にある香港海洋公園へ。どしゃぶりの中、ロープウェイに乗ったり、金魚の水族館を覗いたり、アシカのショーをみたり、なかなか楽しい。このロープウェイから見下ろす湾景が、都会的で忙しそうなビクトリア湾とは対照的にのどかで美しい。思わずロープウェイに２往復乗ってしまう一行であった。↓頂上の展望台でパチリ。雨なので景色ボケボケ。１号も濡れてます海洋公園のトイレをはじめ、香港中のいたるところにおいてあったのが、小心地滑という看板。日本風に言うと「足元にご注意ください」なんだろうけど、注意＝小心なんだなぁ。とにかく漢字がすんごく面白くて、evikunと二人で「あれを見ろ！」「こっちのほうがすごい！」と大喜びしてしまった。サウザンアイランド・ドレッシング＝千島汁エスカレーター＝自動電梯トイザらス＝玩具“反”斗城う～む。

2005年06月07日

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在香港ぽてやっこ【香港到着】

成田⇔香港往復で３万２千円。安いチケットにはワケがある。ＮＷの香港便って、成田夕方発・香港朝発だから、3泊4日ってゆーても、正味現地2日しかないのね。人気ないはずだよ。とはいえ、フライトは順調。ところが、香港に近づくころからだんだん雲行きが怪しくなってきた。なんだか、下に見える雲の塊がピカッ、ピカピカと光ってるみたい。「花火大会かしら。金曜の夜だし」なんてボケーっと考えていたら、目の前に青白い柱がビシッ！　きょえ～そこからは、もう目の高さで繰り広げられる大落雷ショーの間を潜り抜けるように飛び、飛行機は徐々に高度を下げていったのでした。着陸するとそこは豪雨の香港。「えー落雷の関係で空港施設に一部停電があり……」って、着いてから飛行機の中で30分も待たされてしまった。そのときは気がつかなかったけど、この“待ち”が後でけっこう大変なことに。というのも、待たされていたのは私の飛行機だけじゃないから、「ＯＫ」となったとたん、ものすごい群集が入国審査に、手荷物に、バスやシャトルに殺到して身動きがとれない。異国で1人、ヘロヘロになったぽてやっこは「げ、高けーよ」とか思いながら一番列が短いタクシーに乗って、チムサーチョイのカオルーン・ホテルに着いたのはもう夜中の1時ごろだった。部屋は日本のシティホテルレベル。ＬＡＮとかＦＡＸとかバリバリにビジネス仕様だけど、ちょっと狭いな。ま、1泊（公証）2万円～ってところを１泊1万2千円まで買い叩いてるんだから文句はいえませんな。でも、ペニンシュラの系列（お隣だり）だけあって、アメニティはけっこう充実。さっそく使ってお風呂に入り、ベッドに入ったところで本日は打ち止め。

2005年06月07日

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帰ってきますた！

今日、夕方東京に帰ってきました。まあ、もろもろはおいおいということでといっても、どうせ食うことばっかりなんだが。とりあえずご報告。←在香港ぽてやっこ　　注）横浜中華街ではありません。

2005年06月06日

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京みやげ

京都から帰ってきましたぁ♪なんか食べる話ばっかりで「いったい何しにいったんだ？」と言われそうだが、ちゃんと仕事もしましたとも。でも、やっぱり帰りはお土産買っちゃうし。誰に？もちろん自分に！亀屋良長の「鳥羽玉」は200年前の創業当時からあるお菓子。黒糖入りのこし餡のあんこ玉。小ぶりで地味な外見ながら口に入れると強烈な個性を放つ。４個で315円。缶がかわいいので買ってしまった御池煎餅。中身は軽い糯米粉の煎餅で、ほんのり甘い。22枚入りで1100円。読みはおなじ「かめやよしなが」ながら、こちらは亀屋良永。住所で見ると、やっぱり別の店。☆おまけ☆打ち合わせで食べた、ホテルグランヴィア京都「ル・タン」のケーキ。モンブランとはちょっと違うマロンクリームのケーキで、クランチやホワイトチョコなどが何層にも重ねてある複雑な味わい。ひとことでいうと「うま！」。

