|
カテゴリ:エフェクターコラム
前回のコラムでは、エフェクトのON/OFFが足でコントロールできると便利だが、フットスイッチが使えるエフェクターやDJミキサーは意外と少ないという内容のお話をしました。
そこで今日はSEND/RETURN端子が搭載されたDJミキサーでエフェクトのON/OFFをコントロールできる方法をご紹介します。 しかしながら、以前DJミキサーのコラムでご紹介しましたが、DJミキサーのSEND/RETURNの仕様は機種によって様々です。 例えばVestax PMC-05Pro3の様にフェーダーを通った後の音声信号がSEND端子から出力されるPreフェーダータイプ。 Pioneer DJMシリーズのようにSENDに音声信号が丸ごと送られるインサートタイプ RANE TTM56のようにDJミキサー側のDRY/WETフェーダーで原音とエフェクト音を調節できる タイプがあります。 今回ご紹介するテクニックではPioneer DJMシリーズのようなSEND/RETURNタイプでは使用できません。また、エフェクトの種類も、原音とエフェクト音を混ぜると効果的な空間系(リバーブやディレイ、エコー)限定となります。 今回使用するアイテムはこちら! BOSS FV-50L シンセサイザーなどのフットボリュームペダルの中にはペダルの動きの情報を送るタイプもありますが、こちらのBOSS FV-50Lはステレオ音声信号の音量を直接コントロールするタイプです。 これをDJミキサーのSEND端子のエフェクターのINPUTの間に接続すれば完成です。 例えばVestax PMC-05Pro3とEFX-500を使用した場合、設定は EFX-500のMIXツマミを全てEFFECT側に回し、使用したいエフェクト(エコーなど)を選択し、エフェクトON。 Vestax PMC-05Pro3のSENDとRCVのツマミを調節して、エフェクトをかけたいチャンネルをONにします。 この状態でBOSS FV-50Lを踏みこむとDJミキサーからのSENDの音声信号がEFX-500に送られエフェクトがかかった音がRETURNへ戻ってきます。 逆にBOSS FV-50LをOにすると、EFX-500には音声信号が送られないのでRETURNに音声信号が送られず、エフェクトがかからないという仕組みです。 この方式ですと全てのエフェクター、SEND/RETURN端子搭載DJミキサーに適用できるものではありませんが、考え方次第でこのように足でエフェクトをコントロールできますよ!という僕からの提案でした(^ー^)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月07日 17時09分24秒
[エフェクターコラム] カテゴリの最新記事
|