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テーマ:少年&少女サッカー(885)
カテゴリ:サッカークリ日記
今年の初め、クリが、右足外側甲の部分を痛がっていました。3日ほどして、念のために、外科に行き、「骨折はなし」「異常はない」との診断で塗り薬をもらって来ました。
それが、その後もしばらく痛がっていました。普段の生活で走ったり、運動しても痛いわけではなく、サッカーの練習中痛くなってくる。上から押さえると痛がる。痛がるポイントは一箇所。何か異常があると思うが…。元気に走り回っている姿を見ていると運動するなというほどでもない。痛みなので本人が一番分かるだろうが、心配なのは、医者嫌いのクリが我慢して「大丈夫、大丈夫、直った。」と言うこと。 「クリ、ここ痛い?」 「ゼンゼン。直った。」 「これは?」 「イーっつ。」 小指の中足骨の甲部分辺り。柳沢やるーニーとほぼ同じ場所。小学生年代の骨は、柔らかく、使い続ける、あるいは衝撃が続くと骨折しやすい。いい機会なのでインターネットやスポーツ医学書を調べた。当てはまりそうなのは「ジョーンズ骨折」。医者のほとんどが、「無理せず、痛みがなくなるまで運動を控えてください。」などという頼りない診断しか出さないそうだ。実際、レントゲンで発見できる頃には骨がくっついているらしい。かえって骨が丈夫になるのでほっとけばいいとも思うのだが…。 クリも半月ほどで痛がることはなくなりました。 この時から、子どもの体や症例に興味が湧き、とりあえず体の成長やトレーニングに関する本を読んでいます。予防するために、走り方、動き方、ストレッチ、トレーニングなど勉強しようと思わせてくれた事件でした。ダイエットにもなることも多く、自分にもメリットはありました。 (参考) 「ジョーンズ骨折」 (インターネット等から。) 疲労骨折の95%は下肢にみられるといわれているが、その中でも下腿(ふくらはぎの部分)と足に生じるのがその大半。足の骨では中足骨に一番よく見られる。特に小指の中足骨にみられる骨折のことを発見者の名前をとってジョーンズ骨折と呼び、下腿をよく使うサッカー選手などに多くみられる。 疲労骨折は症状が急激に現れるのではなく、少しずつ痛みが慢性化していき、発生当初はレントゲンにもうつらないため、痛みがあるまま競技を続ける選手も多くなってしまう。レントゲンで疲労骨折が確認できるのが3週間~6週間程度後といわれており(これは骨折後に形成される化骨がレントゲンにうつるため)、この状態はすでに治癒に向かっている状態と言うことができる。 偏平足の人やアキレス腱の硬い人などがなりやすいといわれているが、すりへった靴を長年使用していたり、床が硬いところでプレーを続けることでもおこる。痛みのあるままプレーをすることで疲労骨折が完全骨折になってしまったり、偽関節(ぎかんせつ:関節部ではないのに関節みたいになってしまうこと)になってしまうこともあるので痛みが続く場合は、原因となる運動をしばらく休むことも必要。発生当初は、RICE(Rest Ice Compression Elevation)処置を行い、レントゲンで疲労骨折かどうかを確認してから、その後の対応を決定していく必要がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.06.01 16:06:26
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