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テーマ:山登りは楽しい(12247)
カテゴリ:山の話
Part1の続きである。
最初の目的地である鉄塔に向かっていると、徐々に周りが霧で覆われてくる。霧というよりも雲の中に突入したようだ。雨が降っているわけではないが、細かな水滴が体を湿らすようになった。これはいかんということで、とりあえず雨具を着込む。そしてさらに進む。 そして登山口から50分ほどで鉄塔に到着。鉄塔上部を見ようとしても、白い霧にさえぎられて見えない。 ここで一休みをしていると、いつの間にあたりが白い霧に覆われるようになったきた。鉄塔の足元がすでに見えなくなってきた。 これではこの後どうなのかなとも思ったのだが、登山道は明瞭なのでこのまま頂上を目指して進むことにした。頂上付近まで行けば雲の上に出て、最高の景色を楽しむことが出来るかもしれないと密かに期待したからだ。 しかしその期待に反して、高度が上がれば上がるほど霧が濃くなってくる。雨具をかなり濡らし始めた。そしてそれに加えて風が徐々に強くなってきた。 そしてこの荒天を乗り切り、松手山に到着。しかし目的地はまだまだ先である。 そして松手山から30分ほどの地点に来たときがまさに強風のピークだ。冗談ではなく風で飛ばされそうになる。なんとか耐風姿勢をとりここをやり過ごす。 谷からの強風が一瞬霧を吹き払う。そのたびに目を凝らすのだが、頂上は見えない。しかし麓から風がまき上がっているのが見える。 Part3へ続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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