2005年05月09日

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京都でゆば三昧

気を取り直して、夕食は二条城近くの京ゆば処「静家（せいけ）」へ。ここは美山に本店があるゆば料理の専門店で二条城店はカウンター10席のこじんまりとしたお店。“お一人様”でも気兼ねなく予約がとれるありがたいお店だ。私の他はカップルが2組。どちらも地元の人みたい。ちょっと欲張ってゆばづくし11品のコース（5780円也）をお願いする。最初は食前酒の梅ワイン。ごめんね、ぽてやっこ姐さん下戸なのよ。でも、ちょっとなめたらフルーティでとってもいい香り。席にセットしてあった籠を開けると、そこには２種類の引き上げ湯葉。とろとろを、１つは甘みのあるつゆで、もう１つはわさび醤油で。つゆの方は素直に旨い。わさび醤油は、一瞬そっけない感じがしたが、こっちのほうが湯葉の味がよくわかる。次は刺身。まずは何もつけずに、湯葉そのものの味を楽しむ。あとはわさび、しその葉、クコの実などの薬味と一緒にいただく。さっきのとろとろ湯葉とは違って、弾力があり、しっかりした歯ごたえ。その後は平たい土鍋で湯葉のステーキ。お刺身で食べたいような生湯葉を、溶かしバターできつね色に焼く。湯葉入りサラダをつまみながら、焼けるのを待つ。湯葉＋バターという組み合わせは初めて食べたが、とってもふくよかな味。「湯葉だけでお腹いっぱいになるんかい」と思っていたのだが、このあたりでグググッと満足感がアップ。さて、次がクライマックスの湯葉のしゃぶしゃぶ。とろりと濃厚な豆乳の中で泳ぐ湯葉をすくってポン酢で食べる。かーっ、うめぇ！湯葉をすくいきったところで、豆乳ににがりを入れてぐるぐるかき混ぜる。ふたをしておぼろ豆腐ができるのを待つ間、ゆば包みの炊いたのが出る。包みの中は木耳や銀杏。そこにほんのり葛がかかって、生麩がひとひら。もうたまんないっ！で、できあがったおぼろ豆腐がまた旨い。まずは何もつけないで一口。大豆っておいしい食べ物なんだなぁとつくづく思う。ここで、ごはん、あられに切った湯葉とたけのこの炊き合わせ、とろとろ湯葉のおつゆが登場。まずは、白いごはんを炊き合わせで一口。それから、おぼろ豆腐をごはんにかけ、炊き合わせを薬味風にのせていただく。く～っ、あたしゃこんな贅沢なお豆腐ご飯、食べたことないよ。「はー、参りました」と堪能しきったところへ、デザートの豆乳プリンが。とっても上品で繊細な味。でも、下品なぽてやっこには、ちょっと上品すぎるかも。いやぁ、湯葉って、大豆って、どんだけ顔があるんだろう。ちょっとびっくりの一夜でございました。帰りはぽんぽこのお腹をかかえ、市バスで京都駅へ。デザートの不完全燃焼感を穴埋めすべく、駅ビルで京都のお菓子を見てまわる。でも、正直なとこ、お腹がいっぱいだとイマイチ燃えないのよねぇ。とりあえず、あの“いえもん”でおなじみの京都福寿園で抹茶のお菓子ヴァッフェルを1個購入。ホテルのお茶でにんまりと食べた。このお菓子、固焼きワッフル風の焼き菓子の間に抹茶クリームがたっぷりはさんであって、しっかり甘い。ああ、幸せ。さて、停電になる前に日記を……と思ったら、あれ？　モデムがつながらない？1時間近く格闘した末、フロントに聞くと、システムの関係でニフティなど「全国一括アクセスポイント」採用のプロバイダにはつながらないという。ガーン。んじゃ、明日の朝も部屋で仕事ができないってこと？？トホホでごじゃる。

2005年05月08日

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のぞみで駅弁

お昼ちょっと過ぎののぞみで京都に向かう。ランチは前から気になっていた駅弁コンテスト大人の部グランプリ受賞の「21世紀出陣弁当」（1000円）をゲットした。下りとはいえ、GW最終日の新幹線はさすがに満席。3人がけの窓際に座っていると、お隣さんがやってきて、やっぱり駅弁を食べ始めた。どうやら連休を東京で過ごした関西の人らしい。パステルの青い紙袋を「これでもかっ」と持っている。エクステばりばりコーンロウ＆つけ爪のお嬢ちゃんのチョイスは曲げわっぱ弁当にほうじ茶。おお、しぶいじゃん。私も新横浜を過ぎたあたりから、「こないだお見合いパーティのサクラのバイト行ったんだよぉ」なんていう話に耳をダンボにしながら弁当を広げる。すげー！さすがグランプリだわ。竹篭の中には、ぶりの照り焼き、バイ貝の旨煮、こんにゃくの味噌田楽、しそ薩摩揚げ、鶏唐揚げ、香り卵、野菜の炊き合わせ（里芋、椎茸、蓮、ごぼう、にんじん、ひたし豆）、栗甘露煮、昆布巻き、小女子の佃煮、おにぎり（ひじき2個、ゆかり1個）、漬物と、「もうヤケ」という感じの充実度だ。（こんなにきっぱり書けるのは、お品書きが入っていたからさ♪）バイ貝はホラ貝の、串こんにゃくは出陣旗の“見立て”らしい。それにしても、これでモトがとれるなら、普通の弁当はどんだけ儲かっているんだ！お腹いっぱいになってウトウトし出したところで京都に到着。最近、国内の出張はほとんど日帰りなので、考えたら京都に泊まるのは高校の修学旅行以来だよ。様子がわからないので、駅から1分、「しゃくとり虫でも這っていける距離」の新・都ホテルに決めた。楽天トラベルの直前価格だとはいえ、1泊6300円と激安なのが気にかかるが。ホテルは確かに駅から1分だった、一番はじっこからだけど。で、うーん「安そう」な外観。それでも、１階にはレストランもラウンジもあって、結婚式場もある様子。スタッフもやたら親切だ。割当てられたのはけっこう上の方の階、しかもツインの部屋でけっこう広い。バスルームは狭いがアメニティもOKレベル。ネットは無料でつなぎ放題じゃないものの、一応つながるようだ。これで6300円は安かったかも、と思っていたら、窓際のテーブルに「停電のお知らせ」が……。なになに、5月9日午前１～５時って、今日じゃん！先に言ってくれよぉぉぉ。

2005年05月08日

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今夜は京都で晩御飯

明日（月曜日）は京都で打ち合わせ。明日早起きして新幹線に乗るか、今日のうちに京都に入ってのんびりするか。悩んだ末に京都行き決定！　業界のお仲間silky嬢に教えてもらった、湯葉の専門料理店静家に“お一人様予約”入れちゃったし。なんか、東京でやっとかなきゃいけないことがズルむけしていそうで、ドキドキドキですが、まあいいか。とりあえず、行ってきや～す！

2005年05月08日

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香港で飲茶たらふくの野望（１）

知り合いにカミングアウトすると「ええええー」「飲茶フリークなアンタがまさか！」と驚かれるのだが、実はワタクシ、香港にも台湾にも行ったことがない。別に深い理由があるわけじゃなく、単純にチャンスがなかっただけ。ＧＷは混むし高そうなので、ほとぼりが冷めた６月ごろで検索してみると、あら飛行機なんて３万円代なのね……というわけで、急遽「６月に香港デビュー」「飲茶をたらふく」と決定した。楽天ブックスが「ポイント５倍づけ」だったのをいいことに、ガイドブックをしこたま購入。「ま、情報収集は大事よねー」などと言いつつ読んでいて、ハタと気がついた。飲茶っつーか、中華って１人じゃつまんないじゃん！たしかに飲茶は少量ずつ楽しめるのがいいところだが、餃子を３つ、シウマイを３つ……と食べていたらすぐにお腹いっぱいだ。うーん困った。ままりんの同行は３歳児を連れて歩くよりやっかいだ。それでも一応声をかけると、「６月？　悪いけど私、６月はスイスに行く予定なのよ」だそうだ。今のうちに謝っておこう。スイス方面のツアコンさん。ご迷惑おかけしますです。ふと、おさえた香港行きのフライトをよくよく見ると、夜着・朝発（だから安いのね）なので、香港にいられるのは正味２日しかない。たった２日を私と同じテンションで楽しんでくれるのは……あのお方しかおるまい。ということで、急遽バンコク在住のマダムevikunに「ねえねえ、６月に香港で遊ばない？」メールを送ってみた。うれしいことに次男（小１）も一緒に連れてきてくれるそうな。彼なら餃子１０個ぐらい食べてくれるだろう！いやぁ、持つべきものはノリのいい友。こうして私の「飲茶たらふく」計画は着々とカタチになりつつあるのだ。↓私の頭の中は、今まさしくこーんな感じ

2005年04月24日

